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11月に二つ目に昇進した、柳家緑助、橘家かな文改め文吾、そして金原亭小駒の三人の二つ目披露が黒門亭で開催されました。
もう何年か定番の行事になっていますね。この前に昇進した、小もん、こはく、一花の三人もやりました。行けなかったけど。
できるだけ、こういうめでたい会は、参加しておきたいと思うようになった今日この頃です。
さて、そんな三人の二つ目のお披露目、こんな感じでした。
1.一目上がり/市坊
初めてみる前座さんです。いかにもお顔が咄家向き。乃ゝ香さんと同期の世代なので、1年以上は前座していて、
寄席でも観た記憶がありません。逢わないとそんなもんなんですね。結構、できる喋り達者な前座さんなので、
これは聴いていたら、絶対に覚えていると思います。市馬一門の秘密兵器ですよねぇ〜。ちゃんと、めでたい会でめでたい噺ができる。
2.元犬/緑助
私は、花緑師匠が出る会で前座で使われている時に聞いただけで、この高座が四回目でした。うち二回が花緑師匠の会でしたね。
さて、マクラでは、池袋でぼったくりの居酒屋に掴まった話題へ。キャッチに連れられて、個室の居酒屋さんへ。
6人で酎ハイなどサワー類を2杯ずつ呑んで、お通しと山盛りキャベツのサラダを食べて、弐萬六千円!!
あまりに腹が立ったのでしょうね、その店のレシートを高座で読み上げて、ぼったくりの手口を公表しておられました。
深夜料金、テーブルチャージ、サービス料などなど、全部500×6されて3千円×5くらいの勘定科目で壱萬五千円!!
それでも、サワー類とキャベツのサラダは六千円で、合計弐萬壱千円にしかならないのに、チャージ17%とかが付いて、
弐萬六千円也となるシステムだったみたいです。凄いですよ、池袋の居酒屋。
さて『元犬』。前座時代にも緑助さんの『元犬』は聴いています。が、覚えていない、印象に残るような『元犬』ではない。
この日も、普通にやられて、何の工夫も無く、普通に前座さんがやるのと同じでした。こんな風にやっていると客は付かないぞ!
そう思ってしまいました。三三師匠、馬石師匠は真打になっても、『元犬』やりますが、それなりに工夫していますよね。
そんな師匠と、これからは比べられるのだから、是非、工夫を入れて欲しいもんです。
3.替り目/小駒
お爺ちゃんの十代目馬生よりも、五代目志ん生に近い芸とフォルムです。笑顔がいいですね、咄家の顔しています。
彼の『替り目』を見ていて、酔っ払いが誰かに似ていると思ったら、四代目の小染師匠にごっつ笑うと似ています。
ただ、この日の『替り目』は、遠慮しながらの一席で、もう少し若さが見たいと思いました。
4.口上
司会は、この黒門亭の番頭さん、つい最近、ゼロ日交際で「お見合い?」と思うような電撃婚約した二代柳家かゑるさん。
口上の掴みで、婚約おのろけを披露しました。そこからは、芸達者な咄家モノマネ!!志ん輔、正雀、馬風、そしてあの世から、
三代目圓歌までもが駆け付ける!!最後は、林家ペー先生で締めてくださいました。
また、普通は当人は口を開かないのが口上ですが、緑助さんは文吾さんを、文吾さんは小駒さんを、そして小駒さんは緑助さんを。
それぞれが三すくみになっての口上で、楽しい時間となりました。
5.夜鷹の野ざらし/文吾
小せん師匠や扇辰師匠は、この夜鷹のパターンですね。サゲまでやると、馬の骨で太鼓と幇間を掛ける、田原町に太鼓屋さんが沢山在った、
そんな時代の分かりにくいサゲなので、分かり易く、八五郎の、酒で骨を回向する様を老いた夜鷹が見ていて、骨の恩返しに成りすます。
八五郎の職人で江戸っ子気質な感じと、隣の浪人先生の武ばった感じはよく演じてられいるのだが、夜鷹にも落語らしいキャラが欲しい。
さて、写真の様に坊主っくり頭の文吾さん。二つ目昇進が決まった直後に、酒で師匠をしくじり、 文蔵師匠から、頭を丸めろ!!と、小言をくらい漸く伸びて、こんな頭の黒門亭の披露目になりました。何度かしくじり坊主にされている文吾さんです。 黒門亭は、今年はこの12月16日で終わり。来年は1月2日からのようですね。豪華ですよ、一之輔師匠と小満ん師匠が一部・二部のトリです。
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2018年12月19日
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