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朝7時50分頃に日本橋亭に到着すると、既に列が形成されていて、15番目くらいか?楽屋口のドア前ぐらいのポジションだった。
そこから、9時くらいまでに80人くらいの列に成長しました。流石、松之丞人気ですね。若い女性と子供さんも、パラパラ並んでおりました。 そんな、百人の超満員の朝練講談会二日目!こんな演目でした。 ・出世浄瑠璃…梅湯 ・赤穂義士銘々傳「安兵衛駆け付け〜婿入り」…松之丞 1.出世浄瑠璃/梅湯 初めて聴くネタでした。地味な物語です。ある下級武士二人組が、江戸から信濃の国本へ帰る道中、参勤交代で江戸に向かう、自身の藩の隣国の領主一行とすれ違う。 ヒョンな事から、二人は、この大名行列の休憩中に、隣国の殿様の前で、江戸で今流行っている浄瑠璃を披露して、大いに喜ばれる。 三年の歳月が流れたある日、二人の侍の領主と、隣国の領主が、江戸城の茶会で顔を合わせて歓談する中で、隣国領主が、うっかり、碓氷峠で貴方の部下二人に会ったと言ってしまう。 隣国領主は、二人と絶対に他言しないと、男と男の約束を交わしていたので、咄嗟に、嘘を語りだす。その嘘とは… 参勤交代の休憩中に、猪に行列が襲われて、行列は大混乱に陥る。しかも、猪になまじ攻撃を仕掛けた為に、猪を手負いにさせ、一層どう猛な獣にさせてしまう。 そんな時、二人が碓氷峠に通り掛かり、猪をアッと言う間に退治してしまい。大名行列は、一人の死者どころか、怪我人も出さずに江戸へと到着する事が出来たと礼を言う。 二人の侍は、この功績で、足軽から百石取りの家来に出世して、隣国領主の嘘を誠にせんと、文武両道に励み、立派な武士となって、益々、殿様の為に働いたと言う噺でした。 梅湯さん、こいう地味な物語が好きですよね。 2.安兵衛駆け付け〜婿入り/松之丞 まだ、入りますよね。と、超満員で入りきれなくなり、舞台の脇にまで客を入れるレベルまでの異常大入りを期待している松之丞さん。 この日は松之丞さん、朝練講談会の後が、神田愛山先生の会にゲスト出演。しかも、ここ日本橋亭に居続け。普段は、楽屋を明け渡すから、11時に完全撤収!! それが、この日は、時間を気にせず演じられる。しかし、俺は天邪鬼だからなぁ、逆に短くチャッチャと短く終わらせるかな?と、言いながら一時間近い、長講一席になりました。 尚、夜も圓遊師匠の会のゲストで出演するので、松之丞さん、一日中お江戸日本橋亭でした。 安兵衛の駆け付けは、簡単な荒らすじを説明しながら、実にカッコよく高田馬場の決闘に安兵衛が掛け付ける場面を、修羅場で読みだすんです。 更に、この決闘を見ているのが、堀部弥兵衛金丸の妻と娘。安兵衛が紋付の袂を、縄でタスキ十字に綾なそうとしたのを見て、娘のしごきを取って母親が安兵衛に投げて渡します。 そして、シンデレラみたいにしごきが似合う娘を品定めしながら探したりはせず、そのしごきは質に入れて銭にして、呑んでしまう、安兵衛でした。 後日、金丸が安兵衛の長屋に押し掛けて、娘の婿にと申し出ると、安兵衛も金丸の人柄に惚れて、中山家再興を諦めて、堀部家へ婿養子に入ってしまう。 更に、安兵衛は、浅野家の家臣として、内匠頭に接見するのだが、酒を喰らい過ぎて、不覚にも酩酊し寝てしまう。そんな安兵衛を内匠頭は、優しく自身の羽織を掛けてやる。 目を覚ました安兵衛、一生この殿様に仕えると決心するのでした。相変わらず、緩急と喜怒哀楽の仕込み表現が上手い!松之丞さんでした。 そうそう、最近必ず終演後に、物販しています。本、CD、100人入ると、数人買っていますよ必ず。サインも握手もしてくれるし。まるで、アイドルです。 |
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『出世浄瑠璃』は6代馬琴さんのお作ですよね。
あたくしは粗筋しか存じません。
松之丞さんはメディアへの露出も多いですね。
インスタ映えならぬメディア映えする男性芸人No.1なのかもしれません。
2018/10/9(火) 午後 10:44
> 立花家蛇足さん
六代目馬琴先生が拵えた作品でしたかぁ。その割に琴柳さん、琴調さんで聞いていない。
松之丞さんは、三代山陽以来の、人気講談師です。昔、平井の圓蔵師匠が言いました。講釈師は、いくら売れても一鶴どまりだ!と。
さて、松之丞さんは一鶴先生を超えられるのか?!本人は、もう超えているつもりかもしれませんが、世間は、飽きるのも早いから、私は落ちぶれても、たまに松之丞さんを見に行きます。
2018/10/10(水) 午前 7:45 [ Mars_jj_boy ]