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・碁泥 … 柳家三三 ・バーテンダー … 笑福亭たま ・一眼国 … 三遊亭兼好 ・引っ越しの夢 … 三遊亭遊馬 お仲入り ・神崎与五郎/下 … 旭堂南湖 ・千早ふる … 春風亭一之輔 5.神崎与五郎・下/南湖 昨日までのあらすじから当然入る南湖さん。まずは、浅野内匠頭が切腹と成った際には、切腹の作法と言うものが有ったそうです。 それは、食事には何を食べるべきだ、とまで細く決められていたらしいです。ただし、講釈師の言う事だから、眉に唾は必要ですが… ここで、作法が無いと例えば、CoCo壱番屋のカレーとか切腹の前に食べられると具合い悪い!みたいなクスグリを入れる南湖先生。 そう言われると、時代劇でたくさん切腹の場面は観ていますが、腹を切る直前の食事についての描写は少ないですよね。 例えば、「子連れ狼」。主人公が公儀介錯人なだけに切腹シーンは豊富ですが、切腹する側の食事についての描写を、私は見ていません。 特に、第三部て金田龍之介さんが演じた、お毒見役の阿部頼母、こいつが、失脚する際に切腹を命じられますが、切腹を拒むくらいに意気地無しですからねぇ、最後の晩餐シーンなんてありませんでした。 さて、切腹の前の食事。それは、ご飯に汁物と魚、必ず魚はコノシロ(コハダ)だそうで、理由は青身魚は腹が裂き易いからなんだそうです。 更に、香の物として、沢庵が三キレ付いたそうで、これは(身切れ)に掛かっているからだとか。本当かな? 切腹の食事作法に続いて、切腹そのもののやり方を解説、実演する南湖先生。横一文字に切った後、刀を90°刃を上に返して、それを持ち上げる。 刃を抜かずに角度を変えて十文字ではなく、L字のように切るのが、切腹の作法・切り方なんだそうです。 客席も、南湖先生の動作に合わせて、切腹の練習をさせられました。何の役にも立たないけれど。 そして、討入りと言えば、表方から討入った浪士、裏門にまわった浪士、四十七士の名前を読み上げる修羅場ですよね。 南湖先生も、勿論、これをやり切り、拍手が起きました。これは、赤穂浪士の吉良邸討入りを一番最初に講釈にした赤松龍山! この講釈師の語りを借りての名演技でして、劇中劇ならぬ釈中釈なのです。 この赤松先生、江戸の釈場で赤穂浪士の討入りが大変評価になり、その噂を聞き付けた席亭から京・大坂での公演を依頼された。 それならばついでにと、東海道五十三次の宿場宿場でも、道中、この討入り公演をやりながらの旅にしました。 そんな赤松先生の公演が、牛五郎のいる浜松の宿でも開催された。それを見た牛五郎、自分は何て恥さらしなんだ!と改心して、 神崎与五郎の眠る泉岳寺へ行って墓守の僧侶を志願します。その時、神崎与五郎が書いた詫び証文も持参し、泉岳寺の住職がそれを浅野家の主君筋の安芸公へと献上されます。 これにより、芸州家には、堪忍に纏わる宝が三つ揃います。一つ目は、狩野元信の「堪忍 又潜りの蒔絵」 二つ目は、徳川家康が詠んだ「堪忍の袋を首にぶら下げて、破れたら縫え!破れたら縫え!」の歌、そこに三つ目として、神崎与五郎の詫び証文が加わったのです。 これを堪忍の三幅対として、長く芸州家では家宝として大切にしたそうです。 6.千早ふる/一之輔 もう普通に「千早ふる」をやったのでは、客席が満足しない空気を感じたのか?しったかぶりをする何て人がと振って「千早ふる」へと入りました。 いつもより、知ったか振りのご隠居のボケがキツ目です。最初、在原業平を「カリフラワー・カリフラワー」と飛ばします。 歌もカリフラワーなだけに、俵万智のサラダ記念日に掛けてボケ始めます。かなり、脱線気味に入るのでした。 更に、意味の説明では、竜田川を八五郎が相撲取りでしょう?!と、確信を突かれ狼狽するご隠居さんが可愛いのです。 そして、ここから困った場面では、当時の「月刊相撲」の5月号に書いてある!と、古い記録にあるの一点ばり。 八五郎が懐疑的になると、神保町の本屋に行ってみろよ!!在るから…と、毎回言い切る。 その一番笑ったのが、竜田川が千早・神代の花魁二人に振られた理由が、口臭が大層臭かったから!!大爆笑でした。 細かい八五郎のツッコミが厳しくてね。豆腐屋の実家の両親が、何で竜田川を四股名で呼ぶんだ!我が子だぞ!本名で呼べ。 隠居も負けてなくて、藤田憲子さんだって、我が子を若乃花、貴乃花って呼んでいた!豆腐屋だって、親方と女将さんだから、そう呼ぶんだ!! あと、個人的に受けたのは、八五郎が何でもこの話は五年で何とか成るんですね?の疑問に答えてご隠居さんが、 圓楽党は、五年で真打になるんだよ!それで困った人が一杯居るんだ…と、言ったは良かったが、気まずくなり口籠る一之輔師匠でした。 最後に、サゲの「とは」を笑福亭たまさんの「バーテンダー」から取ったのはナイス!!です。 7.成りきり笑点大喜利 歌丸…三三 小遊三…遊馬 好楽…兼好 一之輔…木久扇 圓楽…たま こん平…南湖 オープニングで、いきなり歌丸役の三三師匠が、客席に座ってオープニングコールして始まる。 幕が開いて、皆さんの自己紹介からスタート。このあたりは、まだまだ、笑点メンバーになり切ろうとしていました。 三三「えぇ〜亡くなった志ん朝さんは、実は新作落語がやってみたかったと、極親しい友人に語っていたそうです。 落語会の常識を古今亭から覆すエピソードだと思いました、司会の歌丸です。」 遊馬「熊本の方では地震の被害が深刻で、何とか義援金を送りたいと思って、いつもより沢山、自動販売機の下に潜っている小遊三です。」 兼好「仕事が無くて、ピンクの着物が買えずに、パジャマでの出演です。仕事下さい!好楽です。」(本当に一人だけパジャマでした) 一之輔「この度、後輩の一之輔くんが本を出しました、小学館から『面白ろ落語入門』って本です。是非、買って下さい、 買わないと、家がボロボロに成って、雨が降ると漏るから、ヤーネー!!木久扇です。」 たま「昨日もゴルフに行ったんですが、バーディが取れて嬉しかったんだけど、隣は何故か?パー(木久扇を指す)六代圓楽です。」 南湖「新潟で生まれて、お江戸日本橋で育ったこん平が帰って来ました。第二の故郷、日本橋!!懐かしゅう御座います。 昼間の道楽亭の会で「とらやの羊羹が好き!」と言うと、先程、とらやの羊羹を差入れで頂きました。東京の方は優しい! 尚、私のカバンには、まだ、若干の余裕が御座いますから、私に何か差入れたいものをお持ちの貴女!まだ間に合います。こん平です。」(1.2.3チャーラン!もやりました) ちなみに、座布団運びの山田くんは、兼好師匠の弟子けんだまさんでした。 ◇一問目:笑点の新しい司会者が◯◯さんに決まりました! どうなりましたか?と問われて一言。 突然、回答者五人が三三師匠に、解答例を示せ!笑点は毎回例があると言い出す。 三三「大岡越前が司会者になりました、(どうなりました?)裁きがよくなりました。」と例題をとっさに出す。 たま「笑点の新しい司会者が安倍総理になりました(どうなりました?)左にあった司会の席が右よりになりました」 遊馬「笑点の新しい司会者が福山雅治さんになりました(どうなりました?)小遊三が二人になりました」 一之輔「笑点の新しい司会者が卓球の愛ちゃんになりました(どうなりました?)サァー?!サァー?!」 ※全力の歌丸ハリセンで殴られる。 たま「笑点の新しい司会者が歌丸夫人・富士子さんになりました(どうなりました?)女房なだけに、おっかない(家内)司会者です。」 一之輔「こいうのをやればいいんですね?!笑点の新しい司会者が北海道出身者になりました(どうなりました?)わっかない!?わっかない!?わかんない???」 兼好「笑点の新しい司会者が横綱白鵬になりました(どうなりました?)仕切りが上手になりました」 遊馬「笑点の新しい司会者が芥川賞作家の又吉さんになりました(どうなりました?)メンバーの火花が散りました) たま「笑点の新しい司会者が水道工事の人になりました(どうなりました?)ドッカン!ドッカン!受けました」 ※正確には、水道工事ではなく、土管は下水工事だし、土建屋のオヤジがで良いと思いました。 一之輔「そういうのやります!笑点の新しい司会者がお湯を沸かす人になりました(どうなりました?)やっかん!やっかん!薬缶になりました」 ※落語知ってる客ばかりだから当然受ける。 南湖「笑点の新しい司会者がチャーザー村の村長になりました(どうなりました?)チャーザー村全体が幸せに包まれました」 ※良い間のほのぼのボケでした。 遊馬「笑点の新しい司会者が舛添都知事になりました(どうなりました?)後楽園ホールに公用車で乗り付けて、俺がルールブックだ!と、屁理屈を捏ねます」 南湖「笑点の新しい司会者がGReeeeNのメンバーになりました(どうなりました?)司会(歯科医)の免許を持ってます。」 ◇二問目:アルファベット三文字の略語。実はこんな意味が隠されている。 例えば、NHK→日本放送協会だが、日本一の放送局、ここにあり! 山田くん、例のもの配って。全員にスケッチブックとマジックが配られて、アルファベット三文字をこのスケッチブックに書いてから回答しました。 たま「AKB、アイドル・可愛い・バカばっかり!」 ※この回答に、少し不快な表情の三三師匠。実はAKB大好き。ぱるるのファンらしいです。篠田麻里子卒業LIVEでは号泣したらしい。 南湖「NHK、新潟県チャーザー村へは放送、来てません!」 兼好「ANA、危ない、飲み屋いっぱい、足立区」 ※ここから、兼好さんは好楽師匠を意識しない回答に。 一之輔「UCC、うんこ、チン、チン」 ※こちらも、木久扇ではなくなる。 たま「UCC、ウンコじゃない、コーヒーだ!、コーヒー」 ※たまさんも、圓楽キャラに飽きる。 南湖「CCB、チャーザー村、出身、バンド」 遊馬「UFO、歌丸、風呂で、お漏らし」 ※風呂場に限んねぇーよ、と、言われてしまう。 一之輔「CIA、違う!、インドじゃない!、アメリカだ!」 兼好「CIA、痴漢も、居るよ!、足立区」 ※既に、会場から「足立区よ」と言われネタバレしていた。 南湖「FBI、太っている人、不器用だなら、要らん!」 ※私なら「河豚食って、ブルっと震えが来たら、逝ってまう」にします。 たま「KGB、かなり、ガリガリの、ボス」 遊馬「PTA、パンツに、タッチ!、足立区」 一之輔「KKK、黒人が、結構、嫌いな人達」 たま「UFJ、宇都宮でもおろせて、深川での借金が、神保町で返済できるのよ!」 ※そんなん、UFJでなくてもみずほだってできます!!と反発必至でした。 一之輔「VTR、ビデオに、撮りましたよ、貴女の裸体」 ※全く木久扇師匠のキャラは無い 遊馬「DNA、旦那!、ナニを、アレしませんか?」 ※これは、下ネタですが秀作です。 南湖「NTT、新潟県チャーザー村に、たまさんが、立っている」 ※すかさず、こん平キャラのヌルいギャグを入れて来る南湖さん上手い! 兼好「SNS、さん平兄さんが、何故か、芝浜」 ※やらせるな!やりたいと相談された時点で止めさせろ!かなり受けてました、三三師匠に。 ここで、終わって三問目へ行ったが、たまさんが遊馬さんのラストの回答、見せんで良かったと言うと、三三師匠が遊馬さんのスケッチブックを取り上げる。 SEX あんた!ほんまに最低やなぁ。の言葉を引きずり三問目へ。 ◇三問目:数え唄を作ろう!! 大して面白くないが、勢いと会場の空気で笑いました。 ある職業から、数え唄で最後は、咄家になりました。今回のある職業は、会場リクエストで、下駄屋。 一、遊馬→ いちぃ〜で、一足売れまして、 二、兼好→ にぃ〜で、日本を飛び出して、 三、一之輔→ さぁ〜んで、三三師匠に会いまして、 四、たま→ しぃ〜で、笑点好きになり、 五、南湖→ ごぉ〜で、御飯を食べまして、 六、遊馬→ ろくぅ〜で、六代文枝の愛人になりまして、 ※ ここで、主人公が女流であったと衝撃の事実が分かる 七、兼好 → しちぃ〜で、紫艶の名前を貰いました 八、一之輔→ はちぃ〜で、噺の稽古に励みまして、 九、たま→ きゅう〜で、苦労の甲斐あって、 十、南湖→ とうでとうとう咄家に!! 最後に、昨日使ったタオルにサインして、抽選で五人にプレゼントされました。 友人が一番違いで、残念ながら当たりを逃しました。 そうそう、一本だけ、笑点メンバーで成りきりサインをしたタオルもあり、これは、下駄屋のお題を出した人にプレゼントでした。 いやー楽しかった。六人に共に客席と一緒に楽しくやる会。また、来年も絶対に行きます。 |
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2日間。どれも面白かったけど、一之輔さんの千早ふるに一番笑ったかも。
絶対、本物の笑点より面白い!
今日になって、2日間の笑い過ぎの疲れがでてきました(笑)
2016/5/3(火) 午後 6:57
こちらの大喜利は、放送できませんけどね。
全員の高座がリラックスしていて、高座と客席の楽しむ気持ちが一つになってましたよね。
それぞれ、高座からの楽しさがよく伝わる会でした。月例三三の二つ目ゲストに、見せてやりたいよ!!
2016/5/3(火) 午後 7:09 [ Mars_jj_boy ]
2日間の記事、たっぷりと楽しませていただきました(^^)
私自身は、こういう賑やかな会の場にいるのは少々苦手なので、
Marsさんの記事で雰囲気を味わって楽しんでいます。
月例三三の二つ目ゲスト…(^^;
7月からの「嶋鵆沖白浪」シリーズでは間に挟まないでと願うばかり。
そうそう、7月のにぎわい座はチケット取りましたぁ!(^^)v
2016/5/3(火) 午後 10:01 [ あゆぽん ]
この会は、ありえない混雑ですが、生で、月例三三や、一之輔勉強会では、味わえないそれが見られます。
今年は、月例三三、行かないと決めました。
2016/5/3(火) 午後 10:35 [ Mars_jj_boy ]
碁泥や一眼国や引越しの夢や千早振るのようなオーソドックスな演目を見ると、藪さんは安心します(^ω^)
まあ、笑点の司会者なんてどうでもいいんですが、藪さんなら後楽園ホールへ電チャリで行けるのでノーギャラでやってあげるけど・・・視聴率がガタ落ちするのでそれは絶対に無い。でも藪さんなら談志のコンセプトでできるんだけどなぁ(^ω^)
東京の落語界のバランスを取るなら立川流を入れるべきですね。笑点は談志が企画した番組です。日テレは談志への義理を欠いているような気がします。志らくや談春でもいいけれど、長寿番組の視聴率を落さないためには志の輔なんですが、NHKが他局のバラエティ番組には出さないと云う縛りを付けているかも知れません(^ω^)
2016/5/4(水) 午前 11:55
落語協会、落語芸術協会の皆さんは、立川流をいまだに、徹底的に土手組として、排除しています。
笑点は民放の番組で、談志師匠が抜けた後の方が長いから、まだ許すとしても、国立演芸場の寄席からは排除されています。
国立演芸場は、議員だった談志師匠も少なからず尽力されたのに、立川流の真打はダメらしいです。
サラ口に二つ目は出してやるけど、お行儀よくできる奴に限るらしいです。
まだまだ、落語協会・落語芸術協会の幹部の皆さんは料簡狭いです。
2016/5/4(水) 午後 0:33 [ Mars_jj_boy ]