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上田文雄市長は夏季五輪の札幌誘致問題について
「当面する財政運営は非常に厳しいものがあり、
堅実かつコンパクトな都市づくりへと転換していく必要がある」と述べ、
「2016年、20年の夏季オリンピック招致は行わないとの結論に至った」
とし、将来にわたる巨額な財政負担を回避するための結論との考えを示した。
試算してみたら1兆8000億円!?という莫大な費用がかかるそうです。
前回の2004年アテネ大会の総経費は約90億ユーロ(約1兆2150億円)で、
2000年シドニー大会の38億2000万ユーロを大幅に超え、史上最高を記録。
・・・・・この金額を見ると財政難の自治体なら「二の足」を踏みますよね。
仮に招致して開催されても、「7、8万人規模のスタジアム」や
「1万7千人収容できる選手村」を建設して、開催後にどう利用するんだろう?
現実的にいえば、プロ野球日本ハム戦でも多くて2、3万人だし、
7、8万人規模のビッグイベントとなんて年に数回程度だろうから
維持費の負担の方が大きくなるでしょうね。
ちなみに、2012年大会の招致に成功したロンドンは
低所得者階層の居住地再開発をうたい、多くの市民の賛同を得たことも勝因だったらしい。
このように明確なビジョンを持って自治体、市民一体となって推し進めるのならいいんだけど、
さっぽろでの市民アンケートの結果は「反対」が35・3%、「賛成」が33・3%
2002年に「ワールドカップサッカー」を開催したし、
来年には「世界ノルディック選手権」が控えています。
大きいスポーツイベント開催が続いているんで、
今回の「誘致見送り」は良い判断ではないかなと思います。
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