Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

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恒例の小田原での三三独演会です。Twitterにも書きましたが、1,200人規模のホールを小田原で満員にできる稀有な芸人だと思います。
そして、三三師匠自身、他のホールよりも、むちゃくちゃリラックスして高座に上がります。勿論、谷津公民館ほどじゃないけどね。
そんな故郷に、今年も錦を飾った柳家三三師匠、その独演会!! このような内容でした。
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1.牛ほめ/市楽
毎度、ここ三回いつも同じマクラの市楽さん。それは、内幸町ホールのJAL名人会、連雀亭のワンコイン寄席、そしてここ小田原。
全部、高校時代の同級生が、楽屋見舞いに訪ねて来る話(男子校だったのに、なぜか?女の人がやって来る話)と、
NHKのど自慢の話(「御所と御名前」が「男のお名前」と勘違いする話)です。この2つに5分使って、本編『牛ほめ』は10分になる。
その影響か?与太郎に、お父さんが紙に書いて褒める口上を渡す部分が全てカットだった。全体的に雑な印象を受けた『牛ほめ』。
ちゃんとやると非常に面白くなる噺なのに、残念でした。



2.たらちね/三三
マクラの冒頭、相変わらず時代が付いた、隙間風が吹く「小田原市民会館」を弄る三三師匠。いつぞやのようにコートが脱げない程、
極寒の会場っていう事はありませんが、それでも寒い小田原市民会館でした。更に、話題は「関節炎」になった話へ。
これは、私は初めて聞いた話でした。月例三三などでは喋っているのかな? 大阪に新幹線で移動したら、左膝痛に襲われた三三師匠。

痛みが引かないので、翌日、東京に帰り自宅近くの整形医に掛かる。受付窓口から保険証を持って覗くと普通女性の看護師さんか?
事務員さんが座っていそうなのに、この医院では60凸凹のオジサンが椅子に座っていた。『なるほど、医師が自分で受付もやるんだ?!』
そう思った三三師匠、膝が昨日から急に痛いと伝えると、直ぐに診察室へと誘導される。『直ぐ見てくれる、ラッキー!!』と診察室へ。

受付に居たオジサン。先生なら白衣のはずだが、技師が着るような白い、上下に分かれた制服を着ている。半信半疑で診察室へ。
丸い椅子に座っていると、あの受付のオジサンがやって来て、カーテンで仕切られた隣の部屋へ向かって叫ぶ!「先生、お願いします。」
すると、中から推定年齢85歳、恐ろしくスローモーに動き、ゆっくりと診察机に付いた。


先生「どうしました?」
三三「曲げると、左膝が痛くて…」
先生「じゃぁ、右膝を出して!!」


???『右膝、痛いのは左だって言ったのに、右膝?』
と、やや懐疑的にはなった三三師匠、左を庇って右がどういう状態なのか?
そこから見てくれるのか?と、好意的に受取り、素直にズボンをめくって右膝を出す。


先生「ここ、痛い?」
三三「痛くありません」
先生「ここは、痛い?」
三三「痛くありません」
先生「じゃぁ、ここは?」
三三「痛くありません」

先生「貴方、どこが痛いの?」
三三「だから、左の膝です。こっちは右です。」
先生「ダメじゃない、痛い方ださないと。。。痛い方の膝を出して!!」


『あんたが、右膝をって言うから出したのに…』
心では思ったが、グッと堪えて左の膝を出す三三師匠。

先生「ここ、痛い?」
三三「痛くありません」
先生「ここは、痛い?」
三三「痛いです!」
先生「じゃぁ、ここは?」老人とは思えない力でグリグリする先生。
三三「痛い!!痛い!!痛い!!」

先生「関節炎だねぇ」
三三「先生、僕、全く自覚無くて、ぶつけたとか捻ったとかしてないのに痛いのは、なぜですか?」
と、関節炎を発症した理由を聴いてみると。。。

先生「加齢、年よりだから」
三三「。。。。。」
『あんたに、年より呼ばわりされたくない!!』と、思ったが我慢する三三師匠。

しばし、先生は、机の方を向いて、三三さんに背を向け、何やらごそごそ始める。やがて…

先生「注射します。ちょっと待ってねぇ」と、言って、右手に注射器を握って、注射の準備をするが…
手がアル中のように震える先生、その手でなんとか注射器を握り三三師匠に近付いて来る。
恐怖映画のように見えて、恐かったと言う三三師匠。


先生「じゃぁ、右膝を出して!!」


流石に学習した三三師匠、「先生、痛いのは、左膝ですけど?」と返すと、
先生「ダメじゃない、痛い方を出さないと。。。痛い方の膝を早く出して!!」と怒鳴る先生。
ありえないくらい震えを伴いながら、ドキドキさせながらも、狙いのポイントに針が刺さり注射が終わる。


先生「サポーターを膝に付けて、暫くは右足を曲げちゃだめですよ。」
『これは、痛い左足を言っているんだ!』と、学習しハイハイと聞き流す三三師匠。ちなみに、この先生、85歳どころか、御歳103歳の現役医師だったとか。
三三「先生、正座しちゃダメですか?」と、尋ねると、
先生「ダメ!正座が一番悪いの!!今時の日本人だから、正座なんてしなくても生活できるでしょう?」
三三「私、職業上、正座しないわけにはいかないんです。」
先生「職業って?」
三三「落語家なんです。」

このやり取りを聴いていた受付のオジサンの方が、「落語家」に食い付いて来て、
今度は、オジサンから根掘り葉掘りの質問攻めに合う三三師匠。

オジサン「名前は、何ていうの?」
三三「柳家三三です。」
オジサン「サンザ、???、知ってる!知ってる!誰の弟子なの?」
『あんた、絶対、俺の事知らないだろう?!』と、思ったが。。。
三三「柳家小三治の弟子です。」
オジサン「小三治さん!知ってる!知ってる!、亡くなった志ん朝さんと…」
ここで、このオジサンが語った志ん朝&小三治のエピソードは事実なので、
このオジサンがまんざら嘘は、言っていないけど、知られていないのは少なからずショックだった三三師匠。
この後、診察券作る話や、三三師匠の次に来たお婆さんの話もありましたが、更に、長くなるので、直接、三三師匠のマクラで聞いて下さい。

もっと!もっと!売れなければ!と、心に誓うエピソードだったようです。

結構、長い、こんな感じのエピソードを語ってから『たらちね』へ。
三三師匠は、『道灌』『元犬』と並んで好きな前座噺です、『たらちね』。
特に奇を衒うような演出はしませんが、演じる側の楽しさがもう少し伝わると嬉しいのだが…



3.漫才/ロケット団
昨年のJAL名人会と年末池袋の白鳥師匠の芝居で聴いたネタとほぼ同じでしたが、「嵐」と「純烈」を掛けたネタが入っていました。



4.長唄三味線/スクイズ☆ハジキーズ
既に、三三師匠の会のゲストとしては、九回目の出場になる、松永流の松永鉄九郎さんの弟子でもある、お二人・鉄駒さんと鉄六さん。
越後獅子から始まって、四曲披露されました。二丁弾きの三味線で、松永流の流れるような演奏に、かなり磨きが掛かっていますが、
師匠のユニット:伝の会と比べると、まだまだ、修行中と感じますね。かなり凛とした演奏にはなって来たと思います。


5.明烏/三三

2009
立川談春
柳家三三
柳家花緑
柳家喜多八
立川生志

2010
立川談春
立川志らく
桃月庵白酒
柳家喜多八

2011
入船亭扇辰
三遊亭遊雀
柳家三三
立川談春

2012
桃月庵白酒×2
鈴々舎馬桜
柳家三三
春風亭一之輔
柳家小満ん 
三遊亭歌橘

2013
金原亭馬生
春風亭昇太

2014
立川談春
桃月庵白酒

2015
入船亭扇辰
五街道雲助
柳亭小痴楽
古今亭文菊

2016
入船亭扇辰
古今亭文菊
桂やまと

2017
桃月庵白酒
柳家ろべえ
立川談春
柳亭小痴楽

2018
柳家三三
柳家小満ん×2 


『明烏』、実に、十年で38回も聴いていた。しかも、若手は小痴楽さんからベテランは小満ん師匠まで、20人の咄家で聴いている。
白酒5回、談春4回、三三4回、この三人が『明烏』をよく聴くベスト3と言ってよい。そんな三三師匠の『明烏』は、
2010年より前は、あまり特徴がなく、源兵衛と多助も違いがはっきりしない感じでしたが、最近は、とにかく時次郎が可愛い。
特に今回、2019年の小田原市民会館の『明烏』は、演じる三三師匠の楽しい雰囲気が客席によく伝わる一席でした。


今日、2月5日は、横浜にぎわい座で、「三三づくし」です。今日は、どんな三席が聴けるのか?楽しみです。

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