*冬の絵本*

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]

イメージ 1

「ナイト・ビフォー・クリスマス」


 作:クレメント・ムーア  訳:きたむら まさお
 絵:ロバート・サブダ
 ¥3200+税
 大日本絵画(2003年10月)



 それは クリスマス・イブの ばん、ねしずまっている いえのなか。
 にぎやかずきの ねずみさえ、ようやく ねむりに ついたころ。

 こどもたちは ふわふわの、べっどで すやすや あたたかそう。
 あまい おかしの ボンボンの、ゆめでも きっと みているよ。

 イブの よながは しんしんと、しずかに しずかに ふけてゆく。
 いえの そとの かすかな おとで、ねていたぼくは めをさます。
 なんの おとだか しりたくて、ベッドから おきあがると、
 とぶようにして まどべに はしる。

 それは ちいさな そりをひく、8とうの トナカイたち。
 それと こがらな げんきもの、おじいさんが のっている。
 ぼくは すぐに きがついた、まっていた サンタクロース!

 わしよりも はやい スピードで、ぐんぐん そりは おりてくる。
 あらしのなかの かれはのように、トナカイたちは かろやかに、
 そらを ふんわり とんでくる。
 おもちゃを たくさん つみこんだ、そりは まっすぐ やってきて、
 しずかに やねへ まいおりた。
 サンタクロースも ほっと ひといき。

    


イメージ 2



 そのとき かさこそ おとがして、だんろのほうを ふりむけば、
 えんとつから ぴょっこんと、サンタクロースが とびだした。

 よこらしょっと せなかから、おもちゃのふくろを したにおき、
 ひらいて ならべる そのてつき、まるで ものうりおじいさん。
 それから だまって おおいそぎ、だんろにかかる くつしたへ、
 せっせと おもちゃを つめこんだ。

 おわると サンタは はなをさわり、また こんどねって あいさつをした。
 そして すばやく えんとつに きえ、やねから そりに とびのった。

 サンタクロースは くちぶえで、トナカイたちへ あいずをすると、
 あざみの わたげが とぶように、そりで よぞらを かけていった。
 とおざかる そりからは、おおきな こえが きこえたよ。

 「おめでとう クリスマス! おやすみなさい。また らいねん!」

    


詩的な言葉が シンプルだけど 美しい・・・☆

だから、真っ白な とびだし絵本がピッタリあうんでしょうね〜。

お話はちょっと、省略してありますが 特別なクリスマスの晩

サンタクロースの登場を こっそり見ちゃったネズミくんのお話です^^

最後の最後まで

読んでいるだけで

雪のふる音、トナカイ達の足音、鈴の音が 聞こえてきそうな迫力です!!



よく書店にありますが、中をちゃんと見たのは今回が初めてです☆

今年は、これを姪っ子ちゃんに贈ろうと思って購入しちゃいました^^♪



皆さんは 今年は 誰かに絵本をプレゼントにお考えですか・・・?

イメージ 1

「ぽとんぽとんはなんのおと」

 作:神沢 利子
 絵:平山 英三
 ¥728
 福音館書店     3歳ごろ〜


ゆきが まいにち ふりました。
のはらに やまに ゆきが ふりつもりました。

ふゆごもりのあなのなか、くまのかあさんは ふたごのぼうやを うみました。
おっぱいのんでは くうくうねむって、ぼうやは おおきくなりました。

あるひ、ぼうやは たずねました。
「かーん かーんって おとが するよ。 かーん かーんって なんのおと?」
すると、かあさんが こたえました。

「きこりが きをきる おとでしょう。とおい もりからひびいてくるの。
 でも、だいじょうぶ。きこりは ここまでこないから、ぼうやは ゆっくりおやすみね」

あるひ、ぼうやは たずねました。
「ほっほー ほっほー おとがするよ。 ほっほー ほっほーって なんのおと?」
すると、かあさんが こたえました。

「ふくろうの こえでしょう。くらいよるに、ふくろうは ねないで えさをさがしているの。
 おうちにいたら こわくはないの。さあ、ふたりとも かあさんに だっこで、あさまでおやすみよ」

あるひ、ぼうやは たずねました。
「かあさん、なんだか しずかだね。どうして しーんと しずかなの?」
すると、かあさんが こたえました。

「ゆきがふっているのでしょう。いつも こんなしずかなひには、ゆきがしんしんつもるのよ。
 まだまだ はるは とおいから、ぼうやは ゆっくりおやすみよ」

あるひ、ぼうやは たずねました。
「ぽとん ぽとんって おとがするよ。
 ぽとん ぽとんって なんのおと?」
すると、かあさんが こたえました。

「あれは つららのとけるおとよ。ごらん、ぼうや、あなのいりぐちのつららが
 おひさまにとけて きら きら しずくをおとしているわ。
 ぽとん ぽとんは その おとよ。
 もう そこまで はるが きているのよ」

あるひ、ぼうやは めを さまし、はなを ひくひく させました。
「かあさん、はなが くすぐったいよ。 なんだか いいにおいだね」
すると、かあさんが こたえました。




「はるかぜよ ぼうや。
 あたたかな かぜが はなの においを はこんできたのよ。
 そとは もう ゆきが とけはじめて、くさが めをだしているわ。
 さあ、ぼうや、そとへ つれていって あげましょう。
 ようやく はるが きたのよ」

そうして、ながい ふゆごもりの あなから、かあさんと ぼうやの くまは あかるいそとへでていきました。



今日、東京でやっと初雪が観測されたそうですね・*・*・*・

みぞれまじりだったそうなので、気づかなかった方もいるんでしょうね*

一度、暖かくなったと思ったのに、思い出したかのような 冬の忘れ物・*・*・*・

なので、選んでみました^^☆

寒い冬の中で、ちょっとづつ春の訪れを感じる 静かな絵本。

「つっぴい つっぴい」と「どどー どどー」もあったのですが、ちょっと省略しましたので

何の音かは ご想像にお任せします〜♪


※神沢利子さんの他の作品
 ・「はけたよ はけたよ」
 ・「ふらいぱん じいさん」
 ・「たまごのあかちゃん」
 etc...その他たくさんです☆

開く トラックバック(1)

「ゆきのひ」

イメージ 1

「ゆきのひ」

作&絵:エズラ=ジャック=キーツ
  訳:きじま はじめ
  ¥1000
  偕成社

ふゆの あるあさ ピーターは めをさまし、まどの外を 見た。
ゆきが 夜じゅうふっていたんだ。
どこを みても、ゆきが つもっていた。

ピーターは マントを着て、外へとび出した。

きゅっ きゅっ きゅっ
ピーターの足は、ゆきを へこませた。
ピーターは、つまさきを 外へ向けて 歩いたり
また、つまさきを 中へ向けて 歩いたりした。

それから ピーターは、両足を ゆうっくり ひきずって 歩いて、二本のすじをつけた。

この ぼうでなら きにつもってるゆきを おとすのに ちょうどいい。


どしん!
ゆきが、おっこちてきたぞ。
ピーターの あたまの まうえに。

ピーターは、にこにこわらう ゆきだるまを つくったり
てんしのかたちを つくったりした。

ピーターは、まるくて かたい ゆきだんごを つくった。
ピーターは、この ゆきだんごで あした あそぼう と思って、ポケットにしまった。
それから ピーターは あたたかい おうちの中に はいった。

ベッドに はいる まえに、ピーターは ポケットに手をつっこんでみた。
ポケットは からっぽ。
ゆきだんごは きえちゃった。
ピーターは かなしく なっちゃった。

でも、目を覚ますと ゆきは まだ どこにも つもっていて、あたらしい ゆきがふっていた。
あさごはんを たべてから ピーターは となりの ともだちを よびだして、
ふたりで いっしょに、ふかく ふかく つもった ゆきのなかへ でかけていった。
 

   ・・・☆・・・☆・・・☆・・・☆・・・☆・・・


赤いコートを着た ピーターが 小人くん みたいで可愛いんです♪

ゆきに つけた 足あと。
色んな向きに つけたり、棒で 線を描いたり、木の植えの雪をつついてみたり

雪だんごは 持って帰りたくなったり・・・

そのまま・・・なんです。

だから、懐かしいような 温かい気持ちになれるんです^^☆

最後まで、絵が キレイ☆

雪が 待ち遠しくなっちゃうかも〜♪

「手ぶくろを 買いに」

イメージ 1

「手ぶくろを 買いに」

 作: 新美 南吉
 絵: 黒井 健
 ¥1400
 偕成社
 5歳〜


寒い冬が北方から、きつねの親子のすんでいる森へも やって来ました。
ある朝、洞穴から 子どものきつねが出ようとしましたが、
「あっ。」とさけんで 眼を抑えながら 母さん狐のところへ ころげて来ました。
「母ちゃん、眼に何か刺さった、ぬいてちょうだい、早く早く。」と言いました。
母さん狐が びっくりして、あわてふためきながら、眼を抑えている子どもの手を恐る恐る
とりのけて見ましたが、何も刺さってはいませんでした。

母さん狐は 外へ出て 始めてわけが解りました。
雪の上から おひさまがキラキラと照らしていたので、雪は眩しいほど反射していたのです。
雪を知らなかった 子どもの狐、あまり強い反射を受けたので、
眼に何か刺さったと思ったのでした。

子どもの狐は 雪の中に遊びに行きました。
間もなく 洞穴へ帰って来た子狐は、
「お母ちゃん、お手々が冷たい、お手々がちんちんする。」
と言って、ぬれて牡丹色になった両手を母さん狐の前にさしだしました。
母さん狐は、かあいい坊やの手に霜焼けができてはかわいそうだから、
夜になったら、町まで行って、坊やのお手手にあうような 毛糸の手袋を買ってやろうと思いました。

暗い暗い夜に、親子の銀ぎつねは 洞穴から出ました。

やがて、行く手にぽっつりあかりが一つ見え始めました。
その町の灯を見た時、母さん狐は、ある時 町へお友達と出かけていって、
とんだめにあったことを思い出しました。
母さん狐は どうしても足がすすまず、しかたなく、坊やだけを一人で町まで行かせることにしました。

「坊や お手手を片方お出し」
とお母さん狐が言いました。その手を、母さん狐はしばらく握っている間に、
可愛い人間の子どもの手にしてしまいました。
「それは人間の手よ。いいかい坊や、戸の隙間から、この人間の手を差し入れてね、この手にちょうどいい手袋ちょうだいって言うんだよ。わかったね、決して こっちのお手手を出しちゃ駄目よ。」
「ふーん。」
母さん狐は、持ってきた二つの白銅貨を、人間の手の方へ握らせてやりました。

子どもの狐は、町の灯を目当てに、雪あかりの野原をよちよちやって行きました。
やがて 町にはいりましたが 通りの家々はもうみんな戸を閉めてしまって、
高い窓から暖かそうな光が、雪の上に落ちているばかりでした。

とうとう 帽子屋がみつかりました。
子ぎつねは 教えられたとおり、トントンと戸を叩きました。



「今晩は。」
すると、中で音がして 戸がすこしあいて、光の帯が道の白い雪の上に長く伸びました。
子ぎつねは その光がまばゆかったので、めんくらって、まちがった方の手を、
すきまから さしこんでしまいました。

「このお手手に ちょうどいい手袋ください。」
すると 帽子屋さんは、おやおやと思いました。きつねの手です。
これは きっと木の葉で買いに来たんだなと思いました。そこで、
「先に お金を下さい。」と言いました。
帽子屋さんは ほんとのお金だと分かると 棚から子ども用の毛糸の手袋をとり出して 
子ぎつねの手に 持たせてやりました。
子ぎつねは、お礼を言って もと来た道を帰りました。

お母さん狐は、心配しながら、坊やの帰ってくるのを、今か今かとふるえながら待っていましたので
坊やが来ると、暖かい胸に抱きしめて 泣きたいほどよろこびました。

「母ちゃん、人間って ちっとも恐かないや。」
「どうして?」
「坊、間違えて ほんとうのお手手出しちゃったの。でも帽子屋さん、捕まえやしなかったもの。
ちゃんと こんないい暖かい手袋くれたもの。」
お母さん狐は
「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら。」とつぶやきました。




寒い季節になると なぜか 恋しくなる このお話し・・・

子ぎつねの『眼に何かささった』とか、『お手手がちんちんする』とかが
何とも愛らしくて 小学校の教科書でも出てきて とっても好きでした。。。

今、読んでも 言葉の響きがきれいで
決して難しくない 優しい言葉が 暖かく感じるのでしょうね〜^^☆

黒井健さんの絵も お話しととっても合っています。

懐かしさも込めて、お子さんに 語って欲しい一冊です☆


 


 

「そりあそび」

イメージ 1

「そりあそび」 ばばばあちゃんシリーズ♪ 《こどものとも傑作集》

 作&絵:さとう わきこ
 ¥800
 福音館書店
 3歳〜


そとは 冷たい雪がふっていた。
ばばばあちゃんが、ストーブにあたって あみものをしていると
外から、子犬と子猫が 飛び込んできた。
「うおーい、さむい、しにそうだ。やっぱり 家の中があったかくて いいよ」

子犬と子猫が ストーブにあたっていると、
ヒュ−ッと ドアがあいて、真っ白 雪だらけな きつねが飛び込んできた。
「うひゃあ、ぶるるん、さむいよう。おいら こおっちゃう。ちょっと あたらせて」

きつねと こいぬと こねこが ストーブにあたっていると、
真っ白 雪だらけな ねずみと たぬきと くまと りすたちと うさぎが、
ドドーッと とびこんできた。

みんなを見て、ばばばあちゃんは いった。
'''「いい わかいもんが だらしないねえ。さむい さむいばかりいって。
  よし!!いまから、寒い日の とくべつな あったまりかたを 教えてやるよ。みんな おいで!!」'''

「さあ、みんな やった やった。ベッドのトランポリンだよ」
ばばばあちゃんが はねると、みんなも ピョンピョン はねた。

とつぜん、メリメリ… パキーンという音がして、みんな ひっくりかえった。

「おやおや、ベッドの足が おれたんだ。こりゃこまったね。・・・そうだ!
と いって 手をたたいた。

ばばばあちゃんは のこぎりを 持って来ると、ベッドの足を4本とも切ってしまった。
心配する みんなを よそに
「まあ、まかせておきな」
といって、短くなった ベッドの足に スキーの板をくっつけた。

「どうだね、ベッドのそりの できあがりだよ」
「わあい、すごいぞ」
「さあ、すべりにいくよ」


そりは すべりだした。
ぐんぐん ぐんぐん すべりおりた。
「そうら、ピューンと とぶよ」
「ひゃあー」
みんなは 飛ばされないように、しっかり そりにつかまった。

そりは 風を切って すべりおりた。
「ひゃあー 景色が 飛んでいくよ」
「耳が ちぎれそうだ」
「風の音が ひゅーひゅー すごいぞ」
「鼻が つめたいよう」
「どんどん 走れ ベッドのそり」

坂道が 終わると、ベッドのそりは 止まってしまった。
「これ、どうやって 持ってかえるの?」
みんなが 聞くと、ばばばあちゃんは 言った。
「あったりまえじゃないか。みんなで ひっぱりあげるんだよ」

みんなで そりを ひっぱりあげた。
みんな だんだん あつくなった。
せなかや おなかに あせをかいた。
やっとこ いえに ついたときには、みんなの 身体から ゆげが でていた。

「わあーい、あつくて たまらないよ」
みんなは えりまきや ふくを ほうりだして、ゆきのなかに ひっくりかえった。
「すごく いいきもちだよ」
「ゆきが つめたくて おいしいよ」
すると ばばばあちゃんは いった。
「これが、ほんとの 冬の あったまりかたさ。みんな じゅうぶん すずんでおいで。
 わたしは これから、とっておきの ばしょで おひるねだよ」

みんなは まどから のぞいて びっくり。
「うわあ、いいなあ」

ばばばあちゃんは、おしいれの ふかふかふとんを つみあげたうえで ねむっていた。



さすが!!ばばばあちゃん!!
ベッドでトランポリン♪
そして、壊れても気にしない、気にしない^^☆
(え?真似されたら困るから、読まない?なんて言わないで・・・)
想像は自由でしょ?
そりだって、冷たい風に当たって滑る感じも
まだ 経験したことのない子は 考えただけでも わくわく&ドキドキして
目を輝かせて 聞いています。

冬の 寒さを感じている 今だからこそ 読んであげて欲しい 一冊です^^☆

その他のばばばあちゃんシリーズ☆
・「あめふり」
  http://blogs.yahoo.co.jp/maru5maru8/4416121.html

・「あひるのたまご」「すいかのたね」「どろんこおそうじ」

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]


.

ブログバナー

mar*5m*ru8
mar*5m*ru8
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

絵本なかま♪

My favorite

日記

Movie

artist

BLOG

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事