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飛行機の中ではよく休みました。年末どたばた忙しく、前夜も「第九」を歌って打ち上げもあり
あまり寝ずに早起きでゼロからパッキングして出てきたので、その分、疲れてぐっすりでした。
写真は途中、白海の上空を通過した時のものです。
白海の上空
ミュンヘンには定刻より約一時間、早く着きました。これはラッキーです。外の気温は摂氏で
マイナス4度。思っていたほど低くありません(それでも十分寒いけど…)。荷物もすぐに出て
きて、バスで市内へ。ミュンヘンは市内まで結構時間が掛かります。
バスで中央駅に着き、すぐ近くのホテルにチェックイン。着替えだけしてすぐに出ます。雪が
ちらついていましたが大雪にはなりませんでした。旧市街の中心まで歩いてゆくとカールス門の
前の広場には屋台とスケートリンクが設営されていました。年末のイベントです。
カールス門前の広場。二階層に設営された屋台
さらにスケートリンクも
時間がないのでスケートは滑らず、そこから目抜き通りのノイハウザー通りへ。クリスマスは
過ぎていますが通りはかなりの賑わいです。セールをやっているデパートもたくさんありますが、
目もくれずノイハウザー通りを突き進みます。
通りを進むと仕掛け時計で有名な市庁舎が現れます。大きなクリスマスツリーが飾られています。
ここでまた一瞬、足を止めて写真を。
大きなツリーが飾られた市庁舎
市庁舎の脇が最後の角です。市庁舎の角を曲がって真っ直ぐ歩くと、州立劇場です。
ミュンヘン州立劇場
この日はつい数日前にプレミエを迎えたばかりの「フィデリオ」新演出上演3日目の公演です。
チケットは完売。「チケット求む」と書いた紙を持ってチケットを求めます。
よくよく辺りを見渡すと「チケット求む」が10人以上(!)もいます。順番に並んでいるわけでも
ないのですべてはタイミング、たまたま声を掛けられた人はラッキーです。チケットを売るという
人が誰かに声を掛けると「買います買います!売って売って!」と皆がワッと集まります。何人
かのラッキーなひとが声を掛けられ、買って嬉しそうに中に入っていきます。
そうこうしているうちにこんな言葉が耳に入りました。
「Kaufmann singt nicht(カウフマンは歌わないそうよ)」
なんと、フロレスタンのカウフマンがプレミエを迎えたばかりで早速キャンセルしたようです。
「Wer singt??(誰が歌うんですか??)」
訊くと代役はロバート・ディーン・スミスとのこと。彼なら良かったです。
しかし、チケットが…。
開演10分前になってしまい、いよいよ難しいかと思い始めたところ、ひとりの老紳士が隣に
立っていた女性に「立ち見だけどいるかい?」と声を掛けました。また別のひとが…。しかし
女性が「ん〜、立ち見ねぇ」と躊躇したのですかさず「立ち見でもいいです、買います!」と
声を掛けると「じゃあ私はいいわ」ということで「よし、じゃあ売った」と即、成約。ダフ屋
ではなく普通のひとなので価格も額面通り、€12.50でした。
こうしてチケットを入手、無事に「フィデリオ」を聴けることになりました。
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