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粋歌さんが横浜にぎわい座地下ののげシャーレホールで始めた勉強会の二回目が開催されました。
135人のキャパに100人くらいの入り!! ちょうどいい感じの客席、こんな四席でした。
1.ねずみ
喉の調子が悪いと云う粋歌さん。これでも大分マシになったと云いながら、声は結構かすれていました。
マクラをゆっくり喋るうちに声が出るようになって行きました。この日も、NHKラジオの「すっぴん」の話題から。
現在、静かにブームになっているタイ料理の代名詞「パクチー」。これに続き流行る予感のする癖の強い食材は?!
と、言うテーマでNHKが探して来たのが、三陸の雄「ホヤ」だったそうです。粋歌さんは喰わず嫌いだったそうで、
色んなホヤ料理を試して行くうちに、この新触感が癖になって来たと云っておられました。
私は大好きです。ホヤ。父親が好きだったので、私も食べるようになり、何度か九州に三陸のホヤを送りました。
北海道のは赤いのが多くて、三陸のはオレンジ色。たまに現地に行くと養殖ではない巨大なホヤを出された事もありました。
いろんなのがあるけど、莫久来(ばくらい)が一番好き。ホヤとナマコのこのわたが合体した究極の珍味だと思います。
粋歌さんがあと云っていたのは、このホヤの回の放送後の反響が、今までで一番大きかったそうです。
そんなマクラから仙台でも美味しく頂けるホヤに振れて、『ねずみ』へ。短く編集された『ねずみ』でした。
扇遊師匠から仕入れたそうですから、三代目三木助 − 扇橋師匠と受け継がれた王道の『ねずみ』ですね。
女性が演じると、卯之吉が可愛いのは良いけど、甚五郎が年齢不詳になるように思います。
粋歌さんのも卯兵衛よりは若いのかな?みたいな甚五郎でした。粋歌さんの古典は、毎回思うのですが実に無難です。
2.夏の思い出
マクラでは、古典落語をやって下さいと地方から声が掛かるので、意識して増やしていると云う粋歌さん。
特に、ある学習塾から毎年呼ばれている会があり、そこは必ず古典落語を二席やっているらしい。
そんな話題を振りつつ、今月七月には、「攻め達磨」に参加するので、新作の根多卸しも準備中らしいです。
「攻め達磨」は、メンバーチェンジを繰り返して、新作の若手・中堅が根多卸しを中野でやる会です。
確か「キュート」さんが主催で、SWAに負けない歴史の会ですよね。長く続いている新作ファンに認知された会です。
そんな話題の後、粋歌さんは夏休みの宿題、やっぱりギリギリまでやらないタイプだったそうです。
毎年、日本テレビの24時間テレビを見ると、夏休みが終わる!と、憂鬱になっていたそうです。分かる!!
私も「ドリル」とか「漢字の書き取」とか本当に嫌いだった。絵とか感想文、自由研究は楽しい宿題なのに…
『夏の思い出』は、そんな夏休みの宿題に関係する新作落語です。
今の小学生の自由研究だと、ゲームの攻略方法とかでもいいのかねぇ、自由研究。
私は4年生の時に、エポック社の野球盤の年代別攻略法を自由研究でレポートしたら、先生に努力は認めるけど賞はやれんと言われた。
向日葵やアゲハ蝶なんて観察するより、よっぽど詳しいレポートだったのに。。。バットのバネを強くして、消える魔球は攻略できる!とか、
結構楽しく、友達の家を巡って野球盤の写真を撮影して、特徴/長所と短所を纏めました。
3.銀座なまはげ娘
喬太郎師匠も絶賛の粋歌さんの代表作『銀座なまはげ娘』。刀を持って「泣く子は居ねぇ〜かぁ?!」「悪い子は居ねぇ〜かぁ?!」
と、言って体を揺する仕草が実に板に付いていると云うのか、本来は、男鹿地方生れのたん丈さん辺りが題材にすべき根多ですが、
なぜか?墨田区生れの江戸っ子、粋歌さんが“なまはげ”を演じています。ニュースになったなまはげに扮装して接客する、
秋田の郷土料理の居酒屋、これをヒントに粋歌さんが新作落語を創りました。
粋歌さんの作品には、ニュースや情報番組のトレンドをヒントに創った作品が結構ありますよね。
そのままやり続けると、新作は時代と共に古くなったり、風化したりするので、少しずつ手を加えてリニューアルしています。
4.落語の仮面「嵐の初天神」
前回、この会で第一話の「三遊亭はな誕生」をやったので、最後は第二話「嵐の初天神」をやりました。
ピッコロさんで五月に聞いたばかりでしたが、更にテンポが速くてよくなっておりました。
この落語の仮面演出の『初天神』を、一度、通しで聞きたいのは、私だけ?是非、この落語の仮面シリーズの、
落語の中に登場する落語を、是非、粋歌さんには全部、白鳥師匠の言う演出でやってもらいたいと思います。
『二人の豊志賀』や『狼の元犬』、そして何と言ってもアクション超大作になった『短命』も聞いてみたいです。
次回、第三回は12月24日、クリスマスイブの昼に開催です。
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