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朝練の後、例によって黒門亭か?連雀亭か?と迷いつつ、連雀亭を選びました。
こんな内容でした。
1.表と裏/A太郎
美舟さんで、喬の字さんとの二人会を聞いて以来のA太郎さんでした。
何だろう、軽いのと上滑りは違うと思うのですが、そいう部分が師匠に似ています。ちょっと残念。
芸協魂というのか、落語協会を意識してライバル視するのは悪くないと思いますが、
主張・発言が薄っぺらい感じがして、どうも頂けないのです。洒落と本音の区別がどうも分かりにくい。
さて、『表と裏』。題材は嫁姑問題で、設定がプロ野球選手の嫁姑です。ヒーローインタビューの際に、
母親に呼び掛けると、嫁に嫌味を言われ、逆に、嫁の話題を喋ると、母親の嫉妬を買う。板挟みの噺です。
途中までは、分かり易くいい感じで展開されますが、サゲに向かうにつれて、グズグズになりサゲが弱い。
目の付け処は良いと思うので、もう少し改良を入れれば、面白い作品になると思います。
2.紀州/あんこ
林家の女流の中では、一番聴く機会が少なかったあんこさん。しん平師匠と一緒の寄席で、
前座時代、二回観ているのですが、記憶が薄い。この日は、マクラ入りを初めて聴いたあんこさん。
おおらかで、癒し系のキャラがいいですね。しん平師匠に弟子入りして根岸で内弟子修行の前座だったそうです。
この前座時代の古い日記が出て来た話を、マクラでは振られました。
父親が時蔵師匠なのに、しん平師匠に入門するあたりも、彼女の決意を感じました。
さて、地噺の『紀州』。毎度、地噺を聴くと思うのは、若い人は特に脱線しませんし、独自のくすぐりを、
あまり放うり込んだりしません。地噺なんだから、毎回違っていいし、その日の気分を出せばいいのに!!
と、思うのであります。地噺を型通りにやってどうする?!そう思うのは私だけでしょうか?
まぁ、大師匠の先代三平のように、客いじりまでするのは、若手はどうかと思いますが、自由に演じて欲しい。
3.マオカラー/辰之助
『十徳』の改作です。十徳が、服部栄養調理師専門学校の校長、服部幸應氏がお召のマオカラーに変わります。
勢いはいいんですけどね。もう少し、構成をちゃんと作った方がいい。なんとなく『十徳』似な噺ですよね。
『十徳』の両国橋、一石橋の由来に似せた、新由来が、噺の中に、独自に用意されているのは、嬉しい。
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