*春の絵本*

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「くんちゃんとにじ」

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「くんちゃんとにじ」

 作&絵:ドロシー・マリノ
 訳:間崎 ルリ子
 ¥950
 ペンギン社


ある 春の日、雨がやんだので こぐまのくんちゃんは 外へかけだしていきました。
木からは まだ 雨のしずくが ぽたぽた 落ちていました。

「あっ、にじだ!」
とつぜん くんちゃんは たちどまりました。
「みて!にじがでてるよ!」
くんちゃんは、木のえだにとまっている ことりに いいました。
「にじの ねもとには 金のつまったつぼが うまっているという 話を聞いたことがあるよ。
 にじが きえるまえに いかなくては みつからないそうだけどね」

それを きくと、くんちゃんは あわてて いえへ向って かけだしました。
家の前では おとうさんぐまと おかあさんぐまが にじを みていました。
くんちゃんは そのばを かけぬけて いえに とびこみました。

そして すぐに 手におなべをさげて かけだしました。
「金のつまったつぼを みつけてくるからね。」
くんちゃんは かけながら いいました。

大きないわのところに にじのねもとが みえました。
ところが 近くへきてみると、もう にじは みえなくなっていました。
「にじのねっこなら、あっちにあるよ。」
りすが むこうの 木のしげみを ゆびさして いいました。

くんちゃんは しげみを めざして かけだしました。
すると りすが 後ろから いいました。
「金のつぼを さがしているんだったら、あれは ただの おとぎばなしだよ。」
それでも くんちゃんは かけていきました。

ところが 木のしげみまで きてみると、もう にじは みえなくなっていました。
「にじの ねもとなら あそこに あるよ。」
うさぎは むこうの くさむらを ゆびさして いいました。

すると うさぎも うしろから いいました。
「金のつぼを さがしているんだったら、あれは ただの おとぎばなしだよ。」
それでも くんちゃんは かけていきました。
 
そして くさむらまで きてみると、こんども にじは みえなくなっていました。
すると シマリスが むこうの大きな木をゆびさして いいました。
「にじのねもとなら あそこに あるよ。」


ところが おおきな 木まできてみると、もう みえなくなっていました。
くんちゃんは ぐるっと あたりをみまわしました。
にじは どこにも みえません。
「きっと ここが にじのねっこの あったところだ。」

それから 木にのぼって・・・・・あなを みつけました。
「あった!」
それから うちへむかって かけだしました。

「ぼく、きんを みつけたよ!」
シマリスも、うさぎも、りすも
「まって! ぼくにも みせて!」と さけびましたが、くんちゃんは とまりません。




うちにつくと、ちょうど おかあさんが ばんごはんに ホットケーキを焼いているところでした。
くんちゃんの うしろから シマリスと うさぎと りすが かけこんできました。

「おかあさん、みて!
 にじのねっこに ほんとうに きんのつぼが あったんだよ。」

「くんちゃんが 金のつぼをみつけにいってくれて 良かったこと!」
と おかあさんが いいました。
「くんちゃんが みつけた 金は、ほんとうの金より ずっと ねうちがあるよ。」
と おとうさんが いいました。
それから みんなで おいしい ばんごはんを たべました。




あったか〜い 絵のタッチ。
あったか〜い、お父さんとお母さん^^

とっても 勇気のある、夢を持った くんちゃんを 応援したくなっちゃうお話です♪

 〜あとがきより〜

 ・・・虹を追いかけるのは子どもの本性であり、人間の本性なのでしょう。。。
 でも、大人の常識を知らせて、あとはくんちゃんがかけていくのに任せました。
 『くんちゃんはおおいそがし』で、お母さんを煩わさずに遊べるようになり、
 『くんちゃんのはたけしごと』で、いとこを道に迷う事なく無事つれ帰ることのできた
 くんちゃんは、ここでは宝を持ち帰り、みんなを幸せにできるようになったのです。
 
                    1983年  まさき るりこ   


くんちゃんシリーズ☆
是非、一度 読んでみてくださいな^^♪

「やまのぼり」

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「やまのぼり」 ばばばあちゃんシリーズ☆

 作&絵:さとう わきこ
 ¥800
 福音館書店


ばばばあちゃんが まどから 遠くを見ていった。
「いよいよ はるだねえ。天気もいいし、やまのぼりでもするか」
それをきいて、こいぬと こねこは いった。
「さんせい さんせい だいさんせい」

「おべんとう持って すいとう持って りゅっくしょって、これでいいね」
すると そのとき・・・・・

もりの みんなが やってきた。
「やまのぼりだってさ、うれしいな」
「あめだまもって、おもちゃももって、えほんに たいこ ボールももって」
「おなべに おさらに ばけつも いるぞ」
「やまのぼりなら テントもいるよ」
みんな いろいろもってきたので、にわに にもつの やまができた。

「こんなに たくさんn もっていけるわけ ないじゃないか」
ばばばあちゃんが あきれていうと、みんなは いった。
「だって、みんな いるんだもの」

「そうだ、めいあんが あるよ。遠くに行かなくたって、山をこっちに作っちゃえばいいじゃないか」

          ・
          ・
          ・

それから ばあちゃんは みんなに うちじゅうの かーてんを持ってきてもらって・・・

どんどん どんどん ぬいあわせて
ぐんぐん ぐんぐん おおきくなって
そして それから ・・・・・ ふふふのふふふ☆



ぬいあわせたカーテンを みんなに 屋根の上にもちあげて

いち、にの、さん!でひろげたら

「やっぱり おもったとおりだよ。きれいな 山じゃないか。」
ばばばあちゃんは にっこり わらった。

「ほら、ここが やまの てっぺんさ!」
みんな、おべんとうを もりもり ぱくぱく どんどんたべた。

(まだまだ 楽しいコトは続きます♪でも、あとはお楽しみに〜♪)




たんぽぽがいっぱいの表紙が 春っぽくて元気が出ちゃいますね!

遠足みたいだけど、遠くに行かなくても 外で食べたりするだけで

こんなに 気持ちいいよ〜♪って教えてくれる絵本^^☆

春の暖かい陽射しが 呼んでますよ♪


☆ばばばあちゃんシリーズ
『あひるのたまご』 『すいかのたね』 『どろんこおそうじ』→http://blogs.yahoo.co.jp/maru5maru8/4832216.html
『あめふり』
『そりあそび』

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「ねっこぼっこ」と「根っこのこどもたち目をさます」

 絵:ジビレ・フォン・オルファース
 文:ヘレン・ディーン・フィッシュ
 訳:「ねっこぼっこ」:秦 理絵子
   「根っこの・・・」:いしい ももこ

 「ねっこぼっこ」 ¥1500 平凡社   (2005年4月18日 発行)
 「根っこの・・・」  ¥1333 童話館出版 (2003年3月10日 発行) 

※もとは一冊の絵本が、訳と出版社の違いで 全然違う印象を受けるものになっています。
 今回は「ねっこぼっこ」を、「根っこの・・・」を( )で紹介してみようと思います。


'''「さあ おきなさい こどもたち
   もうすぐ 春が やてくる」
   ねっこぼっこは う〜んと せのび
   くしゃくしゃのかみ なでつける '''

 ( 冬の間じゅう、木々は はっぱを 落としています。
  でも、春が ゆっくり 近づいてくると、お日さまは 日に日に暖かく 照りはじめ
  風は やわらかくなり、空の色は いよいよ 青くなっていきます。
  すると、そのころ 地面の下でも、不思議なことが おこりはじめていたのでした。
  それまで、ぐっすり ねむっていた 根っこのこどもたちを、
  土のお母さんが、おこして あるいて いたのです。
   お母さんは、ろうそくを 手にもち、お手伝いの ホタルたちをつれて、
  「さあ おきなさい。春がきますよ。仕事をはじめなければ いけません」と、
  こどもたちに 声をかけて まわっていたのでした。)


'''国中に 春が やってくる
  いろとりどりの なかまたち
  むしも はなも ちいさなくさも 
  よろこび いさんで そとの せかいに くりだしていく'''

 ( 春がやってきました!
  虫たちは、うたったり とびはねたりしながら、地面の上に 出て行きました。
   それに つづいて、根っこのこどもたちが、坂をのぼって行きました。
  坂の途中で、根っこのこどもたちは、花のこどもにかわって、どのこも 手に手に
  自分の花を ささげ持っていました。
   地面の上の 野原や はたけを越えて、マツユキソウや タンポポや スイセンや
  ヒナギクや サクラソウたちの、長い長い行列ができました。
   そこでは、青い空の下で、たくさんの 鳥たちが、にぎやかに 歌を歌っていました。)




'''すきとおった おがわの ほとり
  ひがないちにち わすれなぐさが あそんでる
  ひつじぐさの しろい はなを よびよせて
  まるで ちいさな 女王さま'''

 (水のほとりで 遊ぶのが好きな、花のこどもたち。
  スイレンや ワスレナグサや ショウブの花は、一日池の中に いました。
  クモたちは、きれいな 糸で あみをつくり、あみは 日の光で キラキラひかりました。
  アシは、流れる風の中で、頭をゆすって さやさやという 音を立て
  トンボは、すいすい あたりを とびまわりました。)




'''こがらしのふく 秋が くる
  みんなを 大地の かあさんの
  おうちの なかへ ふきもどす
 「ねどこへ おいき こどもたち
  ぐっすり おやすみ  また あたらしい 春が くるまで」'''

 (こうして、花のこどもたちが 楽しい時を すごすうち、
  ある日、つめたい風が ふきはじめました。
  すると、木の葉は 赤くなったり、黄色くなったり、金色になったり、茶色になったりして、
  はらはらと 地面に 落ちました。
  そこで、花のこどもたちは おかや 谷間をこえ、
  走って 土のお母さんのところへ 帰りはじめました。
  お母さんは、土の家の 入り口に立って、こどもたちを 待っていてくれました。
  そして、また さむい 冬のあいだ、根っこのこどもたちは お母さんに見守られて 眠り
  次の年の 春の くるのを まつのです。)




いかがでしたか?
同じ 挿絵についてる 文章も 全くちがうでしょう〜
これが 同じ部分を 訳しているとは 思えないほど!
訳として 忠実なのは「根っこのこどもたち…」の方かもしれませんが、
「ねっこぼっこ」の方が 詩的なんですよね。

  〜 あとがき より 〜
  『ねっこぼっこ』を日本で初めて翻訳したのは、詩人でドイツ文学者でもあった
  故生野幸吉先生です。生野先生は、少女時代の私の住まいから歩いてすぐ近くに
  住んでいらっしゃいました。その奥様が私のピアノの先生でもあり、よくお住まいを
  訪ねたものです。玄関に入ると、そこには洋風の芳醇な雰囲気が漂っていて、近所なのに
  遠くまで来たような気分になりました。お仕事柄、家にいらっしゃることが多かった先生から
  ご自身で翻訳された童話や絵本をいただいたこともありました。
   そんなつながりが、オルファースの絵本を私にいっそう身近にしてくれました。
  『ねっこぼっこ』の翻訳は、まるで、むかし少し知っていた素敵な人と改めて
  出会えたような うれしい作業となりました。
                              秦 理絵子   
    


オルファースの絵本は 絵が繊細で 芸術的です☆

だから 私の好みとしては ことばが簡潔で

挿絵からも 言葉からも 想像が生まれる

「ねっこぼっこ」が好きですね〜。

上記に “あとがき”をのせたのは 訳をされた方の 思いが

言葉のあたたかさ に繋がっていることを 感じたので 載せてみました。

名作って 家族の中から 生まれてることが 多いですよね〜♪♪♪

※オルファースの他の作品
 ・『森のおひめさま』
 ・『うさぎのくにへ』
 ・『風さん』
 ・『ちょうちょのくに』・・・→こちらも2冊、ちがう訳で出ています
 ・『ゆきのおしろへ』[ http://blogs.yahoo.co.jp/maru5maru8/24295361.html ]

「もぐらとずぼん」

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「もぐらとずぼん」

 文:エドアルド・ペチシカ
 絵:ズデネック・ミレル
 訳:うちだ りさこ
 ¥1200
 福音館書店
 4歳〜 (お話しがすこし長いので3歳後半〜)


もぐらは、土の中で、宝物をみつけました。
なわと 安全ピンと 釘と まりと かがみ☆
もぐらは 得意そうに あたりを見回しました。すると、あおいズボンが 目につきました。
なんでも入ってしまいそうな、大きな 大きなポケットのついた ずぼんです。

もぐらは、ちょうちょうに 話を聞こうと 追いかけているうちに 川にぼしゃーん!
「だれだ、うるさい!」 川の中から エビガニが顔を出しました。
「すみません。ポケットのついたずぼん、どこへいったら 見つかるか しりませんか?」
「わしの所へ きれをもっておいで。ずぼんの かたちに、切ってあげるよ。」

岸へ上がり、巣をぬっている よしきりを見つけて 頼みました。
「ズボンのかたちに 切ったきれを もってきたら ぬってあげるよ。」

もぐらが 土の山に座っていると あまという花が もぐらに 話し掛けました。
「私の言う通りにすれば、ずぼんが 手に入るわ。私の周りのあざみや たんぽぽをぬいてちょうだい。
 それから、私の葉っぱを食べてしまう虫も追い払って!」

もぐらは、水をくんできて 一生懸命働き あまは ぐんぐん育ちました。
「さあ、こんどは私をぬくのよ。」
ぬいて たばねた あまを 川で水にひたし、水をすったあまを 岸に上げて 干しました。

そして、こうのとりのいる 池に 乾いたあまを かついでいきました。
あまの くきを コウノトリに折り曲げてもらい 
今度は はりねずみを 探しに行きました。


はりねずみは 気持ち良さそうに していて なかなか 起きてくれません。
「はりねずみくん、お願いだ。君のはりで あまのくきを すかせてもらいたいんだ。」
「うん うん、でも いそいでくれよ。でないと また 眠ってしまいそうだ」
もぐらは 大急ぎで あまをすきました。それでも、あまが すっかり すきあがらない うちに
はりねずみは また、眠ってしまいました。

すいた あまを持って、もぐらは クモの所へ かけていき、糸をつむいでもらいました。
つむいだ糸を こけももに お願いし、染めてもらいました。
その糸を アリ達が はたおりきで きれを おってくれます。
まわりで 虫たちも 応援しています。

きれは できあがりました。

もぐらは えびがにの ところへ かけつけました。
「これは すばらしい きれだ。こんな すばらしいきれを、わしは みたことがない。」
えびがには、きれを ずぼんのかたちと おおきな ぽけっとに 切ってくれました。

切ってもらったきれを もぐらは よしきりの所へ もっていきました。
「やくそくどおり ぬって あげよう」
「よしきりくん、ありがとう」

「ああ、なんて すてきな ずぼんだろう!
 なんて すてきな ぽけっとだろう!
 みつけた 宝物が そっくりはいるよ」
もぐらは かがみを のぞきました。
おおきな ポケットのついたずぼんは、それはそれは よくにあいました。

                             おしまい

 ・・・☆・・・☆・・・☆・・・☆・・・☆・・・

名作で有名な 1967年から愛されつづけている お話し^^☆

読み手には 長く 感じてしまうかもしれませんが

もぐら君と 森のなかまの協力で 出来上がる 一枚のズボン。

物が 溢れている 今だからこそ じっくり読んであげて欲しい 一冊です♪


※エドアルド・ペチシカさん&ズデネック・ミレルさんの他の作品
 
・『もぐらとじどうしゃ』 http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=1957
・『せかいでいちばんおかねもちのすずめ』 http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=10144

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「もものき なしのき プラムのき」

 作:ジャネット と アラン・アールバーグ
 訳:佐藤 涼子
 ¥1200
 評論社    3歳〜


ほんをひらいて よくみてごらん
かくれているひと みつけてごらん


もものき なしのき プラムのき
あまいプラムが かごいっぱい   おやゆびトムくん みーつけた!

おやゆびトムくん ほらあそこ
こっそりとだなで ジャムなめた  ハバードおばさん みーつけた!

ハバードおばさん ちかしつへ
おおきなパイざら よっこらしょ  シンデレラ みーつけた!

シンデレラは おそうじちゅう
はたきパタパタ ああいそがしい  三びきのくまさん みーつけた!

三びきのくまさん かりにいく
おっとっとっと きをつけて    かわいいぼうや みーつけた!

かわいいぼうや すやすやねてる
ゆりかごゆっくり ながれていった ボー・ピープちゃん みーつけた!

ボー・ピープちゃん なにしてる
おかにのぼって ひつじばん    ジャックとジル みーつけた!

ジャックとジルは みぞのなか
いどでみずくみ すってんころりん まじょばあさん みーつけた!

まじょばあさん ほうきでひゅーっ
おっとあぶない よしとくれ    ロビン・フッド みーつけた!

ロビン・フッド ひとやすみ
ひみつのかくれが もりのおく   三びきのくまさん またみーつけた!

三びきのくまさん えものはさっぱり
おや みてごらん ゆりかごだ   かわいいぼうや みーつけた!


かわいいぼうや よかったね
あれあれ とっても いいにおい  プラム・パイ みーつけた!

もものき なしのき プラムのき
ほかほか やきたて プラム・パイ  ほうら みんな みーつけた!

みんなそろって プラム・パイ!


・・・☆・・・☆・・・☆・・・

そう、次のページに出てくる人が かくれてるんです^^

でもね、その時 ページを ぺらぺら探すのもよし

最後まで 読んでみて

「もう一回!」って、くり返し くり返し 読んで探すことも楽しめる

やさしい かわいい あったか〜い 絵本ですよ^^☆

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