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「私の名前はドクターマルイ。
職業は科学者である。
そして、私のとなりにいるのが、
助手のなまこ君だ」
「ししょうー。そんな白衣を着て何やってるんです」
「今日は科学者と助手のコントだから、
博士と呼びなさい」
「はい。ししょー」
「キミ、分かってて言ってるだろう」
なまこの頭をグリグリする博士。
「スミマセン。博士・・・・・・
ところで、科学者という設定だそうですが、
いったい何を研究しているんですか?」
「いい質問だね。なまこ君。
科学者といってもいろいろいるからね。
発酵食品の研究をしている禿げた科学者とか、
正義の心をもった原子力サイボーグを作ってる科学者とか、
私の場合は、一言でいえば、マッドサイエンティストである」
「ああ、マ○キヨの本社がある」
「それは千葉県の松戸だ。
古典的なボケはいらないから」
「博士と助手という設定がすでに古典的なような気が・・・・・・」
「ま、まぁ、そんな事を言ってるといつまでも話が進まないので、
さっさと本題に移るぞ」
「まさか、博士! 研究していた発明品が完成したんですか?」
「そうだよなまこ君。これを見たまえ。
ちゃらちゃらっちゃらー♪
物質合成機」
「博士。なぜドラえもんの声真似をする必要があるんですか?」
「いや、なんとなく」
「・・・・・・ところでこの物質合成機とはどんな発明なんですか?」
「知りたいか? じゃぁ説明してやろう。
こちらのAのカプセルに任意の物質を入れる。
そして、こっちのBのカプセルにまた別の物質を入れる。
そしてこのスイッチを押すと
AとBの二つを合成した物質が誕生するのだ」
「よく分からないけどすごいですね」
「論より証拠。実際に実験するから見ていたまえ。
先ず、Aにトンカツを入れる。
次に、Bにカレーライスをいれる。
そしてスイッチON」
装置が「ずごごごごぉーーー」と唸りをあげる。
数秒後、「チンッ」と音がして装置が止まる。
「完成だ。こちらの取り出し口をあけるとほらっ」
「おお、すごいカツカレーができてる。
・・・・・・って、普通に調理した方が早くないですか?」
「なまこ君。キミは私がどうしてこの機械を作ったか
分かってないからそんな事がいえるんだ」
「カツカレーが食べたかったからじゃないんですか?」
「違うっ!じゃあその理由を教えてあげよう・・・・・・」
つづく
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