La vita e bella

前のことを、たらり・たらりと書いています。ニューイヤー・コンサートのことすら書いていなかったこの怠慢さ…。

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NHK音楽祭・第二夜となるサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団の公演、
チャイコフスキー・プログラムです。オーケストラがステージに登場するとロシアの大男
だらけ、それだけでも迫力を感じます。弦が対向配置、管は中央に木管が並び、金管は
右端のほうに並ぶという変わった配置で雛壇は木管の一部に使われていたようですが非常
にフラットな舞台でした。



一曲目は「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズ。抜けるような輝きある音と全体の
リズム感の良さに感心しましたが弦のアンサンブルはやや荒削りでいまひとつ綺麗に
揃わない感じでした。



二曲目は今回のテーマとなっているヴァイオリン協奏曲。庄司紗矢香です。確かに、
巧い。巧く研ぎ澄まされた、非常に品格のある演奏なんだけれど、主張が無いというの
でしょうか、どこか物足りない演奏でした。というのは音の圧力によるところが恐らく
大きくて、彼女の音の出し方なのかもしれません。しかし、スタイリッシュで冷静に
聞こえる一方でとても楽しげな表情で演奏する姿は見ていて気持ちのいいものでした。



後半には交響曲第5番。座席の位置の関係もあるのかもしれませんが、僕のには弦、特に
低弦のうねりがいまひとつ迫って来ず、そこへ来て金管のパワーが強いということが
あって全体として乾いた演奏に聴こえていました。印象的だったのは第二楽章のホルンの
ソロ。雛壇で高くなっていないためか各管楽器の音が融合する中から浮かび上がってくる
幻想的な音のバランスがなかなか良かったのではと思います。オケの実力も、なかなか
のものでしが。でもやはり、あのドライ感が僕にはいまひとつしっくりこないという
演奏でもありました。あくまで個人の感想ですが。そんな中アンコールでの
「愛のあいさつ」はしみじみしていてじーんとする演奏でした。






NHK音楽祭 サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団


チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」から ポロネーズ
         ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
         交響曲第5番 ホ短調 作品64


ヴァイオリン:庄司紗矢香


管弦楽:サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
指揮:ユーリ・テミルカーノフ




2008年11月7日 NHKホール


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やっぱり、金管が強過ぎでしたでしょうか(苦笑&恐縮)。

3楽章?でしたか、交響曲の真ん中でも
揃っていないところがありましたが
難なく直してしまったことにむしろ感心していました。
金管のトンガリはあっても荒々し過ぎるわけではなく、
どこかスマートな感じがテミルカーノフ流なのかと
思いながら聴いていました。
泣かせる「愛のあいさつ」とタンバリンが合っていない
「トレパーク」のアンコールがまたロシアの楽団らしくて。
(コンチェルトは、がっかりしたので拍手してませんでした。)

コンマスはじめ楽団にはロシアの大男も多くいましたが
最近の欧州の楽団と違って高齢な方が多くいたのも
特徴的でしたね。
(TBご容赦を)

2008/11/9(日) 午後 2:19 irigomi45

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irigomiさん、先日はありがとうございました。

「どこかスマートな感じ」、そうですね、スマートでエレガントな演奏ではあったと思います。見た目も浮世離れしたスマートさでしたよね(笑)。

TBありがとうございます。

2008/11/10(月) 午前 1:13 [ mar*in*bba*o ]

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