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西新宿のミュージックテイトから、南新宿と言うより代々木のプーク人形劇場へ。
14時40分くらいにテイトを出て、てくてく歩いて移動すると、ちょうど15時くらいにプーク人形劇場に到着。
すると、既に二人の方が並んでいて、3番で列に並び、2時間、じっと我慢で開場を待ちました。
そんな、2年ぶりの圓丈師匠の高座目当てで来た「新作落語お正月寄席 中日」、こんな内容でした。
1.勝利の老婆/ぐんま
ヨチヨチSWANの最終回で1回聴いている根多でした。転校生の主人公の運動会に祖母が来る話です。
日本橋亭の根多卸しより、かなり仕上がっておりました。もう少し運動会の臨場感が出ると更に良くなります。
ぐんまさんは、あおもりさんより機用な感じがします。2年キャリアに差があるから落語自身はあおもりさんです。
2.なまはげ小咄/たん丈
雑感にも書いたけど、本当に真打の披露目のトリでも、「なまはげ小咄」や「裏日本兄弟風」をやるのか?
あおもりさんとかにも、現時点で抜かれているように思います。凄いよ、私は同じ年齢なので…
そうそう、市馬師匠とも同級生なんですよねぇ〜たん丈さん。
3.アンニョン・サンピョク/駒次
マクラでは、来年九月の真打昇進を控えて、その準備で忙しいと言う駒次さん。
先輩真打から落語やっている場合じゃないぞ!って言われるそうです。なんともおかしな話です。
更に、「駒次」のまま真打になるのか?改名して心機一転となるのか?そんな話もしてました。
さて駒次さんの奥さんが韓流ドラマが大好きって話題から、韓流ドラマ独自の展開について解説し、
『アンニョン・サンピョク』という作品に入りました。おそらく、かなり無理で強引な展開ですが、
韓流ドラマとして観ると、ありなのか?駒次さんらしい作品です。
4.シュレディンガーの猫/今輔
久しぶりに聴きました「シュレディンガー」。同じ東海大でも工学部出身だけあります今輔師匠。
東海大でも昇太さんからは聞かれませんよ「シュレディンガー」。シュレディンガー方程式の「シュレディンガー」。
量子力学の波動に関する基礎方程式で、秀逸なのは時間軸の概念を持っているという点です。
落語自身は、別にシュレディンガー方程式なんて知らなくても十分楽しめる「矛盾」をテーマにした新作落語です。
私は好きな噺でした。今輔に成ったばかりの頃に比べると、噺の構成が凄くよくなったと思います。
聞いていて、入っていき易くなりました。もっともっと進化すると思います。
5.時のすぎゆくままに/清麿
根多バレするので深くは書きませんが、ストラクチャーは『猫の皿』ですね。
要は軟派物語なんだけど、ハードボイルドな設定、演出で清麿師匠らしく料理してくれました。
また、清麿師匠らしい駄洒落も好き。「サンタが、マティーニやって来る」はナイスです。
6.悲しみの大須/圓丈
雑感で書いた通りです。宮治さんがこの日の昼、テイトのマクラでも圓丈師匠を心配していたんです。
その通りの高座になり。確かに、ここが4軒目で疲れているのは理解しますが… グズグズ過ぎです。
清麿師匠が「みんなで圓丈さんを呼びましょう!」と、白鳥師匠の『隅田川母子』のオープニングみたいな事をして、
そこから時計を見てましたが、結局1時間やったんですよねぇ。5分で下りられると困るからか?
圓丈師匠の出る中日だけ、仲後、三人にしてあったのに… 逆に伸びて裏目ですよ。
この日は、古典って訳にもいかないし、難しいですね。
一方、圓丈師匠の著書「御乱心」が、殆ど手直し無しで再版が決まったそうです、出版社は忘れた。
巻末に、圓丈・六代圓楽、そして小遊三を加えた鼎談が、清麿師匠が司会進行に入って収録されるそうです。
Amazonで中古買うと4千円くらいしますよね。一時は一万円とかだったから、嬉しいまた読みたい。
7.寄席よりの使者/白酒
白酒師匠の川柳師匠へのオマージュ作品です。中東で紛争が続き、川柳師匠が軍歌を歌う限り不滅な作品。
年末もイラクで大規模なデモが起きて、テヘランでデモ隊から死者が出たというニュースを耳にしました。
そこへ「テヘへの圓生」→「テヘラン延焼」ですよ。♪朝だ夜明けだ、潮の息吹!と歌う白酒さんの声もいい。
8.舞番号/彦いち
シブラクで根多卸しされたとの噂は聞いた『舞番号』でしたが、思ったより早く聞けて幸せです。
マイナンバーがテーマになっている、彦いち師匠にしては、シュールな作品です。
明日もプークに来よう!!と、強く思わせてくれた〆の一席でした。まぁ、予約しているから必ず来るけど。
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