Marsのブログ

小さな会を精力的に聴く努力をしてまいります!!

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2019年03月

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昼から居残りで、夜の部にも参加させて頂きました。昼の部とは打って変わって、夜の部のネタは華やかと言うか、メジャーで笑い満載・人情満載の三席になりました。
宗助・吉坊 二人会、夜の部は、こんな内容でした!!
・トーク
・一文笛…宗助
・くしゃみ講釈…吉坊
お仲入り
・らくだ…宗助
下座…恩田えり
1.トーク
トークのお題をオーディエンスに問うお二人。出たお題は、吉朝師匠の思い出話。まず、弟子でもある吉坊さんから、何でも器用にできる印象の吉朝師匠だが、実は苦手なネタがある、と言う。
それは、『鴻池の犬』若い頃にはやっていたが、ほぼ同期の千朝さんが十八番にしていたのもあり、俺には合わん!と、やらなかったらしい。
談志師匠の『愛宕山』みたいな感じなんでしょうね。ライバルの十八番は、なんか比べられるのすらプライドが許さないんだと思います。
また、子供・丁稚が活躍するネタも、ニンに無い感じでやらなかったそうです。『蔵丁稚』とかやらなかったと仰っていました。
そんな咄家には、誰しも合う合わない・得意不得意があると言う流れで、宗助さんが仰ったのは、米朝師匠にも苦手があり、
あんなに麺大好きの麺喰いなのに、うどんを啜る仕草が主眼となるような噺、『時うどん』『風邪うどん』みたいな噺は、まずやらないそうです。
更に、吉坊さんが先代春團治は、 酔っ払いの登場する噺はしなかったと言ってました。
話の展開を、吉朝さんに戻して、兎に角、イタズラ好きな師匠だったと、鹿芝居で、化粧や衣装、仕草や踊りで相手役を笑わせた話や、
出囃子の助っ人で入っている笛を吹いている後輩の笛に指を挿そうとしたり、太鼓部屋に在った銅鑼を頭に乗せて、キョンシーの真似で笛を吹けなくしたりしたそうです。
そんな吉朝師匠のエピソードを聞いて思い出したのが、CDにもマクラとして収録されていますが、癌の手術で最初に入院した時。
あまりに退屈で、夜中に見廻りに来る看護師さんをいろんな事をして、驚かせようとしていた話を知っていたから、然もありなん!と、思いました。
2.一文笛/宗助
泥棒のマクラから、本編の『一文笛』へ。いやはや、気味が悪いくらいに喋る調子が米朝師匠に似ている宗助さんです。
特に噺の最初、スリの秀が、煙草入れを買いたいと茶店にカモを連れ込んで、事情を説明する場面。説明が終わり商談が成立するまでは、
物凄くゆっくりした調子で、はんなりした時が流れます。それが、茶店から秀が居ぬ際になると、相手が財布をスられたと気付く前に出たいから、
突然、全ての仕草に巻きが掛かります。ことに、茶店の婆に代金払う時のいい回しは、米朝師匠にそっくりです。
秀の元兄貴分が、一文笛の一件で、子供が危篤になっている話をして、秀が改心する場面から、畳み掛けるように、ラストのサゲへと向かう感じも良かった。
「わい、ぎっちょやねん!」のサゲが、米朝師匠の芸らしく、スマートに決まりました。
3.くしゃみ講釈/吉坊
吉坊さんの『くしゃみ講釈』は、これで3回目でした。江戸落語でも、私は圓窓師匠で聴いた事がありますが、やっぱり、覗きカラクリが登場する上方版の方が楽しいです。
吉坊さんの覗きカラクリも、実に陽気でいいです。最後に、難波戦記の大坂の陣!これで唐辛子の煙を吸ってクシャミが止まらなくなる、講釈師・後藤一山も良かった。
4.らくだ/宗助
上方落語の『らくだ』は、かなり久しぶりでした。前半かなり丁寧に演じて、45分が経過してしまい、おんぼ、焼き場のサゲまでは行かずに、残念!終わりとなりました。
まず、落語には妙な二つ名の登場人物が出てくると言って、有名なところで、胴乱の幸助、算段の平兵衛、変チキの源助の三人を紹介します。
続いて、二つ名の人物がぎょうさん登場する噺として、『お玉牛』を紹介して、これに登場する名前を挙て行く宗助さん。
・アババの茂兵衛
・小突きの源太
・半鐘のチャン吉
・オタオタの多助
・釣鐘のイボイボ
そして、最後に「そんなら宗助」と言う人物も出てきたりすると、宗助繋がりで紹介し、『らくだ』に登場する通称・らくだも二つ名のファーストネームで、
らくだの卯之助と言うのが、上方落語のらくださんの通り名です。これは江戸落語の『らくだ』とは違いますね、江戸は、らくだのウマと呼ばれています。
また、このらくだの兄貴分が『らくだ』には重要な人物として登場しますが、江戸はだいたいが、丁の目の半次です。
しかし、上方落語では、米朝一門が概ね脳天の熊五郎で、松鶴一門は弥猛(ヤタケタ)の熊五郎ですね。
また、この熊五郎がらくださんの家に入っていきなり、倒れている姿を観て言う科白が、「このガキ!ドブさってけつかりやがる!」ですからね。
更に、声掛けても起きないらくだの体を触って言うのが、「冷た!コッチコチやなぁ、ゴネとる!」ですからね。迫力がいきなり有ります。
屑やさんと熊五郎が、大家の家にらくだの死体を連れて、カンカン踊りをさせる場面、江戸は屑やさんは歌うだけですが、
上方のは、屑やは下半身をいごかす役もやりながら歌います。また、熊五郎が、らくだの手を伸ばして、大家の頬を撫ぜたりもします。
あと、酒を上等にしろ!悪い酒は頭にビンビン来て明日の仕事に障るからと言うのは、東西同じですが、上方は煮しめの味にも注文を付けます。砂糖をケチケチせんと、利かせぇよ!と、釘をさす。
あとは、屑やの豹変を宗助さん上手く演じました。酒の飲み方が、また美味そうでね。特に屑やが徐々に味わいながら、飲むようになるのがいいですよね。
ただ、米朝師匠は、屑やが酔うと箸を使わずに、煮しめを素手で食べ始めていましたが、宗助さんは、箸は使うけど、最初は挟んで食べていたのが、芋に箸を突き通して食べるようになります。
これも、酔って気が大きくなって行く感じが見えていいなぁ、と思いました。上方の『らくだ』は、あんまり、屑やがらくだの悪口を言わないのも、私好みかな?
最後に湯灌するところで終わりましたが、完全に屑やと熊五郎の立場が逆転していて面白かったです。
・次回は、九月だと思います。
らくごカフェのこの会も、一日2回公演で16回目なんだそうです。春・三月と秋・九月に開催されております。
今年もこの季節になりました。春一番の様な強く生暖かい風が吹き荒れた神保町。お隣の九段下の靖國神社では、ソメイヨシノの開花が観測された!!
そんなお彼岸の落語会「宗助・吉坊二人会/昼の部」こんな内容でした。
・トーク
・厄払い…吉坊
・住吉駕籠…宗助
お仲入り
・天王寺詣り…吉坊
・お囃子…恩田えり
1.トーク
上方には、真打制度が無いから、口上付きの落語会は、基本的に襲名披露になると言う話題からトークが始まりました。
宗助さんは、「ざこば襲名披露」が初めて生で見た襲名披露だったそうで、口上以外にも、各界からの著名人が、襲名のお祝いを持って、
一言、ざこば師匠に、お祝いの言葉を直接語り掛けると言う、そんな儀式が「ざこば襲名」の大阪興行では在ったそうなんです。
宗助さんが一番印象に残ったのは、このお祝いの席での京唄子師匠。そのスイッチの切り替えが、流石、女優さん!と関心させられたそうです。
舞台袖で出演者やマネージャーとケラケラ笑いながら談笑していたのが、自分の挨拶の番になると、
いきなり号泣して「朝丸チャン!ほんまにおめでとう!!」と、声を震わせながら手を握り締めたそうです。
一方、吉坊さんは、松竹の中座で開催された「小春團治襲名披露」。米朝事務所に所属しているから、松竹の小屋の楽屋は初めてで、
あの有名な藤山寛美先生が、窓から雨に向かって「わいが、藤山寛美や!」と、恨めしそうに声掛けたと言う伝説の楽屋に、少し感動したと言っておられました。
この後、お約束の小米朝の米團治いじりになりましたが、ここに書けない内容なので、省略します。繁昌亭のこけら落としの話は何度聞いても大爆笑です。
また、「いつごろから襲名で揉めるようになったのか?!」も語られましたが、これもSNSでは差し障りがあるので、割愛します。
2.厄払い/吉坊
東京でもたまに聞く噺ですが、東京の咄家さんは、この厄払いが実は節分に行われていた行事で、節分に年を改めていた時代の噺だとは、説明しません。
暮れの噺にして、しかも、主人公は与太郎で演じます。短い噺ですし、暮れの寄席でやる場合は特に、節分の解説をマクラで話す時間もないし仕方ないのは理解します。
そんな『厄払い』について、節分からマクラで説明する吉坊さんでした。そして、節分と言えば今旬な話題の「恵方巻」についても触れました。
関西では、「恵方巻」が当たり前に昔から行われていたかのようにコンビニやスーパーは宣伝しているが、家庭によってやったりやらなかったり。明らかにマイナーなイベント。
ちなみに吉坊さんの家はやっていたそうです。それでも「恵方巻」は海苔屋の陰謀か?コンビニの計略なのか?こんなにメジャーな行事ではない。
更に、近年は便乗して、恵方巻スイーツとかまで登場しているし、恵方巻は元来素朴な精進モノの海苔巻やのに、海鮮恵方巻!肉入り恵方巻!挙句に一口サイズの恵方巻!まで。
そんな「こんな、恵方巻は嫌だ!なマクラを挟みつつ、本編の『厄払い』へ。
なかなか、地味な噺で、吉坊さんかやっても、元来、爆笑になる噺ではありません。帰ってから米朝師匠の音源を聴いたら、
この日の吉坊さんが、この米朝師の『厄払い』を忠実に伝承されているのが、再認識されました。
江戸では、厄払いと言うと芝居の「三人吉三」で、大川端、お嬢吉三が夜鷹のおとせを川へ放り込んでね、
カ〜ッと!!見得を切りますなぁ、ボ〜ンと鐘が入って「月も朧に白魚の、篝も霞む春の空……」
こんなのを、きっちり決めてくれるのが、吉坊さんらしいと思います。師匠の吉朝さん譲りの芸だと思います。
3.住吉駕籠/宗助
出囃子が百栄師匠の「月の巻」でした。そして、この三味線の間と言うか溜の感じでえりチャンがお囃子さんかな?と、思いました。
マクラでは、タクシーの話を振りながら、その関連で江戸時代のタクシー的存在の駕籠について触れて、オチに関係する雲助の説明を軽くやってから本編に入りました。
まず、最初に登場する茶店のオヤジのキャラクターがいい。真前の雲助に駕籠を薦められて切れる展開は、東京の『蜘蛛駕籠』と同じですが、
茶店のオヤジが雲助に切れて怒鳴る啖呵が、てなもんや三度笠のあん掛の時次郎みたいで、あの有名な「口ん中に、手ぇー突っ込んで奥歯ガタガタいわすぞ!!」的な啖呵を切ります。
「ボ〜ッとしてたら、いっぺんそのド頭ニュ〜ッと胴にエ込まして、へその穴から世間覗かしたろか?!」
「頭と足と糞結びに結んで、口からケツの穴に青竹通して裏表こんがり火ぃであぶって、人間の焼きもんこしらえたろか?!」
「まごまごしてけつかったら踏み殺すぞ!!」
この啖呵は、40年前に聞いた枝雀さんも言ってましたから、『住吉駕籠』の定番なんやと思いますが、ここを聴くと咄家さんの技量が分かります。
宗助さんの茶店のオヤジは、なかなか迫力があり切れた啖呵で、新米雲助がビビり捲りでした。
この後、姫の駕籠の行方を聞きに来る侍を挟んで、この噺のメインと呼んでも差し支えない、酔っ払いの登場です。
少しだけ、『風邪うどん』の酔っ払いに似てる感じですが、こちらの酔っ払いは、やや行儀が悪くて、ゲロを吐いてしまいます。
ここもなんですよね、芸人の技量が問われるの。下手が調子こいてやると、客はドン引になりますからね、下手すると。
勿論、宗助さんはちゃんと笑いに変えて、最後の二人乗りの客に繋いで、最後は、『蜘蛛駕籠』と同じ下げになります。
4.天王寺詣り/吉坊
この噺を生で聴くのは、マジで40年ぶりくらいかもしれません。勿論、音源では聴くんですが、上方から来た咄家さんも、あんまり江戸ではやりません。
と、言うのがこの噺の舞台、四天王寺とその界隈を知らない土地でやって、どんだけ伝わるんですか?みたいな噺なんです。
生は、先代文枝師匠と枝雀さんしか聞いてないです。先代文枝師匠が、得意ネタだったから文枝一門の弟子は存命中はやらなかったネタです。
なんばや通天閣にも近い四天王寺さん。お彼岸とお盆は、物凄い参詣の人で賑わいます。昔はなんばの入江があり、四天王寺の側まで船で行けたんやそうです。
近くに茶臼山があり、四天王寺には五重の塔が在るから、これらが大阪の海の玄関のランドマークだった時代のお噺なんです。
四天王寺には、日本三大鳥居の一つと言われる石の鳥居があります。残り二つは、安芸の宮島・厳島神社の鳥居と、奈良は吉野、金峯山寺の鳥居です。
四天王寺の鳥居は、お彼岸の中日に、その真ん中を通って夕日が沈むと言われていて、鳥居の前で極楽浄土へ沈む夕日を拝みます。
ちょっと面白いですよね、ご来光ではなく沈む夕日を拝むというのは。まぁ、西の空に沈むから極楽浄土の方角ではあります。ちなみに、私はこの光景を見た事はありません。
さて、お噺は、ちょっと与太郎がかったお調子モンが、賢者の友人から薦められて、犬と父親の供養に、天王寺詣りに出掛ける珍道中物語です。
そんなに笑いが豊富にある噺ではないのですが、吉坊さんは巧みに、四天王寺の様子・風景を入れて客席が飽きないように噺を進めました。味のある吉坊さんの『天王寺詣り』でした。
一気に若返りそうな落語芸術協会の人事である。初代柳橋から数えて第六代の会長に、春風亭昇太師匠が内定した。

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六月の総会で正式に、歌丸師匠の後を継ぐかたちで、笑点の司会者同様に、その後継者として任に着くようだ。
協会の他の古参理事からは、「小遊三代行の昇進を!」と望む声もあったらしいが、小遊三氏自身が、協会の若返りを優先すべし!
と、ワンポイントで会長に昇格する事を強く固辞し、昇太師匠がそれを受けて、会長就任を了承して、この人事が成立しました。
私は聞いたんです、現在の新宿・全労済ホール/スペースゼロが出来て間もない頃に、昇太・市馬・談春の三人で「前座噺の会」が企画されて、
その会の鼎談コーナーで、談春師が言ってたんです。十年の内に、なるべく早く、二人がそれぞれの協会の会長になってくれ!と。
それが、本当に十年で実現しました。会長同士がこんなに仲良しの時代を迎えた事なんて、今までに無いかもしれません。
この落語芸術協会の人事で、一気に進む可能性があるのは、五代目圓楽一門会との合同と言うか吸収です。
また、立川流も組織の横の繋がりは脆弱だし、組織としてのルール、例えば真打・二つ目の昇進一つ取っても明確ではありません。
談幸師匠一門のように、櫛の歯みたいに抜けて行き自然消滅もあり得ます。
一方、人気と言う面でも勿論実力も、落語協会と落語芸術協会での格差が無くなりつつあります。この状況で会長同士が歩調を合わせ易くなれば、
最初は余一会からでも、積極的に、プロ野球の交流戦の様な、合同寄席みたいなイベントを増やして、ゆくゆくは、中席か下席を、末廣と浅草は定期の合同開催にしては?と、思います。
そして、落語協会・落語芸術協会が交流し、相互の絆が産まれたら、別々に開催されているお祭りも一つにできたり、あるいは相互協賛できたら良いと思います。
他にも、落語オールスター戦や、色物さんも加えた大喜利選手権、そして、スケールのドでかい鹿芝居。
国立劇場や歌舞伎座でできるくらいの規模の本格時代劇が観てみたいです。通しで忠臣蔵を朝から夜中までやるみたいな会。
春風亭昇太会長の誕生は、そんな新しい江戸落語の未来を予感させる、元号も変わり、新しい時代に相応しい決断だと感じます。

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三遊亭わん丈さんののげシャーレでの落語会は、にぎわい座主催以外の自主公演は、既に始まっていますが、
ここ横浜にぎわい座が主催の落語会は、これが第一回目でした。そんな、わん丈ベイサイド、こんな内容でした。

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1.母親への愚痴/わん丈
開口一番は、前座の出囃子で登場したわん丈さん。
「?」と、なりました。後からご本人から説明が有りましたが、それはこの会の初回だから、前座は出したくない、自分が開口一番を!と、出たんです。
そして、やった根多は、新作落語。わん丈さんの落語会に母親が観に来て、その母親のマナーを通して、客席に携帯電話の電源を切りましょうみたいな、
馬桜師匠の「携帯電話を切りましょう!」の歌みたいなヤツの落語版でした。それにしても、落語会で携帯電話を鳴らす奴、意外に親やその友達に多い。
2.紙切り/八楽
先代正楽が祖父で、二楽が父親という、紙切り界のサラブレッド、林家八楽さん。まだ、前座さんだから、仕方ないけどえらい切るのが遅い。
腕試しの「文金高島田の花嫁」を切るのに、二分半を要した。お題を取った「卒業式」と、「わん丈」を切るのに要した時間は、それぞれ7、8分掛かりました。
まだ、二十歳の八楽さん、これから腕を上げて欲しいです。二楽は抜ける!ガンバレー!
3.庭蟹からの花見小僧/わん丈
マクラでは、桜木町駅に、100インチのテレビくらい大きなわん丈さんの看板が、この会の翌日、三月十九日から2年間飾られるのです。
わん丈さんが、学校寄席で野毛の小学生に扇子を使って「蕎麦を食べる仕草」を教えている様子が、看板がになるらしいです。
私は、二十三日に再度、正太郎独演会で桜木町へ行くから、そん時にわん丈さんの看板をチェックしてみたいと思います。
そうそう、更に第二子出産に立ち会った話と、滋賀県から、ご両親を呼んで、お母さんが初めてビジネスホテルに泊まった話をされました。
なかなか、笑えるエポックでしたが、今後、わん丈さんの会に行くと、多分皆さん聞く事になるので、ネタバレしないよう、これ以上は書きません。
わん丈さん、沢山会をやっていますよね、赤坂の旧見番やらくごカフェ、そしてミュージックテイト、そしてココのげシャーレ。
さて、本編。『庭蟹』と『花見小僧』って滅茶滅茶ツク噺をなぜ?並べたのか?と、思ったら、根多出しするさいのうっかりらしい。
最初、季節根多で『おせつ徳三郎』の前半の『花見小僧』を出したら、にぎわい座から根多卸しも?!と、頼まれて、稽古したばかりの『庭蟹』をネタ出したんだそうです。
それでも、設定が丸々被った二席を上手く繋いで、『庭蟹』の主人と番頭をまんま引き継いで、『花見小僧』へと上手にバトンを渡しました。
『庭蟹』にも、極自然に定吉をだしておく演出など、わん丈さんは器用で芸が細かい。『花見小僧』の定吉も、可愛いさと、スレた感じのませた様子の加減が上手い。
主人の飴と鞭に、上手く乗せられて、婆やに口止めされていた、お嬢さんのおせつと、徳三郎の仲を話してしまいます。
あまり、極端なくすぐりを入れ事したりはしないタイプで、あくまでも、六代目圓生直系らしいギャグを使いますよね。
4.井戸の茶碗/わん丈
わん丈さん、出囃子が小鍛冶なんですね。右朝師匠がそうだったから、少しハッとしました。多分、『庭蟹』ん時も掛かってたろうに、
この仲入り後の登場で、私は気付いてしまいました。咄家増えて、出囃子決めるのも大変ですよね。
ディズニーとかは、版権五月蝿いしね。長唄はもうメジャーなのは出尽くした感じがするので、昭和歌謡とかが狙い目ですよ。
個人的には、霧島昇の「誰か故郷を思わざる」とか渋いと思います。
さて、高座に上り手拭いを忘れたと、八楽さんに手拭いを持って来て貰うわん丈さん。すると、八楽さんが手拭いだけでなく、草履も持って来る。
多分、これは私の勝手な想像ですが、手拭い忘れたも、わん丈さんの演出で、この草履自慢がやりたくて、八楽さんに持って来させたんだと思います。
だって、草履は畳表が茶色、そう!烏おもての仕上げになっていました。しかも、よく見る深い焦げ茶ではなく、やや淡い感じなんです。
職人が烏おもてに畳を仕上げていて、偶に、出ると言う通称「銀ねず」と呼ばれる名品なんだそうです。挿げられた鼻緒も、印傳でした。
一生モンだと、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買った草履だそうで、ココイチ用の履物だと、熱く草履について、蘊蓄を語るわん丈さんでした。
本編の『井戸の茶碗』。まだ、ペースが掴めない感じなのと、キャラクターが固まっていないのが、聴いていて辛かったです。
この噺、若手がやると、千代田卜斎が難しいんですよね。侍としてのキャリアの差を、細川の家来・高木作左衛門との対比で見せる必要があります。
年齢と、武士としての誇りを捨てていない、頑固さを若手は表現なかなかできません。これが決まらないと、噺に芯ができない感じで終わります。
高木は、みなさんできるんですよ。屑やの清兵衛さんも、何とか、わん丈さんも彼なりに正直さがよく表現されているけどね。
仲間の屑やたち、そして中元の亮介さん、そして千代田の娘など、脇の登場人物を的確に描いて、噺のアクセントにするのも、咄家の腕の見せ所です。
この日の『井戸の茶碗』が、三年先、五年先に、わん丈さんが、どんな風に進化させてくれるのか?楽しみにしたいと思います。

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次回、わん丈ベイサイドは、9月26日の木曜日です。
2012年の1月から3月までアーカイブしました。まだ、この年は新文芸坐落語や、文化放送のかもめ亭が続いており、よく通ったのがブログからも分かります。
他方、馬桜師匠の「圓朝座」が第七次となり、牡丹燈籠を連続十三話くらいで、やりたい!と仰り始まったのも、この年でした。
そう!永谷と馬桜師匠が、この前後で「本牧五人会」の予約で揉めたのも、この頃ですよ。ただ、五人会以外は、日本橋亭を使う馬桜師匠でした。
他では、無限落語が遂に終焉を迎える事になり、最後の総仕上げ!!みたいな会が、二回スペシャルとして企画されて、日本橋亭を大いに盛り上げました。
また、銀座ブロッサムで「文蔵(当時は文左衛門)・喬太郎・扇辰の三人会」が始まったのもこの年でした。この会は今も続いている人気企画ですね。
あとは、練馬でのブラザーと夕刊フジが主催で、昔昔亭桃太郎師匠がプロデュースする落語会も、この少し前にですよ、2009年ぐらいから始まり、この頃には定着していました。
練馬駅の寿司屋と蕎麦屋が私は大好きで、必ず、開場の一時間前に練馬に入って、寿司を摘むか、蕎麦を手繰ってから落語会に行きました。
この会は、今は練馬から人形町の日本橋公会堂(劇場)に移り、今も夕刊フジが主催していますよね。私は練馬から移って行っておりません。
桃太郎師匠の本音トークが、一番の売りでね。落語はオマケみたいな感じでしたが、人気がありました。今も喬太郎師匠は出ているみたいです。
個人的な思い出では、本多劇場や北沢タウンホールに行く前によく寄った下北沢の居酒屋「三日月ロック」。凄くジューシーな焼鳥が美味かった。今はもう在りません。
あと、グリーン車の酔っ払いが、寝ているのを女性の車掌さんに起こされて、「Suicaをタッチして下さい!」「タッチして下さい!」「タッチして下さい!」と言っていると、
何を思ったか?車掌の体にタッチし始めて、止めに入った事件が起きたのも、この年でした。悲鳴を残して車掌が、鉄道公安官を連れて来て、酔っ払いのサラリーマンを次の駅で下ろしたのには、驚きました。

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