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ヴァルトブルク城は1607年にテューリンゲン方伯ルートヴィヒ・デン・シュプリンガーに
よって建てられ、その後に幾度となく増築が重ねられました。
ヴァルトブルク城の回廊。建設当初は二階層でしたが、後に増築されました。
ヴァルトブルク城には密接に関係する人物が人います。まず聖女エリーザベト。1207年に
ハンガリーの王家に生まれ、ルートヴィヒ4世の許嫁としてわずか4歳にしてテューリンゲン
に渡ります。14歳の時にルートヴィヒ4世と結婚、二人は堅い夫婦愛で結ばれていました。
しかしルートヴィヒ4世が若くして従軍中に逝去すると城を追われます。その後、助けられた
伯母の元に身を寄せ、自らの寄進によって貧しいひとや病気のひとの救済に尽力しましたが
24歳の若さで亡くなりました。
エリーザベトの居室
城内の礼拝堂
死後にその墓において様々な奇蹟が起きたことを受け、エリーザベトは1235年に聖人に列せられ
ました。聖エリーザベトはチューリンゲンの守護神として自らの嫁いだ地を守っています。
もう一人の重要な人物は新約聖書のドイツ語訳を行なった人物として日本で世界史の教科書に
登場する神学者マルティン・ルターです。カトリック教会を追われたルターは消息不明になった
ことを装ってこのヴァルトブルク城に匿われ、一年ほど隠れるようにこの城で生活しながら
新約聖書のドイツ語訳を完成させました。その時ルターが使用していた書斎を、現在でも見学
することができます。
ルターが新約聖書のドイツ語訳を行なった書斎 |
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2010年11月14日
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