Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

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地獄のような炎天下、小三治観たさに並びました。前売りを止めたから、10時半くらいに行くと既に20人くらいの列でした。
テケツのシャッターが、直ぐに開いたけど日陰には入らない位置で待つ事に。階段には入れてくれません。チケットを売り出したのは、12時少し前。
既に開場時間には、80人くらいが並んで居て、開演で前座が上がると立見になっておりました。ただ、進藤さんの時代のように酸欠になるような無茶苦茶な詰め込みはなく、30人くらい立見が出るくらいの昼席でした。


・小ごと/道灌
開口一番の前座であり、高座返しでした。柳家だぞ!と、「道灌」。
・小もん/南瓜や
二つ目になって、私は二回目でした。芸に余裕ある感じで、元々、ゆっくりの語りが、更に大間に。マグロじゃありませんよ、大間たって。
・燕路/たらちね
私は、寄席で燕路師匠を観ると「たらちね」ですが、好きだから許します。ガンガラガンのポーリポリが好きです。
・のだゆき/音楽パフォーマンス
毎回「象」が彼女の一番だと思います。太りましたよね?ますます、象に磨きがかかります。
・木久蔵/小朝作「こおもり」
昨年に続いて小三治主任に呼ばれ有頂天でした。江戸前にやらないのが、木久蔵流。
・小八/二人旅
真打になり一年半が経過。まだ、弟子入り希望者がないと、やや不満そうでした。落研の皆様、総領弟子になるなら、小八師匠へ。
・ホンキートンク/漫才
お互い相方弄りで、よく笑いが続くと毎回関心させられます。ボケの角度が私好みです。
・正蔵/一文笛
20分ぐらいでコンパクトに演じました。寄席サイズに上手く編集されていて、江戸前に直した「一文笛」です。
やりこんでいます。早口にスピードよく展開させて、正蔵師匠が噛まないんだから、凄く稽古している証拠です。
「ぎっちょやねん」で陽気にならないのが、玉に瑕。と言うか、江戸前に進行しながら、下げだけ、上方訛りと言うのも?!
陰気にして終わり。次の花緑師匠!やりにくそうだった。
・花緑/つる
やり難そうに「つる」でした。
・正楽/紙切り
試しに切ったのは季節がら「せん光花火」。リクエストは「コーヒールンバ」「還暦」そして、「かき氷」。
還暦以外は、お囃子さんも苦労が多いテーマでした。アイスクリームなら分かるが、かき氷で榊原郁恵の「夏のお嬢さん」はどうかと思いました。
・さん喬/締め込み
寄席で一回は、泥棒の噺をと師匠に言われたと始めた「締め込み」。これで、今日の小三治師匠の演目から「出来心」が消えた。

お仲入り

・玉の輔/宗論
このネタか「マキシム・ド・のん兵衞」しか寄席では聞いた事がない、玉の輔師匠です。
・小里ん/手紙無筆
絶妙に、時間調整して下さった小里ん師匠!寄席芸人の鏡です。
・小菊/俗曲
いつもの唄と、都々逸!膝らしい芸でトリへ。
・小三治/長短
相変わらず、ゆっくり間を取り高座へ。「二上りかっこ」がワンフレーズ半過ぎての登場でした。
アレ?!杖を突いての登場にビックリ。その代わり、逢引は使わず正座しました。

早速、その杖が目白の小さん師匠からもらったモノだと紹介。小三治師匠自身は、杖は使わないが、小さん師匠がやると言う物を貰わないのは失礼だからと、貰ったと言う。
更に、杖より欲しい物が実は小三治師匠にあり、亡くなった時もそいつが欲しかったと打ち明けました。
小三治師匠が、五代目小さんの形見に欲しかった物とは、「仕込杖」。そう!あの座頭市が使うような刀を持っていたと言うのです。
亡くなって、直ぐに欲しいそうに行くのも、卑しく見えて格好悪いから、49日も過ぎて二月になる頃、
五代目の財産・遺品を管理していた娘さんに、「師匠の遺品で、刀があれば欲しい品があるのですが?」と言うと、娘さんから意外な答えが…

刀は一本も残っていないと言うんです。小三治師匠、一門の誰が持って行ったのか?!と聞いた。一門の誰かなら取り返して自分の物にと、思ったそうですが、
何本か小さん師匠が持っていた刀は、剣道の道場に出入りしていた門弟の中で、位の高い人が、全部山分けにして、通夜の前に持って行ったそうなのです。
『しまった!』と思った小三治師匠でしたが後の祭り。仕込杖は何処へ行ったやらと、悔しそうでした。

再び話は、杖の話へ。小三治師匠が頂いた杖は、竹の握る反対の突く方にゴムの栓がされた茶褐色のモノ。
昔ながらの竹を囲炉裏で燻して色が付いたような竹の杖なんですが、五代目は、晩年、杖代わりに木剣を使っていた。
その木剣杖を突いて地方の公演に行く事があり、電車はいが、ある日、飛行機に乗るのに木剣杖で空港に現れた小さん師匠。
悠然と金属探知機ゲートを木剣杖で渡ろうとして係員に止められる。あくまで金属じゃないし、杖代わりだと頑固に主張する師匠。
お付きの前座も困り果てていたら、空港の偉い人が来て「師匠、申し訳ありません、普通の方なら杖代わりも有りかもしれませんが、
師匠のような剣の達人が持つと武器になります。持ち込みはご遠慮ください。」
と、機転で剣の達人と呼ばれて、木剣を空港に預けて飛行機にのる五代目小さん師匠だったそうです。

この小さん師匠の話の合間に、盟友・扇橋師匠の話も挟んでくるのが、小三治流のマクラです。
他愛ない話なんです。中華料理を食べに行き、扇橋師匠が震え癖が始まった時期で、食器にレンゲをぶつけてガチャガチャ音を出す。
更に、口にレンゲや箸をはこぶと、首を振るからなかなか口に飯が入らない。そのもどかしい様がイライラさせらせて、と、語る小三治師匠。
意識して、無意識に振る首を、逆方向に振れば止まる!!と、言う小三治師匠。

この時、扇橋師匠の震えがあまりに酷くて熱を計らせると、39.7℃もあり、そのまま、救急病院へ小三治師匠の車で連れて行き緊急入院となったそうです。
中華屋に入ったのが夜10時で、緊急入院したのは12時過ぎ。自宅に電話して事情を奥さん説明。入院支度して来てくれと言うと、
「タケちゃん、そっちで何とかしてくれない?!」と言う。お前の旦那だろう?近所に息子も居るだろう!二人で来い!と、必死の説得の末、何とか深夜1時過ぎに来たらしい。
また、来たら来たで呑気な親子だと言う。扇橋師匠の息子が、「テレビで見る人」と、小三治師匠に興奮するらしい。
そこで小三治師匠が思い出したのが、扇橋師匠の奥さんは、小沢昭一さんや永六輔さんから電話だとテンションが上がると扇橋師匠から聞いた事を思い出したと言っておりました。

そんな友人話のマクラを絡めて「長短」へ。扇橋師匠の思い出を噛みしめるように演じる小三治師匠でした。地獄の二時間並んだ甲斐がありました。

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