Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

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突然寒くなった日曜日に、朝練講談会へ出向きました。まずまずの入場、50〜60人くらいのお客様。
そして、このような内容でした。



・鎌倉星月夜「朝比奈・松島恋愛物語」…貞弥
・赤穂義士銘々傳「赤垣源蔵・徳利の別れ」…貞寿



1.朝比奈・松島恋愛物語/貞弥
長い長い、鎌倉時代の北条家VS和田家の騒動に発展する軍記ものの、諍いの発端の部分の物語です。
一龍斎のお家芸ですね。貞丈先生の時代から受け継がれる『鎌倉星月夜』の中でも前半の花とも言える部分。
貞花先生、貞心先生もやりますね。まさか、『鎌倉星月夜』を連続でやるつもりなのか?貞弥さん。
義士傳もそうですが、誰か『仮名手本』で演じる講釈師が現れないものか?と、思ったりする今日この頃です。

和歌の素養がすこぶるお有りだった源実朝。この実朝の歌会で、執権北条家のプリンス実時が、奥女中松島に一目ぼれ。
恋文を松島に使える婆やを通して、三通も送るのだが…巻物の恋文ではなく、洒落た和歌を送る才が実時にあれば。。。
結局、恋文を読みもせず返した松島に対し、可愛さ余って憎さ百倍に!! 或る夜、松島を襲い手篭めにしようとする。
そこへ現れるのが和田家の三男、朝比奈三郎義秀であった。松島を助け、実時を諌め力で抑えてるが、
役所に訴える事はせず、事を穏便に済まそうとするのだが、この事件が遺恨となり、松島は朝比奈を懸想してしまう。

ここから、三角関係がこじれて、執権北条家と和田家の合戦へと発展するのですが、同じ合戦ものでも、
鎌倉武士と、戦国時代とでは、言葉使いが違っていて、源平からの流れを強く引き摺っております。
7〜8年前に、貞寿さんもこの「朝比奈・松島恋愛物語」をやっていたと思います。貞心先生の台本に、
六代目貞丈先生の音源からのエッセンスを加えて。どんな感じだったかもう忘れたけど、2010年頃聞いた記録が…
貞弥さんの松島は、十九の若さで奥女中の差配を任された貫禄と、絶世の美女だった様子が色濃く出ていると思いました。
ただ、朝比奈三郎義秀の方は、まだぼんやりしていました。




2.赤垣源蔵・徳利の別れ/貞寿
今回が5回目でした。貞寿さんの「徳利の別れ」。ほぼ毎年聞いております。恐らく義士傳で一番聞く噺かも?です。
殆どの講釈師は持っていますよね?昔は、五代目圓楽師匠もやっていました。現在の咄家はやりませんねぇ。
勿論、映画や芝居でもよく演じられる噺ですし、浪曲師もやり手が多い噺です。さて、貞寿先生の「徳利の別れ」。
女中のお杉が可愛くて、ほっぺが赤いイメージが頭に浮かびます。そして、老僕の市助もいい味を出して演じられます。

源蔵の兄・塩山伊左衛門の妻は、殆どの場合、酒呑みの源蔵を嫌っている設定で演じられますが、
私が知る限り、三船敏郎の「大忠臣蔵」で演じたフランキー堺の赤垣源蔵くらいである、逆に義姉に好かれる設定は。
誰もがやる「徳利の別れ」なので、中には、違う設定の噺も、偶には聴いてみたいと思う私である。

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Mars様

「徳利の別れ」は松之丞さんで一度聴きました。ボロ泣きするつもりでいたのですが…アレ?と…。松之丞さんの出来不出来では無く、噺の内容に入り込めませんでした。あのシチュエーション自体が話芸に向いていないのではないかなぁ…と感じてしまいました。

羽織を不在の兄に見立てて、一人寂しく徳利を傾ける…話芸ですから思い出話も言葉にしないといけない。でもその描写をあれこれ言葉で説明するのはちょっと野暮な気がして。映像ならそのシーンの空気感を台詞が無くても表現出来ますし、寂しさも画で見せる事が出来ますし。

こんな事を言うのは身も蓋も無い事だとは思いますが(苦笑)、ちょっと気になってしまって。

2018/10/18(木) 午後 4:11 [ sakon ]

> sakonさん
松之丞さんの『徳利』は、講釈にしては、一人称に近い演じ方をしますよね。入り込めると、嵌ってしまいますが、入り込めないと、大変です。『仲蔵』も。
普通の講釈師は、もっと俯瞰から描くので、捕まえるのが容易く、松之丞さんのように、源蔵が兄貴との昔話を熱く語らない。

五代目圓楽さんは、落語だから源蔵目線でやっていましたね。そして、圓楽師匠本人が泣いてました。

芝居では、二回くらい観ています、『徳利の別れ』。映画も、テレビドラマも有りますが、映像で見せるには、短い気がします。今度は一目瞭然に伝わり過ぎる。
四人くらい別れを見せて、討入り、泉岳寺と展開して、ちょうど良いぐらいの尺になります。

2018/10/18(木) 午後 4:26 [ Mars_jj_boy ]

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Mars様

お返事と解説ありがとうございます。

松之丞さんのものは一人称に近いからなんですね。「徳利の別れ」そのものがああ言う台本なんだと思っていました。様々な講釈師さんのものを聴いてから意見するべきでした…。すみません。

昔話を熱く語らないのでしたら、納得です。私はそちらの方が入り込めるかも知れません。

確かに映像だと瞬間的にわかってしまうので、短いシーンになってしまいますね。それは私も思いました。

昔日テレで放送した年末時代劇の「忠臣蔵」でもあのシーンはほんの一瞬でした。もちろんそれ以外の義士伝のエピソードを描かないといけないので、それぞれちょっとずつ、って感じでしたが。

2018/10/18(木) 午後 6:01 [ sakon ]

> sakonさん
是非、色んな人で聴いて下さい『徳利の別れ』。これから、講釈を聴くと義士伝に当たりますから。
私も、最低、あと二回は聴くと思います。

2018/10/18(木) 午後 7:02 [ Mars_jj_boy ]


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