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台風24号来襲の日曜日の午後、14名の決死隊が落語協会の二階に集まりました。
既にこの時点では、SNSなどで、20時にJRは臨時運休を決めたというニュースが駆け巡り、
池袋と末廣は夜の部の寄席の中止を発表していましたが、浅草と鈴本はやる!と言う。
まぁ、鈴本は、真打の披露目の楽日だったので、17時半に口上をやって、19時10分には終演。
そのまま、お花や後ろ幕、新真打の木彫の表札など、末廣亭への引っ越しがあるのでねぇ。
楽日の新真打が、正蔵一門のたこ蔵さんだった事も、強行開催に影響したのかもしれませんねぇ。
この鈴本は、まだなんとなく分かるのですが、浅草はなぜ、そこまでして日曜日の夜席をやるのか?
文蔵師匠は、Twitterで「浅草は、爆弾が落ちても休演しないぞw」と呟いておりました。
槍が降ろうとというのならまだしも、爆弾というのは、云いえて妙でした。
そんな嵐が迫っている中開催された黒門亭【第一部】、こんな感じでした。
1.たらちね/小ごと
前座さんが演じる『たらちね』は、退屈な演目BEST3に入ると思うのですが、もう少し楽しそうに演じて欲しい。
私が知る限りでは、昇太さんが前座の昇八時代にやっていた『たらちね』は、面白かった記憶があります。
2.手水廻し/小太郎
江戸の咄家で聴くのは初めてか?設定も大坂のまんま、やや妖しい臭いのする関西弁で演じる小太郎さん。
江戸では“手水を廻す”とは言わないので、移植するのも難しいですよね。彼なりに楽しい『手水廻し』でしたが、
やっぱりこれは上方落語です。
3.夢の酒/甚語楼
マクラで、悪夢の話をする甚語楼師匠。まず、よくみる悪夢の第一位が、学生時代の教室の夢。
自分のクラスなのに、クラスメートの顔が見たこと無い連中ばかり、そのなかにポツンと置かれている甚語楼師匠。
しかし、自分の斜め後ろの生徒だけに見覚えがあった!! それが権太楼師匠、詰襟の権太楼師がジロりと睨む!!
二番の悪夢は、出番を待つ舞台袖、緊張して待っていると前座が来て、「根多出しされている『愛宕山』を30分たっぷりで」
と、云いに来るのだが、甚語楼師匠は『愛宕山』は持っていない。物凄く焦り、呼吸が変になって目が覚める。
あまりにこの夢を見るので、悪夢解消の為、『愛宕山』を覚えたそうです。覚えたけど掛ける機会がないと云っておられました。
そんな悪夢のマクラから『夢の酒』へ。この根多は、甚語楼師匠で三回目でした。お花の嫉妬と大旦那のとぼけた感じがいい。
4.岸柳島/錦平
寄席以外で見たのは、初めてかもしれません、錦平師匠。いい声だと毎回思います。ニンに合っている話でした。
5.田能久/源平
亡くなった扇橋師匠から習った噺だそうです。扇遊師匠、扇辰師匠とまったく同じで、握り飯の大きさまで一緒。
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2018年10月04日
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