Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

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三連休の最終日、朝練講談会の三越前から神保町へ半蔵門線で移動。ランチを迷いに迷って松屋へ。
祝日で半分くらいは食堂も休んでいて、小川町方面に歩き、結局、松屋で「プルコギ」にした。
それでもまだ時間があるので、DOUTORで珈琲飲んで、開場の40分前にらくごカフェへ。
偶然、私の前をIさんが歩いていて、私はトイレに寄って2番で到着!らくごカフェの笑み開きでした。

そんな今年一発目のらくごカフェの落語会を飾った、第百三回「柳家一琴の会」、こんな内容です。


・転失気
・馬鹿竹

お仲入り

・お神酒徳利



1.転失気
この会は、ずいぶん前に1回来たきりで無沙汰していました。全て根多出しなので、行きたい時があるけど、
既に他を予約して行けないケースが多いのです。土日・祭日の昼開催なので、他とよくバッティングします。
さて、一琴師匠自身が仰ってましたが、ここらくごカフェで一番高座に上がっているのは一琴師匠らしい。
この独演会も百三回だし、それ以外の会にも出ておられるので、根多帳を見ても頷けると仰ってました。

さて、ココらくごカフェの新春一席目が、なんと「おならの噺」=『転失気』から始まりました。
これで、いいのか?と、言いながら楽しそうに演じる一琴師匠でした。
お約束の珍念が和尚さんに呼ばれて、廊下を掛けて来る「はーい」の長かった事!!
これをやり始めたのは、誰なんですかねぇ〜。リサーチしてみようか?昔はやらなかったと思うんですよねぇ。
一琴師匠の軽い感じで、自分も楽しそうに演じる『転失気』。良かったです。


2.馬鹿竹
一琴師匠は、ファンの方に速記本がある事を教えられて、そこから自分なりに工夫を入れて、
谷中の五重塔の由来、『馬鹿竹』を自分流の落語に蘇らせて演じておられます。今回が三回目だったとか。

谷中五重塔は、1957年/昭和32年の七月に、放火心中事件が元で焼失しています。現在は石碑のみが残されている。
この五重塔は、幸田露伴の小説『五重塔』のモデルにもなった天王寺の五重塔が1908年/明治41年に、
当時の東京市に寄贈されたもの。東京の名所のひとつで、谷中霊園のシンボルになっていた。
寛永寺・池上本門寺・浅草寺そしてこの谷中天王寺の五重塔を、江戸の四塔と呼んだらしい。
池上本門寺ではなく、東京大空襲で焼失した芝増上寺の五重塔を上げる人もいたらしいが、現在は三つのみである。

さて、谷中五重塔焼失。火の手は7月6日早朝、午前4時少し前に火が上がり、その火の粉は塔から50mも離れた、
近隣寺院にも降り注ぎ、心柱を残してすべて焼け落ちた。当時の記事によりますと焼失後、焼け跡の心柱付近から、
男女の区別も付かないほど焼損した焼死体2体が発見された。わずかに残された遺留品の捜査で、
2人は都内の裁縫店に勤務していた男性48歳と女性21歳のであることが判明した。
遺体から金の指抜きが見つかり、当時そうした指抜きは洋裁師しか使っておらず、そこから身元が割れたらしい。

現場には石油を詰めた一升ビンとマッチ、睡眠薬も残されており、
捜査の結果、男女は不義密通の関係を清算するために焼身自殺を図ったことがわかった。
間男、不義密通、いまだと指し詰め「不倫」ですね。塔は再建されず、現在は礎石だけが残るのみである。
たしか、この火事の様子を8ミリに収めた近隣のお寺の住職が居て、
このフィルムを元に『谷中暮色』という映画が最近公開されています。

そんな谷中の五重塔の図面を引いた大工・通称「馬鹿竹」の物語を落語にしています。
人情噺の部類には入ると思いますが、酒に溺れて女房に逃げられた馬鹿竹が職人としての誇りを取り戻し、
五重塔建設に尽力し、分かれた女房がまだ一人で居ると知りますが、昔渡した離縁状があると諦め掛けるのですが…
一琴師匠も、昭和32年7月6日に塔が焼失した事を最後に語り『馬鹿竹』を終えるのですが、
『馬鹿竹』より『谷中暮色』を新作落語にして続きにすると面白いか?と思いました。
少し調べてミステリータッチの落語にならないか?そんな事を考えたりしております。
『馬鹿竹』自身は、珍しい噺というだけで、二回、三回、聴きたい話ではない。

馬鹿竹と呼ばれた職人が、一世一代、改心して作り上げた五重塔が、
これこれこんな不倫事件が元で焼失し、今も尚再建されていない事実を、
本当は、落語より講釈で、伝えると人情噺っぽくなるのでは?と思います。


3.お神酒徳利
30分弱の『馬鹿竹』ですが、一琴師匠、足がしびれて直ぐに立てませんでした。演じた三回とも同じだったとか。
本人曰く、体を動かす動作が全くないので、足を緩める事ができないので、血の巡りが悪い噺なんだとか。
それに対して、『お神酒徳利』は、かなり頻繁に立て膝になるので、45分オーバーでも大丈夫なんだそうです。

さて、一琴師匠の『お神酒徳利』、三木助・圓生の型です。そんなに尺は長くはないのにダレを感じてしまいます。
二羽屋の後半当たりからダレた感じで、しかも省略される。財布を盗んだ孝女の女中が占い以降登場しません。
この子を二羽屋の算盤占いで出さないのは意図的?稲荷だけのせいにします。
そして、三拾両の鼻紙代からは、この孝女に恵んでやることもなく、大坂へと出発するのです。

そんな展開もあり、二番番頭という感じが一琴さんの善六からは強く感じられません。商人って感じじゃない。
間抜けな博打々、若旦那がそのまんま中年に成った感じ。おっちょこちょいだが誠実というのが出てません。
この善六さんのキャラってこの噺の要だと思うので、もう少し商人で演じて欲しいですね。
何だったら、この善六さん、関西弁にしてもいいと思います。大坂出身の一琴師匠がイメージする商人でいいと思います。
小せん師匠の『お神酒徳利』とかと比べると、誠実な商人感が不足です。


次回も発表になっていたけど、行くか?迷っています。そうそう、会の終わりにお客様全員に、干支の犬、開運・犬の根付を貰いました。
白とピンクがあったみたいで、私はピンクを頂きました。何でも親戚が造っておられるらしい。
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