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連雀亭から「やよい軒」の神田店へ。結構混んでいる中、やや遅めの昼食へ。鯖の塩焼定食を注文して待っていたら、
外国人の男女三人組が私の隣だった。女性二人と男性一人。なんと!定食を2つ注文して三人でシェア―して食べ始めた。
「やよい軒」はご飯のお代わりが自由だが、定食2つを三人でシェア―しても、お代わり自由なのか?と、思ったら、
中国人の店員は、この三人にはお代わり自由だと教えずにスルー。実に中国人らしい対応!!最初から問題の芽を摘むやり方。
これが日本人だと、どう説明するかで悩むよなぁ。喫茶店で3時間、時間調整してから日本橋亭へ。
スクイーズ ハジキーズの二人が、会を終えて帰るところでした。小田原の三三ファンにはお馴染みのお二人で、
「伝の会」でお馴染みの長唄の松永鉄九郎さんが師匠です。三三師匠のお父さん、見えたのかな?なんて思いながら開場を待つ。
すると5分もしないうちに、二人私の後のお馴染みさんが来て、どんどん列が伸びて、この会始まって以来かも?という大入り。
そんな、今年最後の「左龍・甚語楼の会」、こんな感じでした。
1.オープニングトーク
甚語楼師匠がなぜか?不機嫌。トークもはずまない。「貴方と飲みたい!」という副題は、なんだっけ?思い出せない私です。
2.のめる/市若
笑顔が素敵な市若さん。大きい体で、可愛い仕草です。フラも独特で落語家らしいと思います。私は好きです。
3.粗忽長屋/甚語楼
マクラでは愚痴たっぷりで、代演ではなく“つなぎ”での仕事の依頼を先輩や師匠から受ける事があるという甚語楼師匠。
珍しい繋ぎとしては、歌武蔵師匠から結婚披露宴の司会の繋ぎというのを依頼されて、冒頭の仲人の新郎新婦紹介から、
新郎の上司、友人代表のスピーチあたりまで繋いだ事があるそうです。
また、最も最近では、11/22の「北とぴあ」での、権太楼、白鳥、白酒三人会で、師匠権太楼さんが、大阪NHKでの、
NHK新人落語コンクールの審査員の仕事を終えて、「北とぴあ」のトリの高座に上がるまでを繋ぐという仕事。
この審査員の仕事の依頼は、1年も前に決まっていたのだから、「北とぴあ」の依頼が来た時点で断れば良かったのに、
権太楼師匠の思惑として、弟子のほたるさんか、さん光さんが、NHK新人落語コンクールの決勝に出る可能性がある。
いや、可能性が高い!!なので、コンクールの審査員は、師匠である権太楼さんはできなくなると勝手に判断したらしい。
そして、ほたるさんもさん光さんも予選敗退が決まり、甚語楼さんが師匠到着までの高座を繋ぐ事になったそうです。
勿論、「北とぴあ」側からはギャラは出ません。それでも、権太楼師匠が太っ腹で、師匠のギャラを折半してくれたらしい。
また後日、女将さんから「感謝しなさい!」の電話を貰ったとか。
そんなマクラから『粗忽長屋』へ。まず、八五郎のワクワクしながら「いきだおれ」に突進して行く感じな粗忽が、
甚語楼師匠らしくてたまらない。一方、八五郎にいきだおれだ!と言われた熊五郎の方は、とぼけた粗忽になる。
そこに普通の世話人さんが挟まれて、落語になる。実にオードドックスなのに大爆笑してしまう。素晴らしい!!
4.不動坊火焔/左龍
マクラでは、『粗忽長屋』を聴いて思い出した!と、云って。暮れの「さん喬・権太楼」をまだ新宿末廣ではなく池袋でやっていた時代。
さん喬師匠が、仲入り前に『粗忽長屋』をやって、客の空気と合わずに滑るとは言わないが、客席が妙な空気になって下りた後、
後から上がった権太楼師匠が、また、『粗忽長屋』をやり出して… 楽屋に居た、さん喬一門と権太楼一門の弟子がハラハラさせられた。
そんな話を振って、『不動坊火焔』へ。
冒頭の大家に吉兵衛が呼ばれ未亡人となったお滝さんとの縁談を薦められる場面、お滝さんと一緒になれると聞いて、
舞上がりながら吉兵衛が湯屋へ行く場面、湯屋で悪口を言われた鍛治屋の鉄つぁん、チンドン屋の万さん、漉返し屋の徳さん、
この三人がその悪口を湯屋で聞いた徳さんの家に集まり、不動坊の幽霊で吉兵衛を脅かす算段をする場面、
そして最後、この三バカトリオが屋根から、幽霊役の前座の咄家とともに、吉兵衛を幽霊で脅かす場面と、大きく4つの展開となるが、
どれも何かメリハリがない。特に三バカトリオの区別が曖昧で、具体的にトリオがイメージできないのが残念である。
常々思うのは、この三人組を、たとえば昭和なら「てんぷくトリオ」みたいな感じで演じてくれると実に楽しい。
現代なら誰だろう、「東京03」?「ロバート」?「我が家」? 「ネプチューン」?… 「ハナコ」!!
5.浮世床「本〜夢」/左龍
本は、白酒師匠のを聴いてしまうと、他の誰の本を聴いても面白く感じなくなった。また、夢は20代後半の年増の女性に色気が足りない。
6.火事息子/甚語楼
マクラでは、江戸時代の火消しの仕組みと、町火消し「イロハ48組」の解説から『火事息子』へ。
甚語楼師匠で『火事息子』は、聞いた事あったかなぁ〜と、考えていたら、お兼さんの雑巾掛けが出て思い出した!以前聞いている。
甚語楼師匠の落語は、ボケと突っ込みのキャラ分けが的確で、最初の親旦那、番頭、定吉の三人の役割で笑わせに来ます。
更に、後半も、親旦那、若旦那(臥煙)、母女将の三人でも、母親の女将のボケぶりが実に面白い。
次回、第二十一回 左龍・甚語楼の会は、来年三月二十九日(金)です。
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2018年11月16日
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