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大方の予想どおり、永谷のお江戸日本橋亭が最も多く45回も通っておりました。
毎月4回近く行っているので、ほぼ毎週1回は行っているのかな?と思います。
そして、二位がらくごカフェ。これは、横浜にぎわい座をのげシャーレと芸能ホールを、
分けてカウントしている結果です。連雀亭とらくごカフェは毎月行ってますね。
そして、小満ん師匠の独演会に通った「なかの小劇場」と、囀やが続き、
8位が美舟と西新宿ミュージックテイトですね。囀やさんはクローズしたので、残念!!
尚、レフカダは、松之丞さんの6回連続「畔倉重四郎」だけでランクインです。
浅草見番と落語協会2F「黒門亭etc」は、毎年6回から7回は通っております。
そして、今年の注目の会場が「新潮社」ですね。矢来町土曜早朝寄席!!
2018年も新しい所を開拓する所存です。 |
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2018年01月16日
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今年は、この日本橋亭での会と横浜での会を可能な限り通いたいと思っております。
とは言え、横浜の会はいきなり1/22(月)に行けそうにありません。3月は両方行くぞ!!
さて、今年最初の日本橋亭での「小満んの会」。このような内容でした。
・道灌 … 駒六
・犬の字 … 小満ん
・葱鮪の殿様 … 小満ん
お仲入り
・明烏 … 小満ん
1.道灌/駒六
小町入りで、15分弱の尺でした。この駒六さんという前座さんは、実に好感の持てるいい前座さんです。
口跡がよくハキハキ喋ってくれます。落語のリズムもちゃんとしている。ご隠居が八五郎より若干ゆっくり。
これが実に自然にできるのが、本当にえらいと思います。おそらく二代三平には既に勝っていると思います。
2.犬の字/小満ん
マクラで、犬は現在品種改良が進み五百種類も居るそうですと、言う小満ん師匠。ブルドックをまず紹介。
続いてセントバーナード。私世代は、セントバーナードと言えば「アルプスの少女・ハイジ」のヨーゼフです。
更にダックスフンドがアナグマ捕り用に生れた犬で、ドイツの犬だと紹介し、日本原種の犬も居ますと、
SONYのアイボを紹介するのは、実に、小満ん師匠らしい愛嬌だと思います。
戌年の1/11に新型アイボ、発表されました。タイムリーなマクラでした。もう5代目だからしいですねアイボ。
更に、何度か聞いた事のある黒門町が飼っていらしたスピッツについて紹介されました。チーちゃんでしたっけ?
すぐに人を噛む犬で、小満ん師匠にも、お使いで外出する際、後ろを見せると足や尻を噛まれたそうです。
だから、来客がありお客様が帰る際には、常に、女将さんがチーちゃんをダッコして飛び掛からないようにした。
でも、気に入らない客だと、女将さん、平気でチーちゃんを膝から離したそうです。
すると、犬が客の臀部を噛む。驚いた客は、弟子がピカピカに磨き上げた梯子段から足を滑らせ落下する。
そして、梯子段の下、大きなガラス戸を破ってしまい、黒門町にヒラ謝りするそうですが、飛んだ災難ですよね。
たっぷりの犬マクラから『犬の字』へ。導入部分からシロが上総屋の旦那に逢うまでは『元犬』と同じですが、
出逢ったシロが、「私は八幡様の白い犬です」と、元は犬だと上総屋さんに告白します。
そして、野犬狩りの役人に連れ去られ掛けた場面で、上総屋さんの実弟・突米屋の越後屋に大恩があると言い出し、
どうせ奉公するなら、越後屋で働きたいと言って、上総屋さんもこれを承知して、弟にシロを紹介します。
ちなみに、忠四郎という名前をシロに付けるのも、上総屋さんです。
突米屋で本当に身を粉にして働くシロに、越後屋はいたく感動し、兄の上総屋に感謝し、忠四郎を娘の婿にしても、
と、言い出すのですが、兄の上総屋は、シロが本当に100%人間に生まれ変わったのか?これには半信半疑でした。
そこで、兄弟は下戸のシロに酒を飲ませて、犬が完全に抜けて100%人間に成っているのか?確かめようとします。
すると、飲みなれない酒に酔ったシロは、大の字になって寝てしまい、その姿をそっと覗いた上総屋さん、
「ダメだ、枕が点になって犬の字で寝てやがる」というサゲ。『元犬』とは全く別のお噺です。
3.葱鮪の殿様/小満ん
かなり久しぶりに小満ん師匠では聴きました。四谷の橘家さんでやっていた「棚卸し」の会以来でした。
江戸時代、江戸詰めの大名は、極々たまに屋敷を出る外出が何よりも楽しみで、江戸の町人との触れ合いも、
江戸っ子は、田舎侍と馬鹿にして掛かるけど、それでも楽しみだったそうです。
だから、江戸の町人の噂を小耳に挟むと、それを江戸城に登城した際に、自慢したそうです。
と、米相場の噂噺を、大名らしく桁違いの勘違いをしてしまうと、1両相場を千両と言ってしまう小咄へ。
更に、ここから下谷の広小路に出ていた煮売り商いの店の話題へ。
ここで、「下谷の七不思議」なるものを小満ん師匠が毎度紹介して下さるのですが、
私が覚えているのは、甚五郎の龍で有名な「四本柱の龍」の話と、「女湯の刀掛け」の話だけです。
ググると、「本所の七不思議」「麻布の七不思議」そして「神楽坂の七不思議」はヒットしますが、
この「下谷の七不思議」は出て来ません。『小満ん/てきすと』で調べるしかありませんが、
次に聴いたら、是非、記憶に留めたいと思います。
この噺は『目黒のさんま』と、根は同じ噺で、「葱鮪鍋」をニャーと呼び、「熱燗の酒」をダリと呼ぶのが面白い。
『目黒のさんま』と違うのは、殿様がお屋敷の賄いでも、「葱鮪鍋」と「熱燗の酒」にありつける事です。
4.明烏/小満ん
実に贅沢だったのは、三三師匠と小満ん師匠の『明烏』が二日連続で聴けた事。
このネタは、小満んのCDでも何度も聴いた根多で、必ず、小満ん師匠が好きな川柳と仰る、
「雷を 入り、稲妻の 鳴りにけり」
これから始まって、浅草/大川からの吉原への道中についての解説へとなります。
本編に入っても、時次郎が源兵衛/多助との待合せに、地口提灯の「天狗の鼻に烏」。
「山高きが故に尊からず」の洒落で「鼻高きが故に、鷹と烏」っていうのはいいですね。
落語の『鼻ほしい』にも、この『実語教』からの一節が出てきますが、
『明烏』でやるのは小満ん師匠くらいだと思います。
更に、浦里と時次郎の色事を、ややバレ噺っぽく艶やかに聴かせるのも小満ん師匠くらいで、
普通、烏カーで夜が明けて、甘納豆食べて下げに向かいます。
そうそう、“引け”の合図の最中に、源兵衛と多助が時次郎の寝間を覗くのも斬新です。
この会は、奇数月の十三日。三席根多出しです。
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