Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

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「3月3日は、三三の日」と銘打って、横浜にぎわい座は、近年かならず、三三独演会を『三三づくし』のスペシャルイベントとして開催しています。
昨年は、流れの豚次傳の読み切りスペシャルとして、白鳥師匠をゲストに迎えての開催でしたが、今回は三三師匠だけの出演。
前座さんも、登場しない『三三づくし』と同じスタイルの独演会でした。来月四月からは、また、新しいseasonが始まります。
そんな、スタンプラリー企画を終えた三三づくしのスペシャル回!こんな内容でした。

1.やかん
出囃子は、童謡「お雛様」で季節感を演出した三三師匠。今日の昼間は、二子玉川での落語会だったと言う、三三師匠。
二子玉川と言う土地が、落語に似合わないと弄りながらも、大井町線経由で東横線に乗り換えて、にぎわい座入りすると、
横浜にコンプレックスを感じないで済むのに、気付いたと言う三三師匠。なかなか、小田原生まれの田舎者根性が抜けていないようです。
そんな二子玉いじりから、話題は米朝会談の決裂に。三三師匠曰く、トランプさんも北の若大将も、気が強い独裁者と言う点と、変な独特の髪形を好むところが、似ているから、
互いに親近感を覚えるのかもしれません、と、言って、にぎわい座のお客さんの大爆笑を拐っておりました。三三さん、金正恩氏の黒電話カットがお気に入りです。

さて、本編に入り『やかん』。三三師匠の『やかん』は実にオーソドックスだが、ラストの川中島の講釈部分が聞かせ所で、なかなか良い。
人気の松之丞さんの名前を出したりして、笑いも入れつつ、なかなか軽妙でスピード満点の修羅場読みを披露します。

2.愛宕山
出囃子は「春は嬉しや」でした。マクラでは、恒例の小三治一門スキーツアーin安比高原で、この会の前日まで、安比高原に居たと言う三三師匠。
久しぶりに、盛岡の椀子そばに挑戦して、一琴師匠の弟子のこごとさんに負けた!と言う三三師匠。負けたと言いながら、208杯。
因みに、こごとさんは211杯。三年前の178杯だかの記録を大幅に更新した三三師匠。食い過ぎたぁ〜と、楽屋でアピールしていたら、
小三治師匠から、お前は今日の落語会は出なくていい!!と、小言を食らってしまったそうです。

三三師匠の『愛宕山』は、初めて聞きました。この噺は、最初の山登りで、疲れを紛らわせる為に、一八が「コチャエ節」を唄いますが、
三三師匠は、唄わない人なので、この噺はやらないものだと決め付けておりました。しかし、唄わないバージョンで演じるのでした。
身振り手振りの動作を豊富に入れて、ハナは元気なんですが、直ぐにヘタってしまう一八。最後は茂八の助けの尻押しで、何とか茶店までは到着。
ここからは、普通に展開するんですが、旦那さんが投げる小判の数が30枚なのと、傘を手にした一八を谷底に突き落とすのが、
茂八さんではなく、一八のコントロールの悪い土器が店に飛び込み、額に当たり出血した茶店の婆さんなんです。
この額のキズのリベンジで、血を流しながら、一八を突き飛ばして、キッカケを付けてくれます。なかなか、斬新な展開です。

3.妾馬
出囃子は、初めて聴く唄で何なのかな?わかった人!教えて下さい。
三三さんの『妾馬』を過去10年間で、6回聴いていて、今回が7回目でした。
聞いた年度と場所は、下記のようになります。


2009 谷津公民館
2011 恵比寿ガーデンルーム
2012 横山にぎわい座
2013 小田原市民会館、イイノホール
2016 横浜にぎわい座
2019 横浜にぎわい座


意外と聴いている噺なんですね。三回ぐらいかと思っていたら、二倍でした。
さて、三三師匠の『妾馬』は、井戸換えをしている月番の八五郎に、その妹お鶴を探しに来た、赤井御門守様の家来が出会う所から毎回始まります。
そして、八五郎は職人の江戸っ子口調で、長屋の旬なニュースを早口に、この家来に語り、大家は町役人らしく早口で、
そして八五郎の母親は、不思議な口を開けない、腹話術の人形みたいな早口で、喋るのが三三師匠特有の前半の見せ場です。
尚、この時に語る長屋の旬なニュースは、必ず、豆腐屋のガキが悪戯で、長屋の厠の金隠しの上に、鰤の頭を乗せて置き、
知らずに厠に入った糊屋の婆が、驚いて飛び上がり、そのまんま、肥壺へと落ちてしまったと言う話です。
ただ、江戸時代の厠には、金隠しは無いよねぇ?!
後半は、オーソドックスに酒を奨められた八五郎が、酔うほどに地に返り、三太夫さんや赤井御門守に対してフランクになります。

次回、三三づくしは、四月十日です。

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「春は嬉しや」というと都家かつ江の高座を思い浮かべてしまう爺ぃです(^^)

『妾馬』の出囃子気になるので推理します。
Marsさんほどの賢者が初めて聴くということは「おうま(♪ お馬の親子は〜)」や「トロイカ」、「草競馬」ではないでしょうね。
シューベルトの「魔王」

童謡の「小馬」(♪ はいしい はいしい 歩めよ小馬)
くらいしか浮かびません。

2019/3/8(金) 午後 7:29 立花家蛇足

> 立花家蛇足さん
妾馬の出囃子、初めて聴く唄でした。都家かつ江師匠と玉川スミ師匠は、本当に華があり粋でした。今は、小菊さんかな?

2019/3/8(金) 午後 9:27 [ Mars_jj_boy ]

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「めかんま」は、昭和30年頃の圓生が55歳頃の時に、やっと圓生が六代目として認められるようになった出世作ですね。

この演目は細かい描写が多々あって長くなるから後半部分をやらないのが普通です。だから圓生は、暴れ馬が出てこないので八五郎出世と云う演題でやりました。

長屋のごたごたから語ったら、八五郎が酔っ払うまで軽く30分は掛かります。圓生は百席の芸談で、若い頃に師匠の四代目 圓蔵にこの演目を教わった時には、八五郎が城に行くまでしかやらなかったと云ってます。

2019/3/9(土) 午後 1:56 藪井竹庵

> 藪井竹庵さん
私が聴いた事がある、八五郎が馬に乗って登城するまでやるのは、志らく師匠ぐらいで、殆どが八五郎出世で、赤井御門守に会うまででサゲになります。
当代小せん師匠は、袴を持って高座にあがり、八五郎が袴を履く場面で、本当に袴を客に履いて見せてくれます。

2019/3/9(土) 午後 2:24 [ Mars_jj_boy ]


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