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新潮社の早朝寄席「神楽坂」から、東西線1本で「中野」へ。中野のアーケード街で食事。
この日は、なんとなくミスドの気分で、フランクフルトパイと玉子の焼トーストを食べる。
カフェオレも注文し3杯お代わりしつつ、14時15分まで粘る。ドーナツ食べ放題をやっていて、
ミスドは物凄く混んでいました。親子連れが本当に多く、また中学生くらいの子も多い。
なかの小劇場に行くと、既に常連さんは全員集合。また、5月〜8月までのチケットが売り出されていた。
この会を続けて参加するか?非常に迷ってしまう今日この頃。2月まではチケット買ったけど。。。
この会よりも、日本橋亭と横浜を皆勤賞で参加した方が、小満ん師匠自身の身入りになるのでは?
と、思ったりもしていて、来年までに答えを出そうと思っております。
そんな、中野でのオフィス10主催の独演会、今回は、こんな内容でした。
1.道具や/ひしもち
つい最近、五街道一門会で聴いたばかりの、ひしもちさんの『道具や』。更に滑らかな喋りで、
最後に登場する短い木刀を抜こうとする訛りの激しい男性の喋りが良くなっておりました。
2.指仙人/小満ん
本で読んだ事はあるが、音源や映像ですら見た事も聴いたこともない『指仙人』が聴けました。
廓で、花魁が「主に惚れなんした」と、マブだと言って渡すものには3段階あると、解説する小満ん師匠。
まずは、『三枚起請』でも有名な「起請文」。江戸でも比較的簡単に手に入ったらしい。
吉原に限らず、宿場女郎までもが商売道具として買い求めた「起請文」。熊野権現から売りに来たそうです。
五十、百と「起請文」を仕入れては、カモになりそうな男に渡し捲る。裏を返して欲しい一心に。
しかし、それもすぐにばれて、男は来なくなる。そこで、次の一手が「入墨」、そうタトゥです。
○○命
と、腕に彫るのですが、薄く入れては消すらしい。ただ、何度も繰り返すと黒いアザになる。
一層、「上様命」と、ワイルドカードに使える、領収書の宛名のようなのが欲しかった女郎たち。
墨が入れられない腕になると、最後は、指をつめて送ったそうです。つめる指は小指。ヤクザと一緒です。
そして、これも2本しかないので、それ以上渡す場合は、上新粉で作った偽物を渡したらしい。
そんなマクラから『指仙人』の本編へ。思いを寄せた羽衣花魁が、吉原から消えて木曽路の山中で仙人に成っている。
そんな噂が、元いい仲だった若旦那の耳に入る。一度は縁を切ったつもりの若旦那だったが、
羽衣花魁は今頃木曽の山ん中で、どうしているやら。。。 そう思うと花魁への思いが募り、逢いに行きたくなる。
そこで、願掛けで断食し木曽路へ向かう若旦那。お伴に居候している幇間を連れて道中するのだが…
仙人になった花魁、若旦那が断食してまで逢いに来たというので、みかんを神からの恵みと言って出してくれる。
ここで、『千両みかん』に掛けて笑いを取る小満ん師匠。そして、みかんの次は、札束を出してくれる花魁。
それを見た若旦那、仙人の花魁が指を使ってみかんや札を思い通りに手品のように出すもんだから、
若旦那「花魁、おれはもう一つ欲しいものがある。」
花魁 「何です?若旦那」
若旦那「お前の、その指が欲しい」
花魁 「あーら、若旦那。貴方は本に疑り深い」
これがサゲ。廓噺であり、ファンタジーな旅噺でもあります。
3.宿屋の仇討/小満ん
こはるさんの『宿屋の仇討』を聴いた翌日に、小満ん師匠でも聴いてしまいました。
比較せずにはいられません。ただ、小満んのは侍が小柳彦九郎でした。これは珍しいですよね。
上方落語は、小柳(高山)彦九郎が定番ですが、石坂段右衛門か三浦忠太夫ですよね。
小満ん師匠の『宿屋の仇討』は、伊八がいいですね。
次回、この会は12月10日の日曜日です。
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『指仙人』は廓噺でありながら、あたくしは本で読んだだけで聴いたことがありません。
中国の笑話を元にした、初代文治作といわれてますよね。男同士の噺を鼻の圓遊が花魁に直したそうです。
聴いてみたい噺の一つです。
起請文を売り歩いていた比丘尼も密かに春をひさいでおりました。
2017/11/28(火) 午後 10:38
上方落語には、大親友が同じように山中で仙人に成り、男同士の『指仙人』の話があると聞きながら、こちらも聴いておりません。
2017/11/29(水) 午前 0:24 [ Mars_jj_boy ]
おそらく、一週間くらいサラうとできる噺を、小満ん師匠は300以上持っているはずです。
だから、あんな「てきすと」が、全26巻が出せるんだと思います。
2017/11/29(水) 午後 0:33 [ Mars_jj_boy ]