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海外出張から戻ったら出張報告を提出するまで次の海外出張禁止ということはよくありますが、
そんな状態に。10月の旅行の記事も終わらないまま、逃亡します。
バリトンの小森輝彦先生は、ドイツから日本へ帰ってこられる際の寒波でフライトがキャンセル
になったりといったトラブルに見舞われ、25時間かけて帰ってこられたそうです。それをお聞き
し若干、怯みましたが、後に退くわけにもいきません。仕事初めまで一日余裕ももったことだし。
無事にフライトの遅れなどがないことを願うのみです。
成田は意外と混んでいません。週末から月火が、ピークだったのでしょうか。羽田に対抗してか
ターミナルはあちこち改装や、店が入れ替わったあとが見られます。
昨日の「第九」の興奮もまだ醒めないところですが、ラウンジに流れる「美しく青きドナウ」を
聴くとやはり、ニューイヤーコンサートが聴きたくなります。一昨年のように上手いことチケットが
入手できるとよいのですが。
ヨーロッパで、パスタをもって年越し蕎麦に代えるのもどうかと思うので、ちょっと早いですが
年越し蕎麦を食べてます。
それでは、行って参ります。
ところで、この寒波の中ヨーロッパに行くって、「飛んで火に入る夏の虫」の「冬版」てあるの
でしょうか…?
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今年の音楽活動の締めくくりは飯守泰次郎先生と東京シティ・フィルが進めているベートーヴェン
交響曲全曲演奏シリーズの第4回目にあたる「第九」の公演です。前回の記事にも紹介したように
この演奏はマルケヴィチ版という版による演奏で、飯守先生がこの特殊な楽譜をさらに研究され、
つくりあげたものです。
飯守先生による二回のレッスン、そしてオーケストラ合わせを経て、ようやくこの日にたどり着き
ました。平日なので普通に仕事でそのあとの本番、初めての経験でしたがこんなに大変なんだと
思うくらい体力が要りました。
しかしそれだけに終わったあとの充実感は大きいものがあります。しっかりとした評価は手前味噌
ではなくお客様にして頂くとしてひとつだけ、飯守先生が解説で触れられている「フレーズを大切
に、自然に美しい響きをレガートで歌う」ということを、巧く体現できたのではないでしょうか。
それも藤丸先生の指導、そして飯守マジックの力です。
今年は念願叶って東京シティ・フィル・コーアという合唱団に入ることができ、モーツアルトの
レクイエム、ワーグナーの名曲集、そして第九と、素晴らしい公演に参加することができ本当に
幸せでした。団のみなさんはとても温かく雰囲気も良く、本当に、入ることができてよかった…。
年末の平日に、出演に理解を下さった職場の皆さんにも感謝です。
お陰さまで、良い新年が迎えられそうです。
<東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第九特別演奏会>
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱付き」(I.マルケヴィチ版による)
ソプラノ:佐々木典子
アルト:小山由美
テノール:福井敬
バリトン:小森輝彦
合唱:東京シティ・フィル・コーア(合唱指揮:藤丸崇浩)
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮:飯守泰次郎
2010年12月28日 東京芸術劇場
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今日は「第九」のオーケストラ合わせがありました。今年は既に二人の指揮者、二つの楽団で
依頼演奏で「第九」を歌う機会があり、今回が我々の「本来の」第九ということになります。
舞台上には16型の大きな編成のオーケストラが並びます。すぐ右前にはバス・トロンボーン、
正面にファゴット・セクション、やや左に総勢18名の低弦。オーケストラの中でもとりわけ
好きな楽器のすぐそばで歌えるとは、なんて幸せでしょう。
第四楽章冒頭のオーケストラの部分から始まります。今回使用されるマルケヴィチ版の楽譜は
合唱では強弱の指示がいわゆる一般的なブライトコプフ版などと違った指示となっていて音が
違う、音の長さが違うということはありませんがオーケストラは微妙に音や音の長さが違う
箇所があり、興味深く聴きました。
チェロとコントラバスによるレチタティーヴには聴き慣れた演奏ではつながっている音のタイが
取れていたり、逆に分かれている音がつながって長さが変わっていたりする箇所がありました。
また―個人的にとても好きな箇所なのですが―ヴィオラが奏でる歓喜の主題に乗ってくるファゴット
のソロは数音がオクターブになっているようで、面白い音形になっていました。きっと、スコアが
頭に入って聴いていれば他にも新しい発見があるのかもしれません。
さて、美しいオーケストラの箇所が終わると自分が歌う番です。飯守先生の指揮はいつになく
熱く情熱的です。しかしその顔の表情から求められる音楽は温かく柔らかい音楽なのです。
大編成のオーケストラとの演奏になり、飯守先生の熱い指揮を追っているとついつい力が入って
しまい冷静さを保つことが大変です。ところどころで冷静さを取り戻しつつ、先生がレッスンで
示された箇所を注意し、まさに「冷静と情熱のあいだ」です。
体力はもちろん、非常に頭も使ったオケ合わせでした。反省点も多々あり、あしたはそれらを
しっかり頭に入れて歌えるよう、肝に銘じます。
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今年の聴き納めはやはり「第九」。新日本フィル2010年の第九の指揮者はスペイン生まれの
エンリケ・マッツォーラ。時に空回り感こそ感じてしまうものの大きなアクションとは裏腹に
演奏は激情に任せない落ち着いた演奏という印象。奇をてらったところもなくオーソドックスで
安心して聴いていられる演奏でもあった。全楽章を通じて印象的だったのは木管のアンサンブルの
良さ。演奏終了後すぐに指揮者に紹介されていたが室内楽的に非常によくまとまっていて心地
よかった。
とても楽しみにしていたソリスト陣も実に充実。特に昨年「千人の交響曲」で圧倒的な存在感を
示した若手のソプラノ宮平真希子はこの日も清く澄んだ美しい声を聴かせてくれた。声が美しい
のもさることながら丁寧な歌唱、しっかりした音程も素晴らしい。地味な声部ながらしっかりと
した支えでよく響いたメゾの寺谷千枝子、十年近く前と変わらぬ若く清々しい美声のテノール
永田峰雄、あたたかい声のバリトン河野克典と、4人の声が見事に均整が取れ美しいアンサンブル
だった。
合唱は栗友会合唱団。オケとのバランスがとても良く、おそらく指揮者の意図をしっかりと
体現していたのであろう、気張らず落ち着いた合唱に好感が持て、勉強になった。
<新日本フィル 第九特別演奏会>
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 Op.72b
交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱付き」
ソプラノ:宮平真希子
メゾソプラノ:寺谷千枝子
テノール:永田峰雄
バリトン:河野克典
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
合唱:栗友会合唱団(合唱指揮:栗山文昭)
指揮:エンリケ・マッツォーラ
2010年12月25日 サントリーホール
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ドレスデンはザクセン選帝侯の宮廷都市として栄えました。選帝侯は歴代、ドレスデン城に
居を構えました。この城で有名なのはおよそ100メートルに渡って描かれた歴代の君主たちの
壁画です。しかもこの壁画は、たくさんのマイセン陶器のタイルでできています。また時計塔
には階段で登ることができ、観光客で賑わっています。
ドレスデン城の門
ドレスデン城の時計塔
100メートルに渡って歴代君主が描かれた壁画。
実はマイセン陶器のタイルで埋められています。
1730年代に、フリードリヒ・アウグスト1世は自らの居城として、元の城の脇に新たな宮殿、
ツヴィンガー宮殿を建てました。現在、このツヴィンガー宮殿とドレスデン城には数えきれない
ほどの絵画、彫刻、陶器、銀食器などが展示され輝きを放っています。
ツヴィンガー宮殿
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