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文菊さんの会を終えて、落語友達のSさんと毎度おなじみ「磯丸水産」で、遅めのランチ。飲んで焼いて食って、一人あたり3千5百円でした。
ちょうど、16時くらいに自由が丘を出て、東横線から日比谷線に乗り換えて銀座へ。銀座から銀座線で上野広小路へ。 ビールだけ買って17時ちょうどに鈴本に着くと、長い行列が動いていて、開場したばっかりのタイミングで、中へと入る。 すると、開場だんかいで1/3の座席は埋まるくらいの大入りで、開演したら立ち見が出るくらいの入りでした。 三連休初日の中日、鈴本では初演の「走れ!元犬(真打への架け橋)」がネタ出しされているし、連日、ガラカメファンが相当入っています。 普通の鈴本の空気とは全然違いますからねぇ。客層がちょうどいい感じに若いんですよね。“しぶらく”みたいな感じの若さとは違う感じ。 さて、そんな超満員だった、「落語の仮面祭」中日。こんな感じでした。 1.黄金の大黒/あおもり この日も15分たっぷりの前座噺から始まりました。師匠の貴重な時間を削っているとは思わないのかな?10分にして欲しい。 10日間『黄金の大黒』なら、2つに切ってしまえと思うのは、私だけなのか?不思議な白鳥師匠の弟子、あおもりさんです。 2.近日息子/ぼたん こみち師匠と交代出演のぼたん師匠。マクラでは、師匠であるこん平さんのお伴で、車椅子係りで、歌丸師匠の告別式へ出た話をされました。 吉右衛門丈の隣に通されて、物凄く緊張したそうです。テレビ局のカメラの台数も、流石、笑点!!と、思ったそうです。 そんなマクラから、葬儀つながりで?!『近日息子』へ。普通でした。そうそう、ぼたん師匠って、以前から出囃子「ちゃつみ」でしたか? 3.大神楽/勝丸 トイレに行って見ておりませんでした。結構、笑いは起きていました。拍手は、勝丸さんはサインを出すから多目です。 4.ひろっちゃった!/天どん マクラでは、白鳥兄さんの前向き過ぎる性格は、見習いたくもあるが、あそこまで前向きに物事を捉えるのは難しいと言う天どん師匠。 よく打ち上げなどで、酒を飲んで酔うと白鳥師匠が言うそうです、有名な話ですが、「早く、俺のステージまで上がって来い!!」と。 何処にあるんだ!そのステージ。天どん師匠曰く、「私の芸の延長線上の上方ではない事は確か。おそらく異次元なので、 そのステージには辿り着きたくない!!」 ごもっともな意見だと思います。芸はひとそれぞれです。 天どん師匠らしい新作でした『ひろっちゃった!』、茶封筒に入った現金を拾う二人組みの男の物語なのですが、心理戦の展開が天どん師匠らしいです。 5.馬のす/文蔵 いつみても、美味そうに枝豆を食べます、文蔵師匠。ようやく、謝楽祭の疲れが抜けて、普通の高座が戻りました。 6.奇術/ダーク広和 初日と全く同じネタでした。長いロープを等間隔の輪を作って四箇所一気に切断し、それを一瞬で繋ぐ手品が受けていました。 7.締込み/菊太楼 馬石師匠の代演でした。ガラカメファンにやや苦戦されていましたが、泥棒噺は、縁起担ぎなんで、そつなく終わりました。 8.睨み合い/彦いち ミクロネシア旅行で、白鳥師匠が、レンタカーを借りにレンタカー屋に行き、いきなり、 I'm a car. と、言ってミクロネシアのレンタカー屋のオヤジに、No!!と、否定されて、なかば気のふれた危ない東洋人!?と、思われた事件を紹介してから、『睨み合い』へ。 彦いち師匠らしい神経戦が、緊急停車した京浜東北線の車内で繰り広げられます。いい感じにシュールな作品でした。 お仲入り 9.音楽漫談/のだゆき かなり短く上がりました。ネタは初日と殆ど一緒でしたが、リコーダー二本の曲は「ふるさと」でした。 10.かぐや姫/なな子 なな子さんは、出囃子が「七夕」。自己紹介から本編の『竹取物語/かぐや姫』。なな子さん37歳と聞いて、エッ!松坂世代?と、思いました。 11.漫才/ホームラン この日も凄く短く上がりました、ホームラン先生。 12.走れ!元犬/白鳥 ヨチヨチSWANで二回聞いた、「走れ!元犬」ですが、導入部に、白鳥師匠自身が新潟時代に、お笑いバトルで、江頭2:50に勝ってグランプリを獲得すしたが、 抜擢で真打にもなれなければ、寄席は相変わらず出入り止めだったエピソードを例に、花ちゃんも、少しぐらいマスコミに取り上げて貰えたぐらいでは、寄席の出番や真打昇進は得られない!と、説教する月影先生!! 更に、ではやっぱり技術、技能、仕草に磨きをかけるべきか?と言う花を、月影先生は、自身の師匠・白鳥は、キセルの使い方を最近、喬太郎師匠から注意されて、 正しいキセルでのタバコの吸い方をレクチャーされたといい。そんなものは無くても、寄席のトリは取れるんですよ!!と、言って、花と月影二人での真打昇進試験が提案されます。 物語は、ガラカメの「狼少女ジェーン」が登場する『忘れらせた荒野』と酷似した展開となり、episode1の最後に相応しい話に仕上がっております。 明日9/17は、恋する宮戸川を聞きに行くつもりです。 |
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2018年09月16日
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雨の自由が丘、11時15分くらいに東急の駅に到着。そんなに強い降りではないが傘は必要。
くだんの坂を、傘をさして上るのでやや時間を要し、25分くらいに到着する。 足元が悪いので、いつもの長椅子には、汚れた下足を並べる事を前提に、新聞紙がきれに敷かれていた。 そこに荷物だけ置いて並んでいると、常連のみなさんがやって来る。通常は12時にならないと開場しないが、 この日は、文菊師匠が楽屋入りすると、すぐに開場して頂けました。 そんな秋雨で、涼しいのか?蒸し蒸しするのか、微妙な天気の中開催された、今年最後の古桑庵の文菊独演会!!
このような内容でした。 ・鹿政談
お仲入り ・質屋庫 1.鹿政談
マクラデは、つい最近、日光江戸村からお仕事を頂いて、日光江戸村のステージで落語をやったそうです。 私は、日光江戸村へは行った事はありませんが、テレビで紹介されるのを何度か見たのと、ダウンタウンの「ガキ使」、 年末の笑ってはいけないで、この日光江戸村が、大々的にロケの現場に使われて、その施設を詳しく見る事ができました。 ものすごく広いのは知ってましたが、まさか!個人で経営されている施設とは、文菊さんに聞くまで知りませんでした。 先代が一代で施設を造り、二代目が現在その運営を行っているそうですが、この二代目がなかなかのやり手!! 新しい企画を次々に用意していて、日光江戸村だけでなく、周囲の街道から江戸の情緒を作るなどして、 地域全体を活性化するような試みをしていると仰っておりました。 また、日光江戸村は、どうしても昼間だけのイベントになりがちだが、意外とライトアップされた、薄明かりの江戸村も情緒があり、 文菊さんは、夜のイベントも充実させると、更に集客が見込めるのでは?と、言っておられました。 そして、実際、今年は秋の夜長に、二回、ライトアップされた夜の江戸村の企画が行われるそうで、また文菊さんも呼ばれているらしい。 そこで、主催者は、文菊さんに怪談噺をとリクエストがあるそうですが、怪談は苦手ですよね、文菊さん。 怪談は、やはり貞水先生、松鯉先生、はたまた、正雀師匠あたりにお願いしたほうが良い。 この日光江戸村は、イベントに出演する花魁も忍者も、岡っ引き、かわら版や、居酒屋や食堂、そして土産も売りまですべて社員。 二代目の社長は、「将軍様」と呼ばれているらしい。北朝鮮か?!と思いました。また、変な江戸弁が公用語で、 なぜか、任侠、渡世人みたいな口調で、全社員が喋り、時代劇の見すぎなのか?江戸弁を大きく勘違いしているようだと、 文菊さんは仰っておりました。江戸弁は、文菊さんが正しくレクチャーして上げたほうが良いと思いました。 また、閉鎖的な空間で、寮生活の仕事なので、花魁と岡っ引きがプライベートで恋に落ちたりするらしいです。 それをかわら版売りが、打ち上げの席で、喋ったりするらしいです。 そんな日光江戸村のマクラから、江戸の名物は、武士・鰹… と始めて、京都の名物、奈良の名物と説明してから、本編の『鹿政談』へ。 大阪名物が入らないし、京都の名物に“みっしゃ針”も出てこないので、米朝一門からではない、おそらく江戸の咄家から仕入れた一席かな? 奈良の豆腐屋さんの奈良弁は、少しぎこちない感じでしたが、それでも噺としては、十分楽しく聞けました。 2.質屋庫 この日は、上方落語が元の噺が二席続きました。出囃子を切るタイミングを覚えてくれない、主催者:古桑庵の女将さんにやんわりダメ出し。 文菊師匠がおじぎをする前に、出囃子を止めてしまう女将でした。10年続いている会でも3ヶ月に1回のラジカセ操作は覚えないようです。 そんな女将へのダメ出しから、菅原道真が藤原氏との権力闘争で負けて、大宰府に流された話を振ってから、本編の『質屋庫』へ。 一番笑ったのは、お化けや幽霊に、めっぽう弱い番頭さんと出入りの職人熊五郎。この驚く様子が実にリアルな文菊さんなんです。
一度、この会で、人形が動いて高座から、飛び降りた姿を、1mぐらいの至近距離で見ているので、そのまんま驚く文菊師匠が傑作でした。 例えるなら、これも「ガキ使」に登場する、総合演出家:世界のへーポー、こと斉藤さん、あのヘイポーさんが驚くのにも似ているのです。 お化けに弱い人って、共通の恐がり方しますよね。あの典型的な、突然奇声を発する驚き方が、ものすごく印象的で面白かったです。 次回、この会は、来年1月26日(土)です。そして、このウサギは?日本海海戦とどんな関係なんだろう?
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