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「ススキノ探偵シリーズ」の最新作。
前作の読後感が今イチで、なかなか手が出なかったんですが、
たまたま行った書店で「サイン本」があったので購入してみました。
結論からいうと、今作はいい感じでした。
馴染みの退職刑事から、「証拠を探すべく、殺人容疑者と親友になれ」と
何とも無茶な依頼を受け、その男が現れるバー(主人公お馴染みのバーですが)で、
偶然の出会いを装い調査を始めます。
殺人の証拠を見つけるため、自分と対極のような一番嫌うべき性格をもった男と、
話しを合わせ、毎日のように飲みに行って仲良くなっていく。
「毎回、ぶん殴りたくなるような最低の男」と親しくなるための、
主人公の苦悩ぶりが興味深く描かれ、テンポ良く進んでいきます。
ラストでは馴染みの脇役陣と協力して、
リスクの高い巧妙なを罠を犯人に仕掛けます。
男はその罠にどう反応するのか? そして事件が無事に解決するのか?
前作と違い、読後感の重さが軽減されていて、
まさに、タイトル通り「ライト・グッドバイ」な作品でした。
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