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今年、日立製作所が創業100周年を迎えました。創業100周年の記念行事と、して日立製作所
が擁する日立地区と東京地区の二つの社内オーケストラが一年かけてベートーヴェンの交響曲
全曲演奏に取り組みました。
その一年間の締めくくりとなる「第九」の公演に我が合唱団が招かれ演奏させて頂きました。 総勢80名、昨日の昼過ぎに日立に入り、練習とゲネプロです。会場となった日立シビック
センター音楽ホールは客席数800弱のこじんまりとしたホールです。お客さんとの距離が近い
だけに、緊張感も増します。オーケストラは木管が倍管、ホルンは8本、チェロ12人に
コントラバス8人という大編成です。
ここで昨日の夜に本番、そして今日の朝に再度ゲネプロ、午後から二回目の本番がありました。
同じプログラムなのになぜ二日目もゲネプロがあるのかな?と思っていたら、なんとあの大編成
にもかかわらず、昨日が降り番で、今日のみ出演のメンバーがいる(しかもそれがホルンにも!)
ので再度のゲネプロがあったそうです。確かに、メンバー表を見ると団員数はなんと100人以上。
なんと充実した楽団なのでしょう。
今日はゲネプロと本番のあいだに少し時間があったので、海を見に行きました。雲ひとつない
素晴らしい快晴で、海も空も物凄く綺麗な青でした。果てしなく広がる水平線、こんな景色を
見たのは初めてです。
昨日、初回の演奏は合唱もオーケストラも、お互い若干の硬さがあったかなという気もしました
がいい演奏ができました。今日はさらにいい演奏ができたように思います。それにはオーケストラ
の常任指揮者である相良浩先生の真摯な音楽の姿勢と柔和な人柄が大きかったと思います。それに
呼応する、オーケストラの熱心な演奏。皆さんの演奏する姿をうしろから見ていて、お互いの
音楽を愛する気持ちが呼応しあっていたんだなと思いました。
両日とも、第九の演奏会には異例のアンコールを演奏しました。日本中だれもが知っている、
そしてこの土地でことさら愛されている「この木なんの木」です。「♩タララララララッタ〜」
というオーケストラの二小節の前奏に続いて「♩この木なんの木、気になる木」と歌い出すと
客席のあちこちでお客さんが嬉しそうに顔を見合わせて頷くのが見えました。
途中から手拍子がはじまり、お客さんもオーケストラも、もちろん合唱団も乗ってきて、とても
楽しい演奏になりました。お客さんのとても喜んでくれている姿や楽しそうに乗って演奏している
オーケストラ皆さんの姿を見て、合唱団のみんなは本当に感激し、うるうるしていました。終演後
みな口々に、本当に幸せな演奏会をさせてもらったと話していました。
終演後、我々合唱団も記念のレセプションに招いて下さり、オーケストラの皆さんと交流を深める
ことができました。皆さんとても温かく歓迎して下さり、本当に楽しいレセプションでした。
楽しいレセプションはあっという間にお開きになってしまい、名残惜しくもまたの共演の機会を
願いつつ、色々な思いを胸に東京に戻ってきました。
日立交響楽団の皆さん、日立製作所さん、ありがとうございました。
<日立創業100周年記念・日立交響楽団演奏会/日立交響楽団第111回定期演奏会>
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱付」
ソプラノ:清水理恵
メゾソプラノ:牧野真由美
テノール:上本訓久
バリトン:須藤慎吾
合唱:東京シティ・フィル・コーア
(合唱指揮:藤丸崇浩)
管弦楽:日立交響楽団
指揮:相良浩
2010年12月4日、5日 日立市ビックセンター音楽ホール
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海を見て感動なさっている貴方に感動しました!そういえば、朝、目をキラキラさせて、「海見て来ました!」て、おっしゃってましたものね。
日立公演、本当にお疲れ様でした。
2010/12/6(月) 午後 7:31 [ mn ]
mnさん、お疲れさまでした。発見されてしまいましたか(笑)。
お疲れさまでした。「この木なんの木」で感動し、あんこう鍋に感動し、海に感動し、本当に素晴らしい演奏旅行でした。
こんな経験をたくさんして、もっともっといい音楽をつくっていけるようになりたいですね。いい経験をさせて頂き、日立の関係者の方々には本当に感謝です。
2010/12/6(月) 午後 11:56 [ mar*in*bba*o ]