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梅雨の晴れ間の土曜日。自由が丘の古民家風喫茶「古桑庵」で開催される文菊さんの会です。
50人が定員で、毎回45人を目処に予約を取る会です。この日はキャンセルが5組ほど出たけど、
事前に申し出てくれたので、キャンセル待ちの方で穴埋めがスムーズだったので42名様ご来場でした。
お客様の9割が女性という、文菊師匠らしい地元の会、今回はこんな感じでした。
・たらちね
お仲入
・宿屋の仇討
1.たらちね
この新緑の季節、梅雨のじめじめはあるけど、初夏らしい爽やかな日は大好きだと云う文菊さん。
紫陽花が咲いて、庭なども緑に色づき、暑い本格的な夏が来る前の様子が好きだといいます。
そんな他愛ない季節の話題から、人間の縁についての定番マクラを振って、『たらちね』へ。
“千代”さんの口調が、さほど速くなく武家の娘というより公家の娘の感じがします。
はんなりした京都の女性というイメージで演じておりました。
2.宿屋の仇討
『落語』というのは、聴く方にも素養・基本が必要だという文菊さん。所謂、仕込みをして後から落とすやり方ですね。
どうしても、幼い子供には、この仕込みを理解して、後から落とす笑いについてこれない子が居たりする。
子供さんは、いきなり仕込みの単語に反応して、端から笑ってしまう。『何がそんなに可笑しいの?』ってやつです。
大人にも偶に居ます。箸がころがっても笑う人。16〜7の娘ならねぇ、結構年配の方で居たりします。性別関係なく。
有名な長崎のお寺での落語会に、談志師匠が呼ばれて、談志師匠が何を云っても笑う女性が居て、その異常なゲラ加減に、
談志師匠が不機嫌になってしまって、「奥さん、そんなに面白いかい?」との科白を残して、二度とその寺には行かなかったそうです。
そんなマクラから旅の恥はかき捨て。そんなのはもう今は昔。ネットでSNSに見張られて、
文春砲に売られる時代だと云ってから『宿屋の仇討』へ。今年はこの根多よく聴きます。
吉坊さん、正太郎さんで二回、そして甚語楼師匠、更には文菊師匠で聴いて今年5回目でした。
大変上品な『宿屋の仇討』。武蔵屋、ムジナ屋、石坂段右衛門でした。
次回、古桑庵での文菊独演会は、9月15日(土)です。
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2018年06月12日
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