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去年か一昨年から始まった福袋演芸場。二つ目さんが国民の祝日で趣向をこらしたテーマで、
普通の寄席とは一味違うテーマに沿った落語を提供する会です。
今回のテーマは、「私はこの噺で咄家に成りました!」、こんな内容でした。
・オープニングトーク&出番決め
・千両みかん … 小太郎
・粗忽の使者 … 市楽
・源平盛衰記 … なな子
・宗論 … ぴっかり☆
・寿限無 … 扇
0.・オープニングトーク&出番決め
そもそも、出番は決まっていたのですが、開口一番、『寿限無』の林家扇さんが寝坊して遅刻。
これによって誰が開口一番に行くか?で、出演者四人と、この会の世話役、かゑるさんとふう丈さんも加わり、
出番についての議論になりました。意見の中には、開口一番をかゑるさんがやる、というのまでありましたが、
苦肉の策で10分程度、オープニングトークで繋いでみたが、トークの最中池袋の隣:雑司ヶ谷から電話は在ったものの、
結局、扇さんは現れず、待つのは止めてジャンケンで、出番決めへ。結局負けたのがトリの予定だった小太郎さん。
それ以外の順番は、プログラム通りに進み、トリに扇さんにする事を決めて、トーク終了。
1.千両みかん/小太郎
「扇の奴めぇ〜」と、かなり深い怨み節を言う。貧乏くじ引いちゃった小太郎さん。トリの根多だと最後にやるはずが開口一番。
さん喬師匠のこの根多を、まさに、ココ池袋演芸場で見て、弟子入りを決めたそうです。しかも今年根多卸ししたばかり。
やや、最初はぎこちないというかエンジンが掛からない調子でしたが、徐々に温まって、番頭さんの悲哀に満ちた『千両みかん』でした。
2.粗忽の使者/市楽
本当は、師匠の『転宅』に惚れて入門したのだが… 7、8年ぶりにやってみると、思ったように演じられなかったそうで、
笑いも少ないので、石井さんも絶賛だった、十八番の『粗忽の使者』。雲助師匠のゲストで出た見番の時の方が良かったけど、
それでも、結構、いい感じに受けていました。留っ子が、前半のやりとりを語るパターンは同じでした。
3.源平盛衰記/なな子
当代正蔵師匠はやるのか?初代三平師匠は得意の根多でしたね。映像も残っていると思います。その初代三平風の『源平盛衰記』。
現在は、平治の文治師匠の『源平盛衰記』が一番有名なのか?伸治の文治師匠から受け継いだものを演じます。
一方、同じ西武沿線で『源平盛衰記』といえば、談志師匠ですね。真打披露興行の根多の一つだったくらい思い入れの大きい噺です。
地噺を、やり慣れていないなな子さん。何を見せ場に演じているのかが、イマイチ分からない『源平盛衰記』でした。
義経押しの逸話や、義朝の側室・常盤御前が我が子の命乞いをした辺りの展開は面白かったので、メリハリを考えて欲しい。
特に、講釈などで語られるような七五調の本線が欲しい。五条橋の義経VS弁慶でも良いので。
4.宗論/ぴっかり☆
台本:小朝、稽古は兄弟子・玉の輔との事でした。まだ、掛け慣れていないからか?単調でした。
5.寿限無/扇
最初に聴いて木久扇師匠に惚れたのは、『彦六伝』だったけど、それは持っていないので、落語と出逢った根多『寿限無』でした。
いやはや、朝10時からなので、8時45分に行ってみたら、五番目。しかも、男性比率が恐ろしく高かったです。
この日は、福袋演芸場の後、鈴本の真打披露に行くという方が、私の周囲には、ちらほら居た。ちよりん改め駒子さん主任の披露目。
古今亭駒子になるのだが、過去に、志ん生一門の系図を見ると、「古今亭駒子」と「金原亭駒子」が登場します。色モノさんか?!
詳しい情報が、何処にもないのに、系図に名前だけが出てきます。誰かご存知でしたら教えて欲しいです。
私は、駒子と聞くと、川端康成の「雪国」くらいしか思い当たりません。
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2018年09月25日
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