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Dvo�・�・k Symphony No 9 "New World" Celibidache, M�・nchner Philharmoniker, 1991

クラシック入門として必ず名前の出るレーベルの一つです。

「3大交響曲の一つ」とか・・・本で言うと「帯」がついているものが多い。

カラヤンもバーンシュタインもみんな、名だたる指揮者は必ずレコーデイング

していますが、でも、これこそ決定版!と選択するのが実は大変むづかしい、

と思っています。

名前のとおり、新世界、つまり開拓時代のアメリカにやってきたドボルザークが、

故郷を思い出し作曲したと謂われています。故郷を懐かしみながら。

だからこの曲の第二楽章など特に、指揮者皆さん、「望郷の念」なるものを一際 高く

謳うんですけれども、そういう演奏ほど、どうもスピンにはなじめません。


仕事でニューヨークに5年ほど生活したことがあります。

会社はマンハッタンのど真ん中、42丁目の5番街と6番街の間にありました。

街も会社の中も、それはメチャメチャ忙しく、いろんな活気に満ち溢れ、

足早に歩き回る人たちが実にドライに、でもかなりシビアに、生活をしている

ところです。

自由の女神の向うに沈み行く夕日は大変見事です。が、夕日が沈む頃が一番、

街がごった返します。

私もそうでしたが、多分ビジネスマンのほぼ全員が、「望郷」なんぞはしている暇は

無かったでしょう。


この曲が作曲された頃の、移民でごった返すフィラデルフィアの庶民街の活気は、

今でもニューヨークは7番街あたり(ここいらは衣料品・日用品流通の拠点)に

完璧に残っています。

ニューヨークの朝はとっても早い。近郊からバスや電車で通勤して来た人たちが

シャカシャカと往来し、ぼやぼやしているとコーヒーとデーニッシュにありつけ

なくなりそう。まさに、第3楽章の「大忙し」な雰囲気そのまんまです。


そういう経験をしているからかもしれません。

ドボルザークは、別に「望郷の想い」だけでこの曲想を練ったのではなく、

ダイナミックで活気あふれる「新世界」の在り様を描いたのではないの?という思い

が先行します。だから、もう少し東欧的民族性とかメランコリックな甘さとかを

排した鮮度のある演奏をして欲しいものだと思うのです。


その意味では、ニューヨークを舞台に活動したバーンシュタイン指揮の演奏が、

非常に近いと思うのですが、最近発掘された、チェリビダッケ&ミュンヘンフィルの

感動的で緻密な演奏を選びました。

力強く、がっしりしていて、18世紀末の豊かな香りと感動に包まれます。

第4楽章の終盤に描かれる感動的な情景に、思わず目を潤ませてしまうスピンです。

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