丸いウォンバットの観察日記@

月末は忙しいのでなかなか更新できません orz

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突然ながら、今日、彼女に別れを告げられた。
詳しい話は長くなるので省くが、付き合い始めて二週間。
「お互いの傷が浅いうちに」と言う彼女の、否、元彼女の言い分だった。
ショックだった。
酒でも飲んで帰ろうかと思ったが、給料日前の私の財布がそれを許さなかった。
彼女との約束を延期して妹の口紅を買いに行ったのが原因だろうか?
でもそれくらいの事で別れるとは思えない。
きっと彼女にしか分からない理由があったのだろう。

「ただいま」
消えそうな声で、帰宅を告げる。
「おっかえり〜」
正反対の明るい声で妹。
黙って自分の部屋に入ろうとする私に、妹がさらに明るい声をかける。
「ねえ、ねえ。お兄ちゃんに買ってもらった口紅、付けてみたよ。似合う?」
「ああ」
ろくに見ないで返事をする
「どうしたの?元気ないね。・・・わかった。彼女とケンカしたんでしょ!」
「うるさいっ!」
私は妹を怒鳴りつけ、部屋に入った。
ドアの音を大きく響かせながら。

妹が悪い訳ではない。
ただ私は一人になりたかった。
私はベッドに寝転んで頭から布団をかぶった。

しばらくすると控えめなノックの音が・・・
黙っていると、ゆっくりとドアが開く。
「なんだよ」
「・・・ごめんね」
「なんで謝るんだよ」
「冗談だったの・・・」
「もういいよ」
妹は静かにベッドの横に来ると、無言で私の横に腰をかけた。
「ほんとにケンカしたの」
「いや。ふられた」
「えっ。なんで」
「しらねー」
妹の優しい声を聞いているうちにささくれ立っていた心が癒されていくのがわかる。
「馬鹿だよ。お兄ちゃんをふるなんて・・・」
「そうだな。もったいないお化けがでるよな」
「そうだね・・・」
気が付けば、妹が優しく私の頭をなでていた。
「どこかに俺の本当の良さがわかる女はいないかな」
「いないんじゃない」
「ひでーな」
妹がクスッと笑う。
「もしそんな女の人がいなかったら、私がお兄ちゃんのお嫁さんになってあげる」
「そういや子供の頃よく言ってたな。お前」
「子供の頃はお兄ちゃんが理想のタイプだったもん」
「今はどうなんだ?」
妹はじっと私を見つめる。
「・・・今も変わらないよ」
私は妹の視線に耐えられなくなり背中を向けた。
妹はそんな私の頭を優しくなでる。
すねた子供をあやすように。
「口紅。似合ってるぞ」
背中を向けたままぶっきらぼうに言う。
これが私にできる最後の抵抗だった。
「ありがとう」
妹の口調は優しさに満ちていた。

今日は、私の方がこまったちゃんである。

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あれっ、忘れてた。

☆★祝★3000ひっと!!感謝!!★★



いつの間にか、到達してしまいました。
これも皆様方のご支援、ご愛顧の賜物です。

で、気がついたのですが、2000ヒットのお祝いしてなかったような・・・
これも私がうっかりもののせいですね。

こんな私のつたないブログですが、
これからもよろしくお願いします。

2CH

とうとう私も2CHデビューしました。
といっても書き込みをしたのではなく、
バッシングの対象としてです。

電脳世界への進出が遅かった私ですが、
まさか自分があの2CHでバッシングの対象として書き込まれるとは
夢にも思っていなかったです。
しかし、見た事もない相手に「死ね」と言われるのはけっこうショックですね、
ネットでは当たり前の様に使われる言葉ですがそんな言葉を使われたのは何年振りでしょう。

まあ、自分のネット上での言論に原因があったわけですので
そういった点を反省しなければなりません。
そういった事もありこの「反省会」という書庫を新たに設けました。

今後、私の記事等コメントにご批判がある方はこちらで承りますので、
よろしくお願いします。

最後に過去に私のコメントで不快な気分になられた方、
申し訳ありませんでした。

れおんの秘話

吾輩は犬である。
名前はれおん。
青木家の主である。
私は小明という娘の相手に多少うんざり気味である。

この小明という娘は普段は家にいないくせに
たまに帰って来ては私にべたべたと甘える。
迷惑な話だ。
 
今日も雨の中散歩に出かけ、
濡れて気分の良い私を無理やりお風呂に入れおった。
迷惑な話だ。

私が気持ちよく寝ている寝床に後からやって来て、
私の安眠を邪魔する。
迷惑な話だ。

しかし、私は知っている。
彼女が寂しがり屋だって事を、
一人の時にふと見せる切なそうな表情も
みんなの為にいっしょうけんめい笑顔を振り撒いている事も
しかたがない。
今夜は特別に私の横で眠る事をゆるしてやろう。
特別にだぞ!
迷惑な話だ。

仕方がない。
この娘は、私の事を誰よりも愛してくれているのだから。
本当に迷惑な話だ。

Sの悲劇

学生時代、ドーナツショップでアルバイトしていた時の話です。
友人のS君はナイトベーカー(朝一で販売するドーナツの製造)を終え、いつものように帰宅しました。
自宅にかえって後は寝るだけ、そう思っていたS君は呆然となりました。

なぜなら、そこに家族の姿はなく。家中の家具に「差し押さえ」の札が貼られていたのです。
後で知ることとなったのですが、彼の母が公営住宅の家賃を長期間滞納していたそうで、その結果がそれでした。

一夜で家なき子となった彼は、その後、友人の家でペットとして飼われる事となったのですが、周囲の生暖かい愛の手と自分の努力で自立し、みごと人間の地位を取り戻しました。

めでたし、めでたし。

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