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先週の週末の事です。
私は会社でいつものように外回り前の書類整理に追われていました。
「主任、コーヒーをどうぞ」
ウィスパーボイスというのだろうか優しい神秘的な声に顔を上げる。
にっこりと微笑む今年の春入社したショートカットの女の子がそこにはいた。
「ありがとう」
軽く会釈して立ち去る彼女の後姿を眺めながら、
少し心が癒された気分になる。
最初は失敗ばかりしていた彼女ももうすっかり会社に慣れたようだ。
容姿もスーツに着られている雰囲気があったが、
今ではすっかりOL姿が板についている。
夏の初めにメガネからコンタクトに変えた時はずいぶん大人びて見えた。
子供の成長を喜ぶ親の気持ちってこんなものだろうか?
暖かい気持ちでコーヒーを手に取る。
カップの下には一枚のメモが・・・
(主任、お話したい事があります。今晩時間をいただきませんか?
映画館下のミスドで待ってます。)
驚きのあまりコーヒーをパソコンに噴出しそうになった。
以前から彼女の私への好意には思い当たるふしがあった。
会社の飲み会ではいつもさりげなく私の隣に座っていたし、
社員旅行の時はふざけて一緒にプリクラをとって恥ずかしい思いもした。
私も彼女の事は・・・
・・・長々とすみません。
すべて妄想です。
こんなときめくような事ってないですよね〜
年をとったせいでしょうか?
・・・最近、お風呂に入ると「あ〜」と声が出ます。
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