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ライプツィヒをあとにしドレスデンに向かいました。人口約51万人、ザクセン州の州都である
ドレスデンはチェコとの国境まで約30キロと、ドイツで最も東にある大都市です。石畳の道路に
レンガ造りの古い建物が立ち並ぶ、趣きある街です。
そのドレスデンの象徴が聖母教会です。聖母教会は1740年代に建てられた教会で、その内部の
オルガンはバッハも演奏したと言われています。
聖母教会は1945年、英米同盟軍によるドレスデン空爆で破壊されます。そしてそれ以降なんと
1990年代半ばに再建工事が開始されるまで瓦礫のまま放置されてきました。旧東ドイツの政治的・
経済的事情によってそれまで再建が実現しませんでした。
ドレスデンの市民は空爆で破壊された直後から、やがて訪れる再建のときのために、瓦礫のひとつ
ひとつに番号を振って大切にしてきたのでした。このようにして回収されてきた教会の石は
8,000以上にものぼり、そのうち4,000弱が実際に再建に際して使用されました。そのため外壁は
綺麗な新しい石と黒く焦げた当時の石が混在しています。
再建工事は2005年に完了し、ドレスデン市民は60年ぶりに聖母教会の姿を目にすることとなった
のでした。
聖母教会の全景
祭壇
天井を見上げて
馬蹄形のようになっている上階
もと教会にあった、焼け焦げた十字架
空爆後に残ったオリジナルの壁
焼け残った外壁を使っている箇所
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