Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

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回想2018

1月/76席
小満ん師匠の『御慶』を日本橋亭の定例会で聴く。正月らしく八五郎の江戸っ子職人気質が実に師匠らしくていい。
更に、去年は馬石師匠が通しで『お富與三郎』をやるというので、師匠雲助譲りのその芸を楽しみに通いました。
まだ、芸半ばの部分はありますが、馬石さんらしいお富、與三郎が確立されつつあるのを感じました。
また、数年後に聴きたい一席です。

2月/60席
二月に印象に残ったのは、小里ん師匠の『一人酒盛』。上方落語で聴くものだと思っていたが、江戸前も悪くない。
難しい根多をサラっと演じ切る小里ん師匠、若い人は学んで欲しい。

3月/77席
南海先生の『会津の小鉄』が始まる。エンターテーメントの講釈を存分に満喫する。脱線が実にたまらない。
らくごカフェの9周年トークライブで、談春節さく裂!! 十周年は武道館と後に発表される。

4月/63席
谷津公民館で三三師匠の独演会。ゲストはひまわり先生。この会場は本当にいい。小田原の時代が付いた建物で、
三三らくごが四席も聴ける贅沢!!近所に住んでいることに感謝である。

5月/70席
5月と言えば、「大日本橋亭落語祭」です。2018年も「南湖ラララクイズ」で爆笑させて貰いました。
今年は10連休なので2日とも行く予定です。また、小せん師匠の「汲沢寄席」、この5月が私は最後になりました。

6月/63席
落語芸術協会の新真打の披露目に行きました。夏丸師匠が歌丸直伝の『毬栗』、蘭先生は『鼓ヶ滝』。
また、なかの小劇場での雲助師匠の『中村仲蔵』が印象に残っております。

7月/38席
極端に少なかった7月。“雲一里”の三人会が実に良い番組でした。雲助/一朝/小里んはバランスが良い。

8月/46席
貞鏡さんが半年ぶりに産休明けで高座復帰された。また、上方落語の桂紋四郎さんを初めて聴く。

9月/74席
白鳥師匠の「落語の仮面祭」が2018年が最後と聞いて二回行った。美内先生ファンと落語ファンの融合が面白い。
二年ぶりくらいにア・クール・ジョア寄席に参加して、石神シェフの料理を堪能しました。

10月/61席
らくごカフェで福太郎を偲ぶ会に参加、ここで、太福さんの『中村仲蔵』を初めて聴く。痺れる。

11月/62席
国本はる乃さんと、神田春陽先生で次郎長傳の「荒神山」を俥読みで聴く。朝練講談会らしい即興コラボだった。

12月/85席
6年続いた日本橋亭名物の朝練講談会が終焉を迎えた。実に残念!ここで聴くようになった若手も多い。
年末の池袋、白鳥師匠の『富Q』の会が凄く盛り上がる。今年も池袋で『富Q』やるそうです。
にぎわい座のカウントダウン寄席、相変わらず、志の輔一門の二つ目は、実にポンコツだと思った。

初日、二日、三日ぐらいまでは、超満員御礼となるから、四日?五日?と悩んだ末に、五日目の楽日に行きました。


・三方ヶ原軍記「五色備え」…伊織
・水戸黄門漫遊記「湊川顕碑」…こなぎ
・講談古事記「國生み」…銀冶
・五貫裁き…山緑
・次郎長と伯山…貞寿
・芥川龍之介作「杜子春」…鶴女

お仲入り

・於竹大日如来…梅福
・亀甲縞大売出し…貞心

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1.五色備え/伊織
五日目、何度も読んでいるのか?かなり良い調子の修羅場。されども、暮れに聴いた、あられさんの『道灌』には、流石にかなわない。


2.湊川顕碑/こなぎ
マクラでは、暮れの講談協会の行事「張り扇供養」、小腹がすいたこなぎさんが、屋台のたこ焼屋さんで、たこ焼を頂いていたら、
某先生から「共喰い」みたいな小言を食らった!と、振り、同じ神田でも、鯉栄先生が読んでいる水戸黄門とは、
180°反対の楽しいはずの『漫遊記』を読むこなぎさん。しかし、ちっとも面白くないのは、何故?折角の自虐ネタのマクラが台無しです。
一番の楽しさが伝わらない所以は、調子が常に一本調子なんですよね。やや後輩の紅純さんのように、噺に強弱早遅が付けられません。
紅純さんの場合は、とにかく楽しい表現が秀逸です。あれを真似ろとは言いませんが、噺の中で場面転換する技がもう少し欲しいです。
この『水戸黄門漫遊記』は、修羅場や道中付けが殆どないので、せめて朗読には負けないぐらいの、感情移入をして欲しいです。

講談古事記「國生み」/銀冶
トイレに立ってしまい、よく聴けておりません。

3.五貫裁き/山緑
久しぶりに聴いた山緑先生。名前を「山録」と間違えられるそうで、ひどいご贔屓が年賀状に、「緑山」と間違えたと言っておられました。
うーん、そんな事もあるだろうと思うぐらい、『五貫裁き』なのにつまらない。とにかく間が長い。所謂、大間である。
鮪なら大間は最高なのだろうが、講釈はどうなんだろう?私は苦手だ。特に若い人の大間は、若年寄にイライラしてしまう。
松鯉先生の小山陽時代でも、私は得意ではなかったのだ。勿論、70代後半、松鯉先生の今の大間は否定しません。
調子が変わったのに気付かないくらい間が長目です、山緑先生。


4.次郎長と伯山/貞寿
この日は、本来なら南北先生も出る予定でした。それが当日お休みとなり、真打は全員、少しずつ持ち時間が長くなっておりました。
そんな関係もあり、貞寿先生も師匠・貞心先生からの伝承芸『次郎長と伯山』でした。なんでも、年末のとある会で、
この噺のサゲ・3分前に、最前列のお客様が、「ちょっと、おトイレ!」と言って席を立たれて、それに全ての笑いと拍手を攫われた。
そんな事もあり、この日はリベンジの一席でした。この噺、貞心先生とは異なるベクトルの世話噺ですが、完全に貞寿さんの噺になっています。


5.杜子春/鶴女
協会の寄席でしか、私は観た事のない“たらちね”先生ではなく、鶴女先生。個人的には、あの『たらちね』の鶴女口調の講釈が聴きたい。
『三方ヶ原』とかできそうですよね?意味不明の軍記物、鶴女口調で一節読んで、解説を入れるみたいな講釈。楽しいと思うのだが…
そいうのをやらないから、松之丞さんが「多くの講釈師は既存の客のご機嫌とりしかしない」と言うのだろうが、云われた方は大きなお世話だろう。
結構、圓丈じゃなく炎上していますSNS。松之丞さんの今に始まった事ではありませんが、他の講釈師批判。かなり上からです。
まぁ、「講談とは」なんてhow-to本を、30そこそこの鼻タレで書くような性格なんだから、そりゃ生意気を云います。それが良くも悪くも松之丞。
大いに、既成勢力と戦って講釈界に革命を起こして、早く、講釈の常置小屋を作って下さい。連雀亭を買って常置小屋にするのか?
と、思ったのですが、なかなか買いませんよね。お金は十分あると思うのだが、真打の御祝儀に貰う算段なのかな?
さて、久しぶりに『杜子春』という物語に触れました。朗読とは違って、俯瞰と杜子春の目線を使い分けして語ってくれますね。プロの芸だと思います。


6.於竹大日如来/梅福
去年の貞寿先生の披露目も、『於竹大日如来』でした。梅福先生も協会の寄席でしか観ないのですが、違う噺も聴いてみたいです。


7.亀甲縞大売出し/貞心
マクラでは、干支のお話しでした。今年の「干支」は“亥”ではなく“己”だ!と、十干十二支について解説する貞心先生、実に生き生きしています。
こいう事の道理のようなものを、解説させると、上手いというか、しっくり来るというか、嵌り役だと思いますし、私は大好きです。
さて、『亀甲縞』。やっぱり、貞心先生の方が歴史として物語が伝わって来ます。俯瞰で展開されてより講釈らしいです、貞寿さんよりも。
貞寿さんのも悪くないんですよ、主人公の杉立治平目線で、彼女らしい講釈なんだけど、貞心先生の方が格調が高い!!是非、聴いて欲しい一席です。



次回、講談協会の寄席に来るとしたら、特選会かな?

講談協会の初席の後、そのままゆっくり歩いて神田へと移動。中央線で四ツ谷へ。そこから歩いて美舟さんへ。
すると、美舟さんのすぐ近くの公園が、なぜか?周囲のフェンスにLEDのイルミネーションが施されていました。
色は金色一色で、物凄く明るい!!横目で驚きつつ、美舟さんへ。今年一回目のつばなれ特選会!こんな内容でした。


・安政三組盃「羽子板娘」 … いちか
・茶金 … 歌扇

お仲入り

・二番煎じ … 歌扇

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1.羽子板娘/いちか
実に四回目の「羽子板娘」です。三月に二つ目になったら続きを読みたいと言っています。
さて、講談協会の前座さんについて書きたいと思います。かなり悲惨だと思います。いちかさんもやっと見習いの子が入ったから、
何とか二つ目にして貰えた感じです。講談協会は、なぜか?事務員さんを置きません。協会の事務仕事は全て前座さんがやります。
だから、下が入って来ないと前座さんは、なかなか二つ目にしてもらえないのです。こんな時代です。
当然、雑用の少ない日本講談協会に入りますよね。日本講談協会は、殆どの協会員が落語芸術協会にも所属するので、
前座修行は芸協さんでやってもらえるから、事務員は居なくても、何とか廻って行きます。
だからなのか?皆さん、前座から二つ目に上がると講談協会の講釈師は皆さん必ず一時的に太ります。
いちかさんも、太るのか?


2.茶金/歌扇
2年半前に連雀亭でも聴いた歌扇さんの『茶金』。尾道生れで関西でお笑い芸人だった歌扇さん。前回も書きましたが、関西弁は流暢です。
本人もお気に入りの根多なんでしょうね。よどみなく流れるように展開されて、気持ちいいくらいサゲまで進んで行きます。
もう、少しで真打になります。


3.二番煎じ/歌扇
もっと、5人のキャラクターをしっかり立てた方がいいです。3人でいいような演じ分けでした。
十二支が亥なので、「猪」が出る噺をよく聴きます。『二番煎じ』『弥次郎』、そして『猪買い』。
次回、つばなれ特選会は、2月3日の日曜日です。あえて節分なのか?出演は梅湯さんと遊かりさんだったかな?うろ覚えだ。

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