|
私が直近10年間、12月から2月までの3ヶ月間に聴いた噺のランキングを集計してみた。
概ね予想通りの結果なのだが、それでも数字&ランキングにすると、少し意外な面も見えて来た。
『雛鍔』に★が抜けています。 ます、ベスト10。見事に「冬の噺」というか、年末/正月の季節と行事に関係する噺が殆どである。
唯一、なぜか?『幇間腹』を13回も聴いていました。冬のにおいがしない噺なのに。
そして、意外だったのは一位が『芝濱』で20回。そんなに聴いている。
談春 …4回
白酒 …3回
この2人で7回聴いていた。そして他は、文左衛門(文蔵)、菊之丞(志ん生)、文菊、雲助、一之輔、
風間杜夫、小三治、小満ん、志らく、生志、たい平、さん喬の12人が、それぞれ1回ずつ聴いていた。
凄いでしょう、風間さんから小三治まで『芝濱』を聴いている人はそうザラに居るもんじゃない!!
あとねぇ、『明烏』『時そば』『初天神』の三席が、19回で次点。『時そば』は昇也さん、甚語楼師匠、
この二人だけが二回聴いていて、他は、全部一回。それに対して『明烏』は談春師匠で5回も聴いていた。
『文七元結』は、1/3を古今亭で聴いていますね。菊之丞師匠で3回、文菊師と雲さんが2回、
そして志ん輔さんが1回。あと複数聴いていたのは、三三師匠でした。
『夢金』は談春師匠で6回聴いているので上位にランクされて、『ふぐ鍋』は小せん師匠で4回聴いていた。
上位10席最後は、『千早ふる』。これは小三治師匠で二回聴いている以外は、バラバラでやり手が多い。
一応、百人一首の季節に掛かるから、カルタの季節に多いのか?
11位から13位も冬の噺が上位です。『鰍沢』『徂徠豆腐』『うどん屋』『味噌蔵』の四席。
『徂徠豆腐』は、元々講釈根多ですから、落語と講釈の両方で広く聴いています。
また、『うどん屋』も定番中の定番ですね。うどんを食べる仕草に自信のある咄家が揃います。
そして『味噌蔵』も年末の寒い木枯らしが似合う噺だと思います。
一方、季節に関係なく『宿屋の仇討』と『天災』がランクインしております。
二十位以内をみても、冬には関係ない『厩火事』『火焔太鼓』そして『堀の内』です。
参考までに、過去10年の同時期:12月から2月までの3ヶ月間によく聴いた演者ランキングも作ってみましたが、
これは、単に季節限定に限らないランキングになりました。冬男!!みたいな演者はそうそう居ない。
強いて言えば、志の輔師匠ですかねぇ、以前は渋谷のParco公演に毎年行ってましたから、1月は。
|
全体表示
[ リスト ]






こうして壮観な演目一覧は拝見するだけでも楽しいですね。
『花見の仇討』は早すぎますよね?
『御慶』はランクインされるかと思ったのですが、賞味期間が極端に短いゆえでしょうか?
それと『藪入り』のランク外は少々驚きでした。
あたくしのブログには季節を問わず『柳田格之進』の検索で毎日のように訪問者がいます。
2019/1/25(金) 午後 1:46
> 立花家蛇足さん
『御慶』も『薮入り』も、6回以下ですね。『御慶』は演者が少なく、『薮入り』は夏と分かれているんでしょうね。
ちなみに、私は「落語家の女房」での検索と、某師匠の離婚の噂での検索が、毎日あります。
2019/1/25(金) 午後 1:56 [ Mars_jj_boy ]
夏と冬とでは可逆性がないのかもしれませんが、「たが屋」をやるくらいの人はいないのかなぁ?
圓生の生涯一回だけの「福寿草」を聴いたのも稲荷町の「お紺殺し」を聴いた二回のうちの一回はいづれも7月でした。
真冬に「たが屋」をやって、観客に蒸し暑さと花火を感じさせるような噺家は...いないねぇ。圓生でも稲荷町でも無理だろうね。
2019/1/25(金) 午後 4:26
> 憲坊法師さん
逆の季節に掛ける。これで思い当たるのは、『時そば』を『時うどん』の型でやる昇太師匠は、付け焼き刃の男が、
一人なのに二人で演じてしまう、蕎麦やとの掛け合いに、幽霊でも居るかのような演出で笑いを誘うからと、真夏に『時そば』を掛ける事がありました。
また、ざこば師匠は、逆に幽霊の噺なのに、あえて真冬に『不動坊』を掛けて、屋根で三バカトリオが凍えながら、台所に幽霊を入れてました。
なかなか、四代目圓喬のように真夏に冬の話で涼ませたり、真冬に汗だくな真夏の噺をぶつけて、暖を取らせてくれたりできる力量の咄家は少ないですね。
そうそう、こないだ白酒師匠が、11月の終わりに『馬の田楽』をやりました。冬隣、晩秋に、初夏の噺を。そのくらいがギリ聞ける逆の季節の噺のようです。
2019/1/25(金) 午後 6:41 [ Mars_jj_boy ]