Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

全体表示

[ リスト ]

咄家は「世俗のアラで飯を食い」と言われますが、講釈師は「冬は義士、夏はおばけで飯を食い」と呼ばれます。
その義士の季節が、今年もやって参りました。講釈の会に行くと必ず1席は赤穂義士傳=「忠臣蔵」です。
日本人は基本的に好きな噺ですよね「忠臣蔵」。損得・銭金でなく「忠義」の為に生きる浪士たち。日本人の琴線に触れます。

さて、「赤穂義士傳」には、本傳/外傳、そして銘々傳の3つがあり、500席くらいは楽に噺があると言われております。
勿論、500席が常に語られている訳ではなく、生きていると言うか、多くの講釈師が語り継いでいるのは100席くらいです。
そして、事件の発端から義士の討入り/切腹迄を描いた『本傳』は、面白いのは何話かで、大石が敵や幕府を欺く為に、
山科に隠れてアホのふりをしている場面や、江戸の浪士たちの情報収集活動は、実に地味で面白くはありません。
故に、『本傳』というのは、講釈師が自己満足で覚えてやっているって面が多々あると思います。
正直、聴かされる方は迷惑な噺もあります。真打の披露目とかでダレ場の抜き読みを喰らうと結構退屈します。

また、外傳は、義士の仇討に直接関係ないけど、その尽力が陰ながら浪士を助けたような噺で、
有名なのは「天野屋利兵衛は、男でござる!」ですね。大坂で武器を調達し浪士に届けますが、
途中、奉行所に捕まって拷問を受ける。それでも白状しないので、息子を殺すと脅されますが、それでも白状しません。
「義」の為なら息子の命も捧げる覚悟。「天野屋利兵衛は、男でござる!」と、見栄を切る。

そして、最後は銘々傳。これは、「忠臣蔵」に登場する人物の有名なエピソードばかりを集めた噺です。
だから、これが一番面白く、そして沢山掛かります。特に以下の3つの作品は、毎年必ず聴いています。
「赤垣源蔵 徳利の別れ」、「大高源吾 両国橋の別れ」、「神埼与五郎 仮名の詫び証文」
そうそう、愛山先生は、『赤穂義士傳』とは?と、聞かれて、「別れの美学である」と、答えたそうですね。
まさに、逢うは別れの始まりと感じさせる噺が、「忠臣蔵」には詰まっております。

私が直近5年間、生で聞いた『赤穂義士傳』を紹介して結びとします。

赤穂義士 本傳「岡野金右衛門 親子の誓い」
赤穂義士 本傳「神崎与五郎の生い立ち」
赤穂義士 本傳「大石内蔵助伝 生い立ち」
赤穂義士 本傳「岡部美濃守」
赤穂義士 本傳「刃傷松ノ廊下〜内匠頭切腹」
赤穂義士 本傳「大評定〜矢頭右衛門七」
赤穂義士 本傳「赤穂城明け渡し」
赤穂義士 本傳「大石内蔵助伝 山鹿護送」
赤穂義士 本傳「大石内蔵助伝 山科閑居」
赤穂義士 本傳「大石内蔵助伝 妻子別れ」
赤穂義士 本傳「大石内蔵助伝 忠僕勝助」
赤穂義士 本傳「大石内蔵助伝 東下り」
赤穂義士 本傳「南部坂雪の別れ」
赤穂義士 本傳「楠屋勢揃い」
赤穂義士 本傳「討入り」
赤穂義士 本傳「二度目の清書」

赤穂義士 外傳「八百屋甚兵衛の注進」
赤穂義士 外傳「天野屋利兵衛 男でございる!」
赤穂義士 外傳「忠僕元助」
赤穂義士 外傳「荒川十太夫」

赤穂義士 銘々傳「天野屋利兵衛 雪江の茶入れ」
赤穂義士 銘々傳 「大高源吾 両国橋の別れ」
赤穂義士 銘々傳「岡野金右衛門 酒店岡野絵図面取り」
赤穂義士 銘々傳「萱野三平重実」
赤穂義士 銘々傳「安兵衛の道場破り」
赤穂義士 銘々傳「安兵衛の駆け付け」
赤穂義士 銘々傳「安兵衛の婿入り」
赤穂義士 銘々傳「間十次郎 向島、雪の別れ」
赤穂義士 銘々傳「三村次郎左衛門包常」
赤穂義士 銘々傳 「勝田新左衛門」
赤穂義士 銘々傳「神埼与五郎 仮名の詫び証文」
赤穂義士 銘々傳「赤垣源蔵 徳利の別れ」
赤穂義士 銘々傳「倉橋伝助」
赤穂義士 銘々傳「不破数右衛門 幽霊退治」



.
Mars_jj_boy
Mars_jj_boy
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事