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初めて参加する会でした。新年会付き四千円。主催者はご存知「竹の輪さん」。和服の愛好者には特に有名人です。着物の里親探しや、リサイクル・リユース提供などをなさっていたり、
越後の銘酒「八海山」の蔵元と、ジョイントの忘年会付き落語会を開催したりと、色んな落語会で客としてお会いしたりします竹の輪さん。
さて、ココ澤田屋さんは、元々は20数年前にできた元写真館。その撮影スタジオを使っての落語会が、定期的に開催されていて、その4回目でした。
写真館のオーナーは、90ウン歳の澤田さん。70歳を過ぎて始めた写真館なんだとか。ステキな吹き抜けで天井が高いスタジオでの落語会。こんな内容でした。
・転宅
お仲入り
・うどん屋
1.転宅
出囃子に乗って長い階段から登場する文菊師匠。まるで宝塚みたいな登場です。しかし、喜多八師匠のような宝塚マニアではない文菊師匠は、宝塚のような演出はなく、普通に、やや早足で長い階段を下りて来ました。
マクラでは、まず、竹の輪さんとの関係を語る文菊師匠。羽裏、羽織の裏地の提供を竹の輪さんのリサイクルで手に入れているそうです。
ただ、竹の輪さんは怪しい。と、言う文菊さん。何が本業なのか謎が多い人で、怪しい魅力に満ちているというのです。
更に、古桑庵の時と同じで、30人の小さな会場は威圧感がある、だから、小さい会が最近は苦手だと言う。また新年会をやると、着いて初めて知った。そんな事から人間ドックの話に。
40才を迎えて検査したら、内臓がボロボロ、胃と肝臓が弱り、糖尿の気がある。倦怠感と冷え性、不摂生の39年間のツケが来た!と言う文菊師匠。
川柳川柳を例に挙げる。不摂生で88まで元気な人もいるが、自分は生活を変えないと健康な50代が迎えられないと、不安を珍しく弱気に語ります。
太く短くより長く細く生きたい!精神的ショックを受けていました。泥棒のマクラから鬼平犯科帳のテレビシリーズに少し触れて『転宅』へ。
イタチ小僧の佐伊五兵衛が食べる仕草で、客席も何か食べたくなる空気に包まれます。特にヌタが絶品です。
一方、お菊は、少し上品過ぎ。もう少しおキャンで江戸っ子気質を出した方が、お菊のイメージです。ラストの煙草屋の老夫婦は良い味を出してくれます。
2.うどん屋
仲入り後も、長い階段を下りて登場の文菊さん。急ぎ足でも30秒以上掛かります。また、相変わらず臆病に、高い高座に登り、慎重にゆっくり座布団に座ります。登場に1分くらい掛かります。
高座のミシミシ音を気遣う臆病な文菊師匠が、物凄く印象に残りました。多分、鈍感で臆病じゃない白鳥師匠だったら、30秒掛からないと思いました。
この日降っていた外の冷たい雨、これに触れて、雪の話へ。鈴本はよく雪で休んだ話から、浅草は休まない!と、対比を語る、文菊師匠。
普段は、部屋の空調の暖房は使わないようにしているが、今日はそれを付けたと言って、昔の長屋は、隙間風が吹き抜けて、とても室内だって寒かったと、マクラを振ってうどん屋へ。
最初の酔っ払いとうどんやの、「仕立やの多平と、ミー坊の婚礼」についての会話、ここは上手いです。特に酔っ払いの傍若無人ぶりが良い。
ただ、最後に鍋焼うどんを食べるところは、かなり上品に食べる文菊さん。鍋焼だからか?汁をあまり啜らない。機会があったら聴いてみたい。
さて、会の後に新年会があり、澤田屋さんの女将さんの手料理でした。素晴らしい料理がたくさん出て来て驚きました。
第5回も、また同じような趣向ならば、また参加したいと思います。文菊さんの落語と澤田屋の女将の料理!共に最高です。
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