Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

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この会も8回目となり、毎回大盛況!!遠峰あこさんは、小辰さん以外にも、こしら師匠やこはるさんとも、「あこしら」「あこはる」と呼ばれるコラボの会をやっています。
こしらさんとは、あこチャンが落語に挑戦する企画が話題になり、こはるさんとは、作詞こはる・作曲あこの歌を披露する企画が人気!CDまで二人で出しております。

そして、こちら鳥徳寄席では、「あこたつ」では、あこチャンのアコーディオンと小辰さんの太鼓と言うコラボ企画が有名なのですが、今回は相互の芸を芝居仕立てで中身で繋ぐ演出でした。

そんな大人気「あこたつ」。第八回目は、こんな内容でした。

・オープニングトーク
・First set … 遠峰あこ
・紺屋高尾…入船亭小辰

お仲入り
・替り目…入船亭小辰
・Second set…遠峰あこ


1.オープニングトーク
前回が今年2月末で、そこから9ヶ月ぶりの開催となった「あこたつ」。あこさんが、欧州ツアーを毎年開催されていて、4ヶ月から5ヶ月は日本を不在にしている関係で、スケジュール調整が大変!と、言う話題からトークがスタート。
今年の夏は、フランス→フィンランド→ポーランド→スペインを二ヶ月で廻ったそうですが、フィンランドからポーランドへの移動が、何と!主催者の都合で、飛行機からバスに交通手段が変更に!!
3日間、バスに乗ってフィンランドからポーランド・ワルシャワまで移動したそうです。途中、バスの乗り換えで数時間ターミナルに居た以外はバスだったとか。
しかも、移動の途中にメールが来て、その強行軍のバス移動の動機となったワルシャワでの民謡コンサートが中止になったと知らされたらしい、だったら鉄道とかでユックリ移動できたのに!!と、恨み節でした。

また、今回は喰いつきで披露していた「コラボ企画」を止めて新たな試みを、「あこ→小辰→仲入り→小辰→あこ」の流れの中に入れてみるので、お楽しみにと言って始まりました。
何でも、毎回コラボ企画で「両国風景」をやり過ぎて、もういい加減「両国風景」は止めてくれ!!と、主催者のNさんに苦情が来て、二人はNさんから「両国風景」禁止と言われたらしい。
あこチャン曰く「両国風景やって下さい!」はよく言われるが、「両国風景禁止」は初めてらしい。そんなトークから、遠峰あこオンテージからスタートしました。


2.first set/あこ
いきなり足に鈴を付け忘れて登場したあこチャン。長いアコーディオン芸人の歴史の中でも、初めての失態だと言う。トークの時にアコーディオンだけ持って登場したから、袖にハケてアコーディオンは持っているから、そのまんま上がってしまったらしい。
慌てて楽屋に戻り足に鈴を装着し、シャンシャンいわせて戻って来るあこチャン。小辰さんに、気合が入っていないのは貴様の方だ!?と言われていました。

「私は大好きな鳥徳寄席です。でも、小辰さんは一番ヤル気の無い会なんですよ。」いきなり、小辰いじりから始まりました。
会うたびに貫禄が増す小辰さん、次の次くらいの落語協会会長の座を狙っている。実は物凄く腹黒い!なぜなら「働かないで、金儲けがしてぇ〜」と、楽屋で心の叫びを聞かせている。
そんないじりから、この日の小辰さんの衣装が黄色だった事に絡めて、小辰さんって「レレレのおじさん」に似てると言い出す、あこチャン。前々から小辰さんにコスプレさせたくて、どんなキャラが良いか思案していたと言い出す。
ハロウィンが終わったばかりだから?と、私は思いましたが、確かに、黄色い着物をだらしなく着て、一本眉毛にして箒を持つと、似てなくはない気もしてきました。

一曲目はフランスのブルターニュ民謡「ミシャオの青い馬」。この曲は、child in timeのカバー曲に、同じような旋律があります。

https://youtu.be/xY_qU0sGX1g

https://youtu.be/pNhPXuU9SP8

ブルターニュの民謡は海に関連する曲がたくさんあると言ってから、日本も海洋国だから海にまつわる民謡が多いと結んで「大漁唄い込み」へ。勿論、遠島甚句入り。

三曲目はブルターニュ民謡「三人の船乗」。これはブルターニュ民謡でも超有名曲!YouTubeにありました。

https://youtu.be/QQO3RKT4NYI

1st setのラストの曲は、立川こはる作詞・遠峰あこ作曲の「花魁の唄」。タイトルを聞き逃しましたが、「三枚起請」「お見立て」「品川心中」と遊女の気持を売れっ子アイドル風に語られて行きます。
そして、最後は「紺屋高尾」の高尾太夫の歌詞になり、「久さん、元気?!」と呼び出されて、小辰さん登場!!そのまんま落語『紺屋高尾』が始まるという演出でした。


3.紺屋高尾/小辰
立川談志→談春→花緑へと受け継がれているパターンと同じタイプの『紺屋高尾』でした。最近、『紺屋高尾』を聴いてないので、実に新鮮でした。
さて、小辰さんの『紺屋高尾』。出だしの久蔵が慌てた様子で親方に、高尾に惚れた!と、訴える場面、科白が上滑りし過ぎだと思います。小辰さんの癖なんだけど、少し気になります。
どもる感じにして、あんまり上滑りさせない方が、私は好きです。慌てた感じを伝えたい気持ちは理解するけど、ちょっと違うと思います。

ほぼ、人物のキャラクターは完成されていて、特に久蔵のいちずな感じがいいですね。この主人公に共感がもてないと、この噺は駄目なんでね、いいタッチで掴んでいると思います。
更に、藪井竹庵・高尾太夫も、何度かやるうちに完成されて、小辰さんらしいキャラへと成長するんだと思います。


4.替り目/小辰
楽屋では、和気藹々と談笑しているのに…舞台に立つと、あこさんは「レレレのおじさん」とか言うと愚痴る小辰さん。そんなマクラから、私は3度目の白酒師匠の型の『替り目』へ。
前半、女房の「食べちゃった!」の部分をカットしていたから、後半、義太夫流しが出ないのも、尺の関係か?と思ったらそうではなく、最後にアコーディオン流しが登場し、『替り目』から、飛び出したみたいな感じで、あこチャンが舞台に上がり、2nd setがスタートしました。

『かんかんのう』で交代しました!!


5.second set/あこ
最近、鳥徳寄席ではろくに唄っていないと言われたあこチャン、この日は、シッカリ唄いました。

長崎『かんかんのう』、熊本『おてもやん』、青森・八戸『八戸小唄』(三橋美智也でも聞いた事があります。)鹿児島『茶碗蒸しの歌』(松元ヒロさんと彦いち師匠に習った曲らしい。鹿児島県のソールソング)

◇茶碗蒸しの歌
https://youtu.be/vXG-jHnqq7Q

山形『最上川舟歌』、自作曲『哀愁のマグロブツ』(小ゑん師匠の『ぐつぐつ』のスーパー鮮魚売り場風です)、フィナーレ!!


この後、鳥徳さん特製弁当で打ち上げでした。堪能しました。次回も必ず参加するつもりです。
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