La vita e bella

前のことを、たらり・たらりと書いています。ニューイヤー・コンサートのことすら書いていなかったこの怠慢さ…。

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今年最初のコンサートとなったのは新日本フィルの名曲シリーズ。指揮はマエストロ飯守泰次郎。
なんと正月に左肩を脱臼骨折してしまったそうで会場ロビーには医師の許可を得て左腕を固定し
右手のみで指揮する旨の掲示が。





いざ本人が登場すると会場からはどよめきが。燕尾服の上から白い大きなバンドルを身体に巻き
つけるようにして左腕を固定しているのだ。痛々しい姿…。しかし、指揮をはじめるといつもの
アクロバティック(?)な情熱溢れる指揮ぶり。片手しか効かない分、むしろいつもよりも右腕が
動き脚が動き、声が出ていたような気がする。





前半にはベートーヴェンの「コリオラン」序曲と稲垣路子を迎えてハイドンのトランペット協奏曲。
伸びやかな音であると同時に高音から低音までむらがなく安定し、心地よい響きのトランペットだ。





後半はブラームスの交響曲第1番。ゆったりとしたテンポ、ずんずんと響く低音で出だしから重厚
な響きにホールが満たされる。左腕の分も右腕が頑張っているとはいえやはり片腕だけには変わり
ない。事情が事情なだけにオーケストラの集中力はいやでも高まりそれが聴衆にも伝わってきた。
木管の緊張感あるしっかりとした響きも見事ならば弦も朗々とよく歌う。第二楽章でのコンマス
崔氏のソロ、それはもう素晴らしいこと。ドラマティックにたっぷりと聴かせるあのソロ、忘れ
がたいものがある。





第四楽章冒頭の緊張感とホルン以降の暖かさの対比も素晴らしかったし、クライマックスにおける
推進力も見事なもの。聴き終わったあと妙に充実感が残ったのだった。







<新日本フィルハーモニー交響楽団 新・クラシックへの扉第11回>


ベートーヴェン:序曲「コリオラン」Op.62
ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.Vlle-1
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68



トランペット:稲垣路子


管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団




指揮:飯守泰次郎




2011年1月22日 すみだトリフォニーホール

ミュンヘン州立劇場

何度も紹介していますが、ミュンヘン州立劇場です。夏のオペラ祭の時期は暖かく21時頃まで
明るく清々しい雰囲気ですが冬は全く別の顔です。みな肩をすぼめて前屈みで劇場に滑り込みます。



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州立劇場の正面





劇場内のフォワイエは豪華なシャンデリアで宮殿の広間のようです。



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大広間のようなフォワイエ





客席数は座席が1,773席と立ち見が328人分。この劇場の立ち見はすべて番号制で決められた立ち
位置に立たなければなりません。



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最上階の天井桟敷にあたる Galerie から。



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三層目の 2.Rang から。



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舞台を望む。緞帳は「愛の妙薬」のもの。



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オーケストラピット



ミュンヘンでの二回目のオペラは「愛の妙薬」、こちらもまだ数年の新しい演出。舞台はぱっと見
ではどこかの惑星のようなただの地面のように見える。そこに降り立つドゥルカマーラが乗って
いるのは宇宙船のような乗り物。基本的に舞台に変化は起こらず面白みのない演出だった。



イメージ 1



イメージ 2





ネモリーノにはジョセフ・カレヤ。春にも新国立劇場で同じ役を聴いているが、どうにもこの
表面的で浅く浮ついた発声とヴィブラートは感心しない。ドゥルカマーラにはヴェテランのバリトン、
アレッサンドロ・コルベッリ。コミカルな役にはぴったりの歌手だ。流石に歌唱には年齢を感じるが
舞台上の存在感、演技が素晴らしい。





ベルコーレのニコライ・ボルチェフ、ジャンネッタのタラ・エロートの二人も好演、ジャスティン・
ブラウンの指揮も軽快で非常にバランスのいいものだった。





何よりこの上演で素晴らしかったのはアディーナを歌ったニーノ・マチャイーツェ。おととしこの
アディーナを聴く予定だったのが直前に諦めざるをえなくなったことがあり、リベンジでようやく
聴くことができた。非の打ちどころがない素晴らしい出来だった。透き通るような美しい声に見事に
コントロールされた正確な音程。美貌もさることながら演技がまた自然で大袈裟なところがない。
上演前に「風邪で不調であるが本人の意向で舞台に立たせます」というアナウンスがあったが、
そんなことは全く感じさせなかった。またいつかどこかで、ぜひ聴きたい歌手だ。







<バイエルン国立歌劇場 ドニゼッティ「愛の妙薬」>


アディーナ:ニーノ・マチャイーツェ
ネモリーノ:ジョセフ・カレヤ
ベルコーレ:ニコライ・ボルチェフ
ドゥルカマーラ:アレッサンドロ・コルベッリ
ジャンネッタ:タラ・エロート



合唱:バイエルン国立歌劇場合唱団


管弦楽:バイエルン州立管弦楽団




指揮:ジャスティン・ブラウン



演出:ダヴィット・ベッシュ





2010年12月30日 ミュンヘン州立劇場

ミュンヘン市庁舎

ミュンヘンで最も有名な建造物といえば市庁舎です。市庁舎は1860年代の後半から建設が
はじまり、最終的に今の形に完成するまで約40年かかったそうです。



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ネオ・ゴシック様式のミュンヘン市庁舎





年末ぎりぎりでしたが、巨大なクリスマスツリーがありました。



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市庁舎前の巨大なクリスマスツリー



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別の角度から





この市庁舎は大きな仕掛け時計で有名です。この仕掛け時計は歴史上の様々な出来事を再現
していますが、人形の大きさは普通の人間と同じくらいの身長だそうです。



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等身大の人形が動くし掛け時計

ミュンヘン・聖母教会

ミュンヘンで最も有名な建築のひとつで円蓋のついた二つの塔が印象的な聖母教会は1460年代
後半から1490年前後にかけて建設されました。当初、塔に円蓋はなく後に増築されたものだ
そうです。





内部は三層の回廊になっており、窓から差し込む光が白い柱や壁を照らし独特の雰囲気を醸します。
地下にはバイエルンの王家の霊廟があります。





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有名なフラウエン教会の塔(片側は工事中)



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近くから



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教会の後方から祭壇を望む



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祭壇を近くから



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側廊を望む

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