Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

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雪が激しく降る中、神田駅から須田町交差点経由で連雀亭へ。凄く寒い中を傘をさして歩いていると、神田の老舗まつ屋前を通り掛かってた時10時45分に、若い女の子が三人並んでいる!!
その横を通り、「六文銭そば」の横を抜けて連雀亭へ。幟が無い!!やっているよなぁ?と、思いながら出番表を観ると今日の番組になっている。
そして、幟は階段に雪を避けて取り込まれていたのだった。階段を上がり、連雀亭の入口に着くと既に先客があり、私は二番目でした。そして、結局、あの雪の中13人のお客様が来場。
そんな、決死の覚悟で強者落語ファンが集まった連雀・ワンコイン寄席、このような内容でした。

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1.千早ふる/遊かり
演者が三人。これより多いかな?と思っていたら、つばなれする客席に、いたく感動する遊かりさん。連雀亭の後は、浅草演芸ホールで出番らしく、そちらがつばなれしているか?心配しておられました。
浅草は、タダ券の客が、昼はコンスタントに百人くらい来るから、普通は大丈夫ですが、あの吹雪!吹雪!氷の世界だったから。。。
『千早』に入る前のマクラは、楽屋の師匠たちの中にも、知ったかぶりが居るという遊かりさん。芳香剤・サワデーはCMでは爽やかとか言うけど、本当に爽やかか?
みたいな話題で盛り上がっていたら、そこにとある師匠が遅れて来て、サワデーですよ、サワデー。と、言ってその師匠に意見を求めると、
「俺、サワデー、食うおう食うおうと思いつつ、まだ、食べた事ないから。」と、コメントして、新聞を熟読し始めた。そんな、知っタカあるあるから『千早ふる』へ。
尺を刈り込む為に、導入の隠居と八公の会話を、スムーズに業平の千早ふるの歌を紹介。娘は学校に行っている設定で始まる。八五郎は、まだ、マシだが、隠居さんが全く隠居らしく景色が見えない。
比較して恐縮だが、立川こはるさんの隠居が10点満点の8.5くらいの隠居だとすると、遊かりさんのは4.2くらい。半分以下である。
老人の男性ができていない。使いそうな言葉になっていないし、喋る速度もはやい。また、知ったかぶりして、自信満々に嘘八百を語る老獪さが見えないのだ。
また、ラストの豆腐屋・竜田川と乞食の千早太夫の激突も、工夫もなく迫力も足らない。おからをやる・やらないな場面が一番の山場なのに。
2.真田小僧/笑二
マクラでは、なぜ、沖縄出身唯一の落語家に成ろう!と、思ったかについて語る笑二さん。笑二さんが、初めて人前で何か芸を披露したのは、小学校五年生の学芸会。
出し物は、太宰治原作の「走れ!メロス」の演劇だった。笑二さんの通った沖縄の小学校は、1組から4組まであり、各クラスから一人ずつメロスが選ばれて、リレー形式で演じて行く趣向だった。
笑二さんのクラス以外は、自薦他薦で選ばれた候補を、クラスの皆んなで投票して、多数票を獲得した者が、メロスに選ばれて出たが、
笑二さんのクラスだけ、候補選びまでは、同じく自薦他薦だが、決戦方法がじゃんけんで、笑二さんが選ばれてしまう。
そして、台本でのメロスのリレー分け。1番目のメロスは、妹の結婚式を控えて、その祝いの品を街に買いに行き、街の沈んだ様子を怪訝に思い人々に訊ねると、
市民からは、王様の暴君ぶりの評判を聞くメロス。憤慨したメロスは妹へのプレゼントの事など忘れて、王様暗殺を実行しようとして、捕らえられる。
第二のメロス、捕らえられたメロスは王の前に引き出され、王は人間同士の友情など存在しない!と言い放つのに対し、メロスは俺が友情というものがある事を証明してやると言い返す。
ならば、友情とやらを見せてみろ!となり、メロスは妹の結婚式を祝い街と式場を走って往復する、その間、人質として親友のセリヌンティウスが王の元に残り、万一、メロスが期限の三日経って帰らない場合は、命を王に差し出すと言う。
第三のメロスは、妹の結婚式に参列し、それを祝福。そのまま、大返しで王様の居る街に戻ろうとするが、途中、山賊に襲われて捕まり、もう少しでセリヌンティウスの命が無くなる所だったが、
何とか山賊の手から逃れたメロスは、最後の力を振り絞って、親友セリヌンティウスの待つ街に、何とかギリギリ期限の三日目の日没に帰って来る。
最後の四番目のメロスは、親友セリヌンティウスと熱い抱擁で互いの友情を確かめ合う。メロスが、王に、約束通り戻ったから、セリヌンティウスを解放しろ!代わりに私の命は、お前にくれてやる!と言うと、
セリヌンティウスが、待った!と叫び、自分は最終日、夕日が沈み始めた瞬間、一度だけ、メロス!お前の事を疑い、お前が帰らないかもしれないと、本気で考えたと告白!だから、命を差し出すのは、裏切り者の自分だと言う。
それを聞いたメロス。それなら俺の方が先にお前を裏切った。なぜなら、山賊に捕まり縄で縛られた昨夜。俺はもう戻るのは無理と、一旦、完全に諦めた瞬間があったからと言う。
互いが自分の命を差し出す姿に、王様は友情と言うものが人間にはあり、それを信じる事が人の道だと改心して、メロスとセリヌンティウスの命を奪おうとした、自分を恥じたのでした。
四人のメロス。笑二さん以外は、背が高いイケメンのクラスの人気者。笑二さんは、小5の頃は今より更にデブの肥満児だった。なのにじゃんけんで勝って第四のメロス、ラストのメロスを選びました。
本番当日、笑二さんの両親をはじめ、多数の父兄が見守る中、「走れ!メロス」は上演されて、三日三晩飲まず食わずで走ったメロスが、太って帰って来ると言う、3/4はシリアスな展開だったのが、
最後の最後に、超喜劇になり、会場が爆笑の渦に包まれたそうです。笑二さん曰く、この小5のメロスで受けた程、プロでも笑いを取った事がないくらい、この時のメロスは受けたそうです。
本編の『真田小僧』。笑二さんの金坊は、最初、父親に「ある日のお母さん」を語る時、寄席の前座さんみたいに、
「まずは、おっとうの長男坊、金太で御座います。お後をお楽しみに、まずは一席のお付き合いをお願いします。」
「えー、よく、世間では、知らぬは亭主ばかりなり。なんて事を申しますがぁ。」とマクラまで振ります。この入り、私は大好きです。
3.鬼の面/あん子
上方落語では、お馴染みの『鬼の面』ですが、江戸落語では初めて聴きました。少し筋が違いました。
子守奉公に出た女の子が、母さんそっくりの「おたふく」のお面を、道具屋/お面屋からタダで貰って、毎晩、奉公の悩みや愚痴を母親に相談するかのように話し掛ける。
ここまでは、同じですが、あん子さんのこの日の噺では、番頭がむやみに女の子をパワハラっぽくコキ使い、弱い立場の女の子は、毎晩シクシク泣きながら、面と対面する。
この泣き声が外に漏れて、お店では幽霊騒動が持ち上がり、番頭は、旦那命令で、幽霊の正体を突き止める為に、夜中に泣き声の主を求めて納戸へと入ってみると、子守女中が幽霊の主と分かる。
ここで、あん子さんの方は、番頭さんがナマハゲの面とおたふく面を入れ替えますが、上方落語では、主人が能の鬼面とすり替えます。
また、上方落語の子守っ子は、いじめには合ったていないし、幽霊騒動もありません。
さらに、金を女中が見つけるくだりも、上方落語では、博打の銭を手にするのに対し、あん子さんの方は泥棒の銭を手にします。
あん子さんの方は、連雀亭の限られた時間のせいもあり、やや急ぎ語りで、語尾がはっきりしない喋りだったのが、やや残念でした。次は、もっとゆっくり聴きたい一席でした。

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