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日本の新聞、メディアはたまにこういう記事を書いてくれる。 2010年3月6日(土)の読売新聞夕刊13面。新国立劇場が再演のために銚子市で保管 しているオペラの舞台装置のうち7作品分が40フィートコンテナ50個(!)に入れられた状態 で野ざらしになって積み上げられているという。 昨年の2月、「ラインの黄金」を再演する際に舞台装置を点検したところコンテナが腐食、 雨漏りして装置の一部がカビに覆われるなどして痛んでおり一部は補修して使用、一部は 廃棄処分になってしまったという。その後12月に再演された「トスカ」もコンテナ2個分 が要補修の状態だったという。 新国立劇場は開館して13年で77作品を制作、現在は27作品の舞台装置が銚子市で保管されて いるが7作品分が倉庫に収まらず野ざらしになって積み上げられているという。 記事によると新国立劇場運営財団では2007年度以降、新倉庫建設費8億円を国に予算要求して いるがいまだ認められておらず、予算要求を続けるという。 それにしてもオペラの舞台装置がコンテナ50個、野ざらしで積み上げられ、コンテナが腐食し 痛むなどとは、信じられない祖末な扱いだ。国の財政状況も当然考えなければならないが4年間 も予算は認められずこの状況が続いているとはなんとも悲しい。 政治や社会の、芸術文化への理解の無さが見事に反映されているのがこの状況ではないだろうか。 経済もダメ、スポーツもダメ、芸術文化もカビる始末。世界のどこに、オペラの舞台装置をコンテナ で野ざらしにしてダメにしてしまう国があるだろう。欧米の業界人は日本はなんと文化程度の低い ことだろうと思っているに違いない。 もちろん、装置の省スペース化の努力が足りているか、とか、倉庫の問題以外のところで無駄や
不合理な支出がないか、とか天下り役人の問題やきちんとしたノウハウのある人間の知恵を借りて マネージメントが整っているのかという事に関しての検証はなされなければならないが、新国の 状況はしゃれじゃなくまさに深刻、日本の恥さらしになりかねない。 |

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よく言われることですが、「日本の男には文化がない」と。
日本の文化を背負っているのは子供と女性というこの厳しくも悲しい現実!果たして現役の政治家に文化を本当に理解している者が何人いることでしょうか。このあたりの状況を根本から考えていかなければいけない時にきているようですね。
2010/3/13(土) 午後 9:06 [ maskball2002 ]