Under the Southerncross

北緯3度10分、東経101度39分。南十字星のもとより、あたたかいハートをとどけます。

創作

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  未来永劫 かわることなく続いていく季節

  連綿とつながっていく季節

  季節は めぐるものではなく

  移り変わるものではなく

  そこに そうして 同じ顔で いつもあるのだ

  つまり

  季節という概念自体 存在しないのだ

  このことが

  私を 混乱させる

  ありもしない次の季節を 待つ人はいない だれひとりとして

  そして 過ぎ去った季節を 名残惜しむこともない

  私だけが 身体中で ほんのすこしの

  変化を 期待しながら 感じとろうとしてしている

  たとえば 朝の来る時間

  太陽の 落ちる 位置

  季節のないことの 気楽さだけが ここにある

  それが 私を 安心させ そして 絶望させるのだ 

風は 雨の湿度をはこび

雲をつれてくる

RAIN FOREST

耐え切れなく 水を ふくんだ 空が

すべての 上に 落ちてくる

RAIN FOREST

降り込められることのない みじかい 雨

足もとの 緑は 渇きを知ることはない

RAIN FOREST

雨は 雨粒ではなく

空と 地上を つなぐ 水の通路

RAIN FOREST

水の 流れは

空からなのか 地上からなのか

RAIN FOREST

南国の 雨は はげしいスコールなのかと

私に 問いかけた 君の声も

RAIN FOREST

雨の中を 踊り狂う 雷鳴に

かき消されてしまって

もう 2度と つたえられない

祈り

季節が かわっていくことが
待ち遠しかった
なぜなら 次の季節への
期待で ワクワクするから

春になれば 
桜は かならず咲く
夏休みの前には
通知表を もらわなければならないけれど
夏休みは かならずやってくる

きみたちが
ふっくらとした こころでいるあいだに
迎える季節は
残念だけれど
限りがあるのだ

永遠に 子どもでいることは
かなしいけれど できやしないのだ

きみたちの 顔がくもることを
私は恐れている
しかし
私の手で 雲をぬぐうことはせずにいよう

私自身が
ズタズタに引き裂かれて
血を流していようとも
まっすぐに みつめていこう
なぜなら
それは
信じているからだ
祈りが そこに あるからだ

強くて 優しいものが
いちばん 美しいのだ

いちにち

沈みゆく ひとまわりおおきな 太陽は

空を 雲を 大地を 海を こがしている

夕暮のひと時は 

惜別の おもいが おしよせるけれど

安堵と包容の 母の胸にかえるように

漆黒の闇には

あたたかさが溢れている

感謝と 期待をもって

眠りにつこう

きみたちが 夢の飛行船で

虹を とびこえているとき

きらきらの 明日が 訪れるようにと

準備は もう はじまっている

あたらしい 太陽が  あたらしい 朝を

連れてきたとき 

わたしの 一日が おわり そして 始まるのだ

エール

母なる海の濃度につつまれていたころは
苦しみも悲しみもなく
ただ平穏な安心とまばゆい希望だけがあった

新緑を呼吸しはじめたときから
こころは不安や心配に占領されることになった

しかし誰もが知っているのだ
それを嘆くことがどれほど愚かなことか

この世界は光り輝いている
美しさで満ちている
生の歓喜があらゆるところにあふれている

伝えなければならないのはそのことだ
生きるに値する生を生きているというそのことだ

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