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朝練の最終回を見届けて、日本橋から横浜へ。にぎわい座に着くと、MさんとSさんの常連お二人が既にエレベーター前に陣取っておりました。
三番目に私も並んで、12時半くらいに地下のげシャーレへのエントランスに入れて、椅子に座り一時間半並びました。30人くらいの列でした。
三連休の最終日、Christmas eve!!やっぱり、平日夜の粋歌さんの会とはファン層が、全然違います。何となくフラッと来た人が多い。
それと同じくらいの比率で、にぎわい座の落語ファンも来ている感じで、なんかいつもと客席の空気が違いました。
そんな、横浜での三回目となる、三遊亭粋歌さんの独演会!! こんな内容でした。
1.垂乳女
マクラでは、客席の空気が難しいのを察知したんでしょうね。客席が笑おうとする気持ちが湧くような話を振って、
どんな噺にするか?探りながら、結構、幅広く笑いを仕掛けながら、いつもなら短い新作をやるところを、
古典落語で『垂乳女』を選択しました。ゆっくりした調子で、初めてのお客さんにも分かるように噺を進めます。
言葉の丁寧な女性の喋りが受けます。大家さんも八五郎も脇に廻して、千代女が中心に、客が食い付き易く展開を心がける。
2.おじい専
『垂乳女』で前座の役も一人でこなし、この日の根多出ししている噺『おじい専』へ。
既に三度も聴いている噺ですが、2012年の新文芸坐で初めて聴いた時から、少しずつ手が入っていてチューンアップされている。
更に、少子高齢化が進むと、どういう演出になるのか?と、今時の二十歳くらいの女性のキワモノで、ゴスロリ(Gothic & Lolita)みたいな、
あの手の流行もトレンドに合わせて根多にしないといけないですよね。はたして、落語会の客が付いて来れるのか?と、少し不安になります。
まぁ、そこまで、この根多に拘るのは、粋歌さんが初めて作った新作だから。大切にされているのがよく分かります。真打の披露目でも掛けて欲しい。
3.落語の仮面「時そば、危機一髪」
この会では、落語の仮面を毎回一話ずつ掛けているので、第三回の今回も、このファンの前でやるのか?と、少し心配したのですが、
やってくれました、第三話「時そば、危機一髪」。ただし、『落語の仮面』も『ガラスの仮面』も知らないお客さんが結構多い環境。
時間を掛けて、設定の説明に時間を使う粋歌さん。仕方ないのですが、15分くらいかなり丁寧にやったけど、あんまり響かなかったと思います。
それでも、この噺は、普通に何も知らなくても面白い部分が比較的多いので、NHK落語新人コンクールさえ分かれば十分楽しめます。
私も、白鳥師匠で1回聴いただけの回なので、新鮮に笑えました。落語の“じらし”のテクニックを、浅田二世の手品に喩えるのがナイス!でした。
次回、第四回 粋歌ヨコハマサロンは、2019.06.29(土)14時から。発売は、4月1日です。
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「おじいせん」富Qの池袋で聴きました。粋歌さん初の新作だったのですね。楽しめました。
良い会社ですね。
2018/12/27(木) 午前 7:57
> ピ吉(pikichi)さん
作って間もない頃から4回聴いていますが、粋歌さんの新作落語の原点です。
2018/12/27(木) 午前 10:44 [ Mars_jj_boy ]
今の噺家ってどう云う風に落語をやったらいいのかを考えちゃうんでしょうね。
戦後昭和の大師匠たちは箸にも棒にも掛からない連中で、口から出まかせに面白い事を云ってれば噺家といわれ、40軒もあった落語定席に、百人程度の噺家なら志ん生みたいにどうしようもない噺家は別にして、仕事があったんですよね。
でも今の噺家さんて、どのように面白く語り、五百人もいる噺家の中で仕事をもらい生活していくのがやっとなんだと思います。その意味で云うと、現代は落語ブームどころか噺家の受難の時代なんだと思います。
戦後昭和の大師匠たちは、客受けなんかあんまり考えずに自分の落語をやってたんだけれども、今の噺家って客に受けなかったら飯が食えないと云う厳しい状況にあるんだと思います。
2018/12/27(木) 午前 11:59
> 藪井竹庵さん
客席は、明らかに生き物だし、昔より明らかに沢山の客を相手にするのが、現代の咄家。一番顕著なのが、テレビだと思います。
亡くなった平井の圓蔵師が、黒門町について、黒門町の芸の面白は寄席だと、30%くらいしか分からない。
やっぱり、お座敷で5人位を相手にやる芸でないと!!と、言っていました。
2018/12/27(木) 午後 0:11 [ Mars_jj_boy ]
土曜日の早朝のNHKテレビで、これまでの演芸図鑑の対談部分だけを放送してました。
そこで面白かったのは、小三治とキャスターのこぶ蔵の対談です。小三治はこぶ蔵に対して対談じゃなくて、小言幸兵衛の如く小言ばかり云っていた。
ちなみに近年の小三治は右肩から首が動かなくなっているようですね。それがちょっと気になりました。1940年生まれの小三治も来年は79歳だから、藪さん同様に身体が劣化してきて動かなくなるんですね。
2018/12/30(日) 午前 9:15
> 藪井竹庵さん
京都の名医によって、頸椎の手術を昨年しました小三治師匠。蕎麦を手繰る仕草も出来ないくらいに、首の具合が悪く、かなりマシになった方です。
2018/12/30(日) 午後 0:15 [ Mars_jj_boy ]