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朝練講談会を終えて、日本橋亭(三越前)からてくてく歩いてピッコロ(日本橋)さん方面へ。
途中、なか卯でうどんにする?と思ったけど無性に冷やし中華が食べたくなりファミマのイートインへ。
おにぎりとミニ冷やし中華を食べて、ヴェローチェで時間調整。ピッコロさんへ行くと1番!!
読書しながら開場を待つと、ちょうど20人くらいの新作ファンの皆さんが集まりました。
そんな、三遊亭粋歌さんの独演会、「スイカ・ア・ラ・モード」、こんな内容でした。
1.箱の中
NHKのラジオの隔週レギュラーの話をマクラでされました。正太郎さんから聞いていたのと、
粋歌さんの場合とではやや印象が違う。粋歌さん、直近のこのラジオの仕事で上野動物園を取材されています。
テーマは、シャンシャンを如何に確実に観れるか?という、パンダの檻攻略の裏ワザ!!
私は、一切パンダに興味がないので知らなかったのですが、シャンシャン整理券が配られていたんですね。
つい最近、整理券を止めて正門直後に整列させて、順次10名くらい単位で入場させているようです。
だから、まず入場券の発券機前に行列ができて、その後、パンダ用の所定位置でも並ぶらしい。
なので、事前に入場券を持っておくというのが基本中の基本の裏ワザ。でも、上野動物園の入場券って、
プレイガイドや金券ショップでは売っていない。だから地方から上野動物園に来た人はハンデがあると云う。
ただ、あんまり事前に上野動物園まで行って、入場券だけ買って帰る人、居るのか?鈴本や広小路亭のついでとかないと、
そんな事は普通の人はやらないよねぇ。だから、粋歌さんは粋歌さんなりに調査をした結果。
上野動物園には3つのゲートが存在する。しかし、パンダ檻へ行けるのは正門だけ。だから真の裏技は、
他の二つのゲート、どちらかの発券機で入場券だけ買って正門に廻ると、券売機の列には並ばなくて済む。
とはいえ、並ばなくて済むけど… 広い上野動物園でゲートからゲートまで移動するのって、結構かったるい。
そんなマクラから、このNHKのラジオが決まるキッカケになった『箱の中』という作品を披露。
何だろう。着目点は面白いのですが、ドラマッチクな展開が無いのに、ダラダラ長いように思います。
根多バレしない程度に書くと、田舎の実家を離れて、都会で一人暮らししている姉と弟。
この二人が、昔集めていた収集品を実家に残して、一人暮らしをしているのだが、ある日、両親が「処分」に目覚めます。
ネットで売る事や、リサイクルショップへの持込みを知ってしまった両親がとんでもない行動に!!
慌てて、処分魔と化した両親の元へ、姉弟が戻ってみると… みたいな噺です。
もう少し短く編集してもいいように思います。
2.フォーリンロボ「By 二代志ん五作」
新作落語ユニット「攻めだるま」について、マクラで語る粋歌さん。「攻めだるま」は天どん師匠、きく麿師匠などを中心に、
彩大師匠、当代今輔師匠、そして駒次さんなども参加しているSWAに継ぐ者世代の新作落語ユニットで、
不定期に、なかの小劇場で「キュート」さんの主宰で開催されています。基本根多卸しの会が中心ですが、
真打昇進祝いみたいな企画もあり、つい最近、志ん五師匠の昇進祝いで、みんなで志ん五作品をやる会をやったそうです。
そして、粋歌さん曰く「志ん五三区品は面白いけど、本当に短い作品ばかりで… 使い勝手が悪い」
さて、『フォーリンロボ』。志ん五さんと粋歌さんの融合で、新しい化学反応が起きた感じの噺になりました。
勿論、良い方に反応しています。設定がSF的で、白鳥師匠に言わせると新作落語最大のタブーらしいです。
本当に短い作品なので、これ以上書くと根多バレするので止めますが、寄席とかでもできる噺になると思いました。
3.嵐の初天神
白鳥作品・落語の仮面の第二話ですね。軽く『落語の仮面』についての説明とあらすじを振って、「嵐の初天神」へ。
この二話は、恐ろしく刈り込んであって、大筋に関係ない部分は、結構大胆に削ぎ落してありました。
あと、キャラクター、特に姫川あゆみになぞらえたキャラ立川あゆみが、白鳥師匠にない令嬢風なのが特筆です。
白鳥師匠のあゆみさんは、常に上流階級というイメージではないけど、粋歌さんは意識し品位重視で演じておられました。
ただ、カットされた部分で気に成るのがあゆみさんが「高座あらし」の異名を取っている部分。
歌丸師匠がトリの三越落語会で、開口一番のあゆみさんの『寿限無』が素晴らし過ぎて、歌丸師匠の『豊志賀』が霞んだくだりと、
あゆみさんが、沢山の名人の口調を完璧にコピーして『嵐の初天神』を演じる部分はやって欲しいと思いました。
あの白鳥師匠ですら、つたないモノマネで六代目圓生、稲荷町の正蔵、そしてサゲは雲助師匠の団子・「親子でやってら〜」
これをもってきて、大爆笑の『初天神』をやっておられます。百栄師匠の『弟子の強飯』くらい圓生が演じられると痛快です。
この物語での落語協会会長が三三師匠だったり、他の実在女流咄家をいじる部分はカットでも良いけど、
このあゆみさんが、昭和の名人そっくりに落語を演じる部分は正面から挑戦して欲しいと思いました。
次回、粋歌さんは6月23日の亀戸寄席と29日ののげシャーレの独演会を予定しています。
のげは既にチケット買っていますが、亀戸は1週間前にならないと予定が組めない状況です。
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2018年05月31日
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