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さて、ケルト民族について第2回目です。


これまで私はヨーロッパの文明はギリシャ・ローマにその源を発している、と思っていました。

それは間違いであることをケルトの音楽を聴き、少し調べてみて気がつかされました。


紀元前500年ごろ、アルプスの北方に栄えた、実に成熟し秩序だった文明があった事。

農耕と交易によって栄え、部族単位に暮らし、家族愛に満ちた人たちが居た事。

部族単位での集団農耕を行いながら、選挙という制度や部族を超えて流通する貨幣(ケルト金貨)まで

発行していたこと。

すでに「火葬」という衛生的で高度な式典を持っていたこと。紀元前だからこそ、驚いてしまいます。


ローマ人は彼らをガリア人と呼び、一種の恐れと敬意を払っていたようです。

が、帝国周辺では領土拡張を目論むローマとの間で小競り合いが絶えませんでした。

ローマ帝国の英雄カエサル・シーザーが書いた「ガリア戦記」の戦闘の相手はケルト民族であったこと。

ケルト民族は拡張するローマ帝国に果敢に戦いを挑み、ついに破れさり、アイルランドやイングランド

諸島に隠棲したこと。

名剣エクスカリバーを手に部族を守り戦ったアーサー王は6世紀ごろのケルトの部族長だったらしい

(知らなかった!)

今までの常識をひっくり返すことばかりです。


古代ケルト文明を源流にするケルト音楽は、神の歌・民衆の歌が素朴な楽器でつづられています。

いずれも、家族で焚き火を囲み、酒を回しながら戦士や娘たちが踊る情景を思い起こさせてくれます。

日本の農村地帯の村祭りに似た音楽です。


ストラビンスキーの描くロシアの民話に基づく舞踏音楽は、どこか「閉塞した未来の祭りの音楽」の匂い

を漂わせます。

「禿山の一夜」(ムソルグスキー)に跳梁跋扈する魑魅魍魎たちが、「権力」に群がる悪魔だと想定すれば、

実に明快な時代風刺の音楽だと理解できます。

それに比べて、支配する「体制」も専制国家もなく、自由に暖かく人間らしい生活に浸っているケルトの音楽は、

単調でありながら庶民の活気に溢れ、静かで暖かく、聴く人の心を癒してくれます。


このような音楽の源流をヨーロッパは廃絶してしまったのですね。なんともさびしい限りです。


さて、本日のジャケットは  「ケルトの神秘−ロジャー・カルバリー」

《この人のことはあまりわからないので、AMAZONのレビューをまたも引用します。》

自らのセミナーでヒーリングと瞑想の指導を行い音楽によるヒーリング効果についての著書もある

ロジャー・カルバリー。本作はトールキンの長編ファンタジー小説『指輪物語』を題材にした作品です。

《そしてカスタマーレビューから;》

ケルト音楽に惹かれていたとき、偶然手にしたアルバム。

曲調はかなり単調な感じなのだが決して飽きないのはなぜだろうか。

その単調なメロディの中にどっぷりとつかって心地よくさせてくれる、

優しくももの悲しい調べの中、滅んで久しい神々の横貌が見えてきそうです。

《曲目は以下のとおりです。

どこかファイナルファンタジーを思い起こさせる曲ばかり、と思うのは私だけでしょうか?》

1. エルフランド
2. 古代ケルト
3. 北の王
4. パラレル・ワールド島
5. ロスロリアン
6. 緑の森
7. クラーケンの儀式
8. 月の伝説
9. 荒野のマーチ

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