Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

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ここからは、付録です。私が直近十年で聴いた白鳥作品を簡単に全部紹介してみたいと思います。


【原作がある作品シリーズ】
古典落語や歌舞伎、新作台本からの作品たちです。

・アジアそば
・エコ時そば
『時そば』からの派生作品ですが、原形を感じないのが白鳥流だと思います。『アジアそば』は今も寄席で掛けています。

・メルヘンもう半分
・名人もう半分
雲助師匠の『もう半分』にインスパイアされて作ったと仰っている『もう半分』の改作シリーズです。
メルヘンはスナフキン&ミーが居酒屋の主人夫婦で、名人は柳家三三師匠と某女流がそれとして描かれています。
また、白酒版『メルヘンもう半分』はのび太としずかチャンです。勿論、今も時々掛かる作品です。

・牡丹道路
「お露新三郎」〜「お札はがし」の改作ですが… 圓朝の香は微塵も感じさせない白鳥ワールドです。これも夏に掛けてます。

・改・札所の霊験
これは若干原作の香が残っていますが、設定が、白鳥師匠が学生だった頃の日芸・江古田キャンパスから物語は始まります。
非常に長い作品なので、めったに演じられませんが、数年に1回聴くことができます。私は根多卸しを含め3回聴いています。
エンディングに、西条秀樹さんの『激しい恋』だったかな?が流れます。合掌!!

・双蝶々「長吉とメルヘンの森」
これは、喬太郎・彦いち、両師匠と『双蝶々』のリレー落語で演じた作品。殆ど掛ける事はないと思います。

・豊志賀ちゃん
この作品はCDにもなっていますよね。当時小圓歌、現二代橘之助さんがモデルの白鳥版『豊志賀』です。

・中村仲象
市馬師匠が『掛け取り万歳』を、白鳥師匠が『中村仲蔵』を、六代目圓生のビデオ上映を見た後で演じる。
そんな企画で白鳥師匠がお作りになった作品らしいのですが、紀伊國屋でやったその会では暴動寸前!!
そのくらい古典原理主義者が怒ったという事で有名な作品。作品の主人公はサーカスの象なんですよねぇ。

・落語問答
何となくできそうだと思ったと云ってやった、『蒟蒻問答』の改作。結構、酷かった記憶があります。

・スーパー寿限無
これは、遊雀師匠も演じる、私は好きな作品。寿限無の名前がオリジナルです。ナイツの塙さんのも面白いですよね。

・死霊のらくだ
これはつい最近、両極端の会で演じられたと聞きます。ホラー版のらくだ。屑やの呪文でらくだが蘇る!!

・かわうそ島の花嫁さん
SWAの企画で、落語のその後を作るというテーマで白鳥師匠が、確か『野ざらし』だか『大工調べ』だかの続き。
そう言って発表した作品らしいのですが、白鳥師匠自身の理解が間違っていて、原型を留めない作品になりました。
私は明治安田生命ホールでの再演で1回聴いただけ。

・人体革命
『あたま山』だと白鳥師匠は仰いますが、脳と臓器が暴飲暴食オヤジの体で戦争するみたいな噺です。

・雪国たちきり
これは、結構真面目な作品。ちゃんと人情噺になっております。女目線で改作されています。私は根多卸しとにぎわい座の再演を聞いています。

・千葉棒鱈
2〜3年前からよくやっています。町人VS田舎侍を、千葉の内房VS外房に置き換えた作品。ホストクラブで女子が激突。

・鬼コロ沢
『鰍沢』の白鳥版。これはもっとやって欲しい噺です。

・ラーメン千本桜
『義経千本桜』にインスパイアされて作ったという。二年に1度くらいで高座に掛けていますね。
石原慎太郎と裕次郎の兄弟がモデルです。

・ギンギラボーイ(ビンビンマン)
これは、新作台本の入選作を白鳥師匠がアレンジした作品なんですが、原形を留めない改作が加えられて、
発表を観に来た原作者が怒り狂って帰ってしまったという伝説の作品です。だから、題名の『ビンビンマン』を、
原作者に止め名にされて、『ギンギラボーイ』として演じておられます。最近は聞かない根多ですね。

・もし寄席の席亭がドラッガーの『マネジメント』を読んだら
「もしドラ」が流行った頃やっていた季節もの。末廣亭の席亭のお嬢さんが『マネジメント』します。



【三題噺ルーツ】
これ以外にもあるかも?ですが、私が知っている限りではこれらの作品です。
・カバライ菌大活躍
・越後ひすい奇譚
・豆腐屋ジョニー
・金のギョロちゃん
・人情 紫陽花日和
『豆腐屋ジョニー』は今でもよく掛けている白鳥師匠。過払い金をカバライ菌という細菌にするのは白鳥さんらしいと思います。


【客席参加型落語】
一種の客いじりではありますが、初代三平にも通じる初めて寄席に来たお客さんには楽しい根多だと思います。

・初めてのフライト
・人生の選択「ゲスの極乙女編」
・海賊船船長「キャプテン・スワン」
『初めてのフライト』は今も掛けていますが、残りの二つは1・2度掛けてお蔵入りしていますね。


【実在の咄家が主人公の噺】
・黄昏ライバル:市馬編
・黄昏ライバル:談春編
・黄昏ライバル:三三編
・黄昏ライバル:白酒編
・黄昏ライバル:彦いち編
・黄昏ライバル:遊雀編
・実録・三遊亭たん丈
・老人前座
・柳家喜多八追悼「お直し」
『黄昏ライバル』は二人会で共演した師匠への褒め殺し根多です。これ以外にもやっているかもしれません。
基本楽屋いじりの根多なので、コアな白鳥ファンが集まる会で、しかも首都圏でないと掛けられない根多です。
『実録』と『老人前座』は、弟弟子たん丈さんがモデルの根多です。
最後に『柳家喜多八追悼』は、白鳥師匠らしい喜多八師匠への思いを感じる一度だけの作品でした。


【古典の匂いがする作品】
・河童の手
・鉄砲のお熊
・殿様と海
『殿様と海』は三大噺だったと思いますが、あえてここに入れました。白鳥作品の単品では他の咄家・講釈師が演じている作品です。
『河童の手』は花緑師匠、『鉄砲のお熊』は鯉栄先生、そして『殿様と海』は三三師匠が演じておられます。


【女性が主人公、または活躍する作品】
・座席無き戦い
・戦え!おばさん部隊
・恋する蛇女
・シンデレラ伝説
・プロレス少女伝説
・ナースコール
・お染純情
この中でエポックなのは『戦え!おばさん部隊』だと思います。中年の主婦が自衛隊に入隊する噺です。


【長編連続作品】
・流れの豚次傳「01秩父でブー」
・流れの豚次傳「02上野掛取動物園」
・流れの豚次傳「03任侠流山動物園」
・流れの豚次傳「04雨のベルサイユ」
・流れの豚次傳「05天王寺代官斬り」
・流れの豚次傳「06蹄の牛太郎の男旅」
・流れの豚次傳「07悲恋カミナリ山」
・流れの豚次傳「08チャボ子絶唱」
・流れの豚次傳「09生鳴門劇場」
・流れの豚次傳「10金毘羅ワンニャン獣の花道」

・落語の仮面「01三遊亭花誕生」
・落語の仮面「02嵐の初天神」
・落語の仮面「03時そば危機一髪」
・落語の仮面「04テレビ仮面舞踏会」
・落語の仮面「05ライバルの行方」
・落語の仮面「06あや姫伝説」
・落語の仮面「07短命からの脱出」
・落語の仮面「08高座への螺旋階段」
・落語の仮面「09二人の豊志賀」
・落語の仮面「09二人の豊志賀」
・落語の仮面「10走れ、元犬!真打の架橋」
『流れの豚次傳』は三三師匠が地方を廻りながら掛けて、鯉栄先生も自身の勉強会でやっておられます。
更に、白鳥・鯉栄・太福の三人で「新作カフェ」さんの企画で、内幸町ホールで1回三話ずつ三扇会の俥読みしています。
これ面白い試みで、「1・2・3」「4・5・6」「7・8・9」「10・1・2」「3・4・5」「6・7・8」「9・10・1」…
とやっていって、「8・9・10」と三年くらい掛けて全員が一話から十話までやる企画なんだとか?!凄い。

一方、『落語の仮面』は、鈴本と美内すずえ先生が強力なバックアップをしていて、今年も9月上席「落語の仮面祭」です。
白鳥師匠は、2話・5話・8話・9話・10話の五話を2回廻しで10日間乗り切ると仰っておりました。
そして、第二回白鳥ジャパンon横浜にぎわい座も、2話・5話を掛ける予定になる可能性が高いようです。


【皇室リスペクト作品】
・隅田川母子
・秘密の花園
破壊力抜群。白鳥師匠にしかできない皇室根多です。『隅田川母子』は愛子様、『秘密の花園』は佳子様が主人公。
寄席で掛けているのが信じられない事で、客が引かないようにできていると思うと、白鳥師匠は本当に腕を上げました。


【最近も時々聴く代表作】
・コロコロ
・大山椒魚の恩返し
・幸福の黄色い干し芋
・砂漠のバーの止まり木
・奥山病院奇談
・腹ペコ奇談
・新婚妄想曲2015
・真夏の夜の夢
・マキシム・ド・のん兵衛
・スナック「おっとっと」
・青春残酷物語
・明日に向かって開け
・隣の町は戦場だった
どれも爆笑をさらう作品。個人的には『砂漠のバーの止まり木』が好きです。大槻教授には酷評されましたが、私は好き。
『コロコロ』は伝説の江頭2:50と対決して勝った元祖座布団芸の代表作です。


【最近、殆ど聴かない名作】
・ある愛の詩
・灼熱雪国商店街
・地下鉄親子
・すきやねん三郎
・牛丼晴舞台
・子羊物語
・真夜中の解散式
・たかし君の神隠し
・戦火の馬
・セマルハコガメの恩返し
『戦火の馬』はディスニーから宣伝用に依頼された作品。『セマルハコガメの恩返し』はエロ噺なので封印。1回しか聴いていない白鳥作品、結構あります。


【改作ではなく白鳥式演出の古典落語】
・茶の湯
・黄金餅
・蒟蒻問答
・火焔太鼓
・時そば
・禁酒番屋
・初天神
・ねずみ(萩の月の由来)
・船徳
・文七元結
この中では、『ねずみ』が有名ですね。オリジナルはミッキーが登場するので著作権の問題も?!
あと個人的には『船徳』の『お初徳兵衛浮名の桟橋』的な部分を入れて演出しているのや、
『文七元結』を、おもいっきり女性目線に変えて演出しているのは白鳥師匠らしいと思います。裏のかき方が白鳥流です。
でも、『黄金餅』や『禁酒番屋』は、グダグダでした。二度とやらなくなった。


【白鳥作品以外の新作落語】
・新イタチの留吉
・新ランゴランゴ
・一ツ家ラブストーリー
・全身日曜日
・刑務所の五人
最初の三作品は圓丈作品で、『全身日曜日』は彦いち師匠、『刑務所の五人』は当代枝太郎師匠の作品です。
それなりに面白くはありましたが、やっぱり、白鳥師匠は自分の作品が似合います。ちょっとよそ行きに感じます。

閉じる コメント(5)

> 盆町子さん
新作落語には、タブーがあり、「SFチックな作品は受けない」と言われているんですが、白鳥師匠はこのタブーにも挑戦しています。
筒井作品と、似ている突拍子の無さは感じますね。

2018/5/20(日) 午前 11:04 [ Mars_jj_boy ]

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白鳥さんはもしかしたら談志以上の現代落語の改革者なのかも知れませんが、なかなか一般の落語ファンには判りにくいと思います。

昨日は東大の五月祭だったので、東大落研が落語会をやっている教室を探して、久しぶりに四人の学生さんの落語を一時間ミッチリ聴きました。

今の素人の落研ってプロの前座のように師匠の小言と云うプレッシャーが無いから、のびのび落語をやっていて、藪さんはまったく笑わなかったけど、十数人のお客さんを笑わせてました。

演目は、代脈、将棋の殿様、湯屋番、厩火事でした。オーソドックスな演目で、藪さんも安心して聞いていられました(^ω^)

2018/5/20(日) 午後 7:29 藪井竹庵

> 藪井竹庵さん
圓丈師匠の新作落語への貢献を、白鳥師匠は、更に高メに持って行ったように思います。

2018/5/21(月) 午前 0:06 [ Mars_jj_boy ]

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私は品川心中の下を聴いています、新潟時代でしたが。

2018/5/22(火) 午前 0:29 憲坊法師

> 憲坊法師さん
それは貴重ですね。今はもうやらないネタです。

2018/5/22(火) 午前 7:26 [ Mars_jj_boy ]


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