La vita e bella

前のことを、たらり・たらりと書いています。ニューイヤー・コンサートのことすら書いていなかったこの怠慢さ…。

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ヘルベルト・ブロムシュテット指揮によるゲヴァントハウス管弦楽団の特別演奏会がありました。
ブロムシュテットは1998年から2005年までゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスター
(首席指揮者)を務め、現在は名誉指揮者として客演しています。両者の関係は非常に密で、
9月の末からこの演奏会まで6公演を指揮、直後にはイタリア、ルクセンブルク、フランス、
ドイツ国内の5都市を巡る演奏旅行も行なっています。





ホテルからゲヴァントハウスまでは歩いて7分ほど。当日券を求めチケット売り場に行くと
とても良い席ですが34ユーロ(!)で買えました。もちろん、定価です。



イメージ 1
ゲヴァントハウスの外観



ゲヴァントハウスは建設されてからまだ30年というコンサートホールです。ロビーにはこの建物
の模型があり、ホール部分はくり抜かれて精巧に出来た客席を見ることができます。



イメージ 2
ゲヴァントハウスの模型


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精巧にできた客席内部



客席内に入ってみると、写真や映像で見るよりもずっとこぢんまり一体感がありました。舞台
にはところ狭しと椅子や譜面台、楽器が並んでいます。



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ゲヴァントハウスの舞台


イメージ 5
舞台を近くから。





そして、34ユーロという日本では考えられない値段だったチケットはなんと…



イメージ 6




こんな視界の平土間一列目の真ん中。日本公演をこんな席で聴いたら3万円近いでしょう。





前半はヒンデミットの交響詩「画家マティス」。ずっしりと重く、厚い響きに圧倒されつつも、
木管の柔らかさが素晴らしい。非常に真面目な演奏だけれど、だからこそ木管(特にオーボエ)の
温かい音や伸びやかな弦が際立った。





後半はブルックナーの交響曲第4番。分厚い低弦の音が大波のように押し寄せる。弦はチェロの
響きがとても綺麗に揃っていて心地よく、ヴァイオリンも情熱的なコンサートマスターに
引っ張られ鳴りが素晴らしい。そして脳天をぶち抜かれるようなピンとした緊張感のある金管。
いくぶん早めのテンポという印象だったけれどしっかりと重量級のオーケストラを引っ張る推進力
が素晴らしい。





終演後はロビーでブロムシュテットのサイン会。発売になったばかりの同じブルックナーの
交響曲第5番を持っている人が多かった。この日の4番も録音されていていずれ同じように
CD化されるはずとのことだった。



イメージ 7
サイン会をするブロムシュテット







<ゲヴァントハウス管弦楽団特別演奏会>


ヒンデミット:交響詩「画家マティス」
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」



管弦楽:ゲヴァントハウス管弦楽団


指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット





2010年10月8日 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス

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