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小雨の降る中、50〜60人くらいのお客様が集まった朝練講談会。人気者の松之丞さんが出る回以外も、
悪天候であってもコンスタントに、この人数が集まる会になったように思います。認知された事が喜ばしい。
そんな梅雨の最中、W杯最中の朝練講談会!! こんな内容でした。
・清水次郎長傳「石松と七五朗」 … 玉川太福
・流れの豚次傳「任侠流山動物園」 … 一龍斎貞寿
1.石松と七五朗/太福
この日は、朝練の後、玉川一門で50年前に亡くなった二代目勝太郎先生の法事があり、
その準備があるので早々に今日は会場へ向かうと云っておられた太福さん。
二代目勝太郎先生は、音源でしか聴いた事がない私ですら存じている大看板。浪曲師の中でも、
二代目虎造先生と同じように売れた講釈師として知られ、玉川一門では最も売れたスターだと思います。
2000年に亡くなった三代目は、天保水滸伝「笹川の花会」を聴いた事がありますが、天保水滸伝は太福さんも演じます。
さて、GWに聴いた次郎長傳の続きで、都鳥一家と石松の関係の脇の物語として、この七五朗とお民の夫婦との再会があります。
五分の兄弟分で遠州で男を磨いていた時代からの友人七五朗とも、金毘羅様の帰りに再会したらふく美味い料理と酒を頂きます。
そして、この宴会の帰り途に、閻魔堂で都鳥の待ち伏せに合って、石松は瀕死の重傷を負うのですが、その手前までの話が今回です。
まぁ、七五朗という男の紹介だけで、一話を費やす。ダレ場ですね。次回「閻魔堂」とその次の「お民の度胸」がハイライトです。
2.任侠流山動物園/貞寿
この日、昼、高円寺のノラやさんにて、Woman's落語会が開催されたのですが、それに貞寿さんは『任侠流山動物園』をネタ出ししていた。
つまり、その直前稽古がこの日の朝練講談会だった。この前の週に別の根多卸しがあり…と、云っておられましたが、それは『朝顔日記』か?
幼い頃から夏休みの宿題は八月三十一日になるまでやらないタイプであった事を強調する貞寿先生。そんな言い訳から本編へ。
白鳥師匠の原作に、導入部から結構忠実に演じる貞寿先生。愛山先生の会などで、喬太郎師匠の『任侠流山動物園』も見ているはずなので、
そちらに近い演出になるのか?と、思ったりしていましたが、ギャグなども全て白鳥師匠の原作に充実に演じる貞寿先生でした。
まだ、演じ始めたばかりなので、豚次・チャボ子・牛太郎の主要キャラクターが固まっていないのと、パンダの親分・代貸の虎男、
そして象の政五郎など、貫目の思い任侠動物たちも、個性を生かした演技にまでは、まだまだだと思いました。
喬太郎師匠も、年々、キャラが出来上がって次第に今のように、オリジナルのギャグも織り交ぜて噺を育てて行きました。
だから、貞寿さんも同じ様に育てて云って欲しいです。
次回7月1日は南麟先生と貞寿さんの会です。私はにぎわい座の発売で行けません。
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2018年06月25日
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