Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

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今年の初三三が、ここ横浜にぎわい座での「三三づくし」でした。その余韻を感じつつ、感想を綴ります。

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1.時そば/小んぶ
マクラは二つ目という身分はいろんな所に呼ばれて落語をやる。産婦人科から敬老ホームまで。と、振り産婦人科での落語会前に、
浴衣姿で院内を歩いていると、相撲取に間違われた小んぶさん。187センチ百キロだから、然もありなん。
生後間もない赤ちゃんを、力士の態でダッコしたそうです。四股名を聞かれたが、応用が利かず、花筏とか、鍬形、谷風や雷電とも言わず「小んぶです」と返したらしい。

さて、『時そば』。さん喬師匠の弟子らしいと言うか、本当に教科書どおりの『時そば』でした。総領の喬太郎師匠があんなだからか!?
他の弟子は個性を殺したタイプばかりです。唯一、喬志郎師匠、小太郎さん辺りがやや違う方個性ですが、
殆どの弟子が師匠さん喬の魂を強く受け継いでいて、喬の字さんに至っては、変な崇め方していますよね。個性と言えば個性。
あと、やなぎさんみたいな独特のフラが効いていると、さん喬落語でも、退屈しないと言うか、新しい発見があります。

蕎麦っ食いの最初の一文カスめ野郎が、「俺は永坂まで行って、蕎麦を手繰るんでぇ〜」と自慢します。麻布の永坂が蕎麦所で、老舗の蕎麦屋が確かにあるが、
麻布の永坂と言えば、それより『小言幸兵衛』の田中幸兵衛さんの長屋がある場所じゃん!!落語ファンなら、永坂と聴いただけでピンと来るのに、幸兵衛さんを弄らないのはなぜ?
明らかに意識して弄らないのが、さん喬一門の美学なのか?と、思いました。不思議?偶然にも、気付かずに「永坂」を出して来たのなら、更にビックリです。
蕎麦っ食いで「永坂」を出して、「あそこには、田中幸兵衛って変わった家主が居るだろう?!」と、落語らしいくすぐり入れてくれたら、独自で面白いのにと思いました。

時そばって、同じオウム返しの骨格で、まだまだ、進化させられると思います。


2.明烏/三三
約10年前くらい、三三さんが真打になって間もない頃、初午に関係なく、よくこの『明烏』を掛けていましたが、教科書どおりのつまらない『明烏』でした。
時次郎が唯一、純真無垢な若旦那で、日向屋半兵衛は普通の爺いだし、源兵衛と多助の区別が曖昧。どっちの科白が分からなかった。

それが、10年で驚く程変わった。半兵衛は散々放蕩した親旦那で、時次郎はかなり軽蔑している。そして、源兵衛は、半兵衛と一緒に遊んだ口で、時次郎に比較的優しく接するノー天気野郎!
しかし、多助は普通の遊び人で、半兵衛にも義理がないから、時次郎には冷淡な町内の札付きです。
噺に引き込まれて、30分くらいの尺が大変短く感じました。


3.人生鳴門劇場/三三
いよいよ大詰め。遂に豚次たち四匹が鳴門海峡を渡り四国に足を踏み入れると言う山場です。
まず、兵庫県は六甲で、豚次とモグ爺(元オスカル)が立ち往生、四国への陸路、淡路島経由ルート、残る二つの瀬戸大橋経由ルートをチワワのお菊と猫のマリー一味が検問を張っていて四国へは渡れないからだ。
そこにカリフォルニアアシカの文太郎の書状を持って牛太郎とチャボ子が現れ、四人は再会し、和歌山の枕崎にある寂れた水族館を目指します。
この四人が再会した場面で、チャボ子に元オスカルのモグ爺が嫉妬して妖刀油揚げを抜く場面で、今時のくすぐり「富岡八幡宮」を入れて来るのは、三三師匠らしい。白鳥師匠でもやったと思います。

私は白鳥師匠のも見ていますが、鳴門海峡で牛太郎が船を漕ぐ場面は、竿も魯も仕草は、格段に三三師匠の勝ちでした。
あと、枕崎水族館のイルカの親分は、我太郎に落ち着いたんですね。最初はトリトン親分だったんですよ。


さて、次回は金比羅様での死闘!そして、大団円です。
西新宿ミュージックテイトさんの新春特別独演会シリーズも3回目の参加です。
これで、予定している独演会は終わり、扇辰さん、文菊さんも行きたかったけど自嘲。
さて、今週火曜日9日に開催された春風亭百栄独演会、こんな内容でした。
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1.桃太郎後日譚
マクラでは、いきなりミュージックテイトさんの店内に貼られている咄家のポスターから弄りました。
よく正月、芸人さんは忙しいでしょう?と、言われるがそれは、このポスターに貼られている人達だ!!
そう断言する百栄師匠。ポスターが貼られていたのは、兼好師匠、一之輔師匠、文菊師匠、松之丞さん。
これを見て、一之輔師匠は、百栄師匠との二人会を時々やると、「こんな変態おじさんの子守は厭だ!!」
と、高座で言っていて、続けて「俺じゃなくて文菊でいいじゃないか?!」と、言うらしい。
そんな事を繰り返していると、遂に、百栄・文菊二人会が江戸川資料館で実現した。まだチケットがあると宣伝。

更にポスターの話題は続き、柳昇師匠のポスターにも、「このお爺ちゃんはもう亡くなってます」と言う。
更に更に、松之丞さんにも、「この人は、尋常じゃなく汗かきます」と言って、高座を下りる際に、
その足袋の跡が廊下に残っている。「ぬらりひょん!?」と言って弄る百栄師匠でした。
また、ある会で前座が上がらずいきなり松之丞さんって事があり、次の出番が百栄師匠だった。
すれちがいに、松「お先に勉強させて頂きました」百「御苦労さん、お客さんどんな感じ?」と言ってすれ違う。
松「普通です。まずまずじゃないですか?!」と言って二散歩通り過ぎて、踵を返す松之丞さん。
松之丞さんが高座前の階段まで戻り「師匠!しかしねぇ…」、百栄師匠袖から出て拍手に掻き消されて、
「師匠!しかしねぇ…」までで、その先が聞こえない!! 気に成って仕方ないまま高座に上がったそうです。

そんなマクラから『桃太郎後日譚』へ。寄席でも何度か聴いた根多で、コンパクトで百栄師匠らしい噺。
鬼退治するまでは、従順だった犬・猿・雉が、宝物を持って爺さん婆さんが居る桃太郎の実家に辿り着くと豹変!!
桃太郎邸で、散々ゴチになった後、猿が酷い目に合った、蟹の住む美味い柿がなっている村にお礼参り行くと言う。
雉が「ケーン!」と相槌みたいに鳴くのが面白い噺です。



2.家見舞い(肥甕)
正月の百栄師匠の過ごし方は、おせち料理も食べず、殆ど通常と変わらなかったそうです。
また、以前にも聞いた夢空間の「よってたかって」の新春落語会で、『鼻ほしい』を掛けたら、
「金屏風の上に『迎春』って掛かった落語会で『鼻ほしい』を堂々とやる咄家は落語協会にはそうそう居ないぞ」
と、柳亭市馬会長に言われたそうです。続けて「芸協にはゴロゴロ居るけどなぁ、芸協、行くか?」と。
そんなマクラから『家見舞い』へ。百栄さんで聴くのは初めてでした。肥甕を古道具屋で仕入れる辺りからの、
江戸っ子らしい凸凹コンビの野次喜多ぶりが面白かったです。江戸の風と現代コントのアウフヘーベンが堪らない。


3.キッス研究会
もう、6回目になると思う『キッス研究会』。根多卸しの時は、ただただ気持ち悪い噺でしたが、
現在は、百栄ワールド全開の面白い噺に仕上がっております。2012年の根多卸しから年々進化しています。
ライバルのディープキッス研究会、投げキッス研究会、そして間接キッス研究会、
これらキャラが固まって、噺全体がグッと面白くなった印象です。


次回、百栄師匠の会は、2月15日(木)らくごカフェでの「百栄の赤いシリーズ」です。

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