丸いウォンバットの観察日記@

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やっぱりあかりんは私の事を愛しているようです。
http://yaplog.jp/benijake148/archive/9774
↑(タイトルに注目)


ちなみに私はこのタイトルを初めて見た時、

「丸いと言う面(つら)で」

と読んでしまいました。



で・・・・・・以下妄想。

丸井というブサイク面(つら)で
私のファンだって?

ふんっ!
キモイわよ。
鏡を見て出直して来なさい。

あんたみたいな大して金を持ってないファンが
いても私はちっとも嬉しくないのよ。


というあかりんの隠されたメッセージかと思ってしまいました。


でも、本文をよく読むとそうではないようなので安心しました。

というか、これって最近シャツが縮んでいる
私への愛の告白ともとれませんか?

きっとそうです。

そうに違いありません!

そうであって欲しいです☆


みなさん。
私、間違ってないですよね?




雪中強行初詣を敢行した丸井兄妹ですが、
なんとか無事、琴平につく事ができました。

境内周辺は混雑が予想されたので
駅裏にある駐車場に車を停めて
そこから二人、てくてく歩いての参拝です。

「うう。疲れた・・・・・・」

「なに言ってるの。今、登り始めたばかりでしょ」

参道の土産物屋が並ぶ階段に差し掛かったところで
弱音を吐く私。
半分冗談であるが、半分マジだった。

「さむい〜。マフラー貸して」

「いやっ! 加齢臭がうつる」

甘えてみたが、冷たくあしらわれた。

「石段上がってるとだんだん温かくなるわよ」

「あっ、ソフトクリーム売ってる。
 この真冬に買うようなバカがいるのかなぁ」

参道沿いにある土産物屋の中に
なぜかハチミツの専門店があった。
そこでハチミツ味のソフトクリームを売っていたのだ。

「お兄ちゃんみたいなバカは世の中に沢山いるわよ」

「俺、知能テストで140以上とった事があるんだけど」

「何年前の話よっ!」

「・・・・・・ごにょ十年前」

こんな感じで妹と私は仲睦まじく
なんとか延々と続く石段を登りきり参拝を済ませた。



「小豆がゆ美味しかったね☆」

「ああ。小豆がゆって初めて食べたけど
 美味しかった。
 並んだ甲斐があったな」

境内で振舞われていた小豆がゆは
冷え切った身体を温めると同時に
疲れた身体を優しく癒してくれた。



小豆がゆで体力と体温を回復した私は
快調に階段を下っていく。

・・・・・・はずだった。

「あれっ、足がぷるぷるしてる」

日頃の運動不足か、年齢による衰えなのか?
下りでは生まれたての仔牛のように
ぷるぷると足を震わせているオッサンの姿があった。

「なっさけないわねぇ〜」

哀れなオッサンを見るような目でこっちを見る妹。
(いや、その通りなんだが・・・)

「ちょっとマテ! お前も足が震えてないか?」

よく見ると妹の足もぷるぷるしている。

「わっ、私はちょっと寒いのよ・・・・・・」

いや、どう見ても震えているのは足だけなのだが
これ以上ツッコむと後が怖いので止めておく。



よろよろしながらもなんとか下山した我々は
駐車場に特設されたうどん屋でうどんを食べた。

「うどん、いまいちだったね」

「うん。ちょっとなぁ・・・・・・
 なぁ、ソフトクリーム買ってやろうか?」

うどんを食って身体が温まった私は調子に乗って
ソフトクリームに食指が動いた。

「はぁ? ばっかじゃない?
 さっき真冬にソフトクリーム食うバカがいるかって
 お兄ちゃん言ってたじゃないの?」

「いや、さっきはさっき。
 こうして身体が温まったら冷たいのもいいかなぁと思って」

「いいんじゃない」

「お前はいらないのか?」

「うん。私はお利巧さんだから
 ・・・・・・あっ、でも一口だけ」

私はハチミツ屋でソフトクリームを一つ買って、
妹と分けあって食べた。
ほのかに蜂蜜のフレーバーが口の中に広がるソフトクリームは
なかなかに美味しかった。



「また寒くなったんだけど・・・・・・」

参道を抜け、シャッターの閉まった商店街を歩きながら
私はソフトクリームを食べた事を猛烈に後悔していた。

身体全体が寒さでガタガタと震えている。

「もう。本当にバカなんだから」

後を歩く妹が呟く。

「マフラー貸して・・・・・・」

「いやよ。加齢臭がうつるから」

妹がこんなに薄情だとは思わなかった。
いつも「お兄ちゃんラブ」だと思ってたのに。

憎まれ口の一つも叩いてやろうかと思った瞬間、
ふっと背後から妹が私の首に両腕を回してきた。
私が後ろから抱きしめられた恰好になった。

「マフラーの代わり。こうすれば温かいでしょ」

「でもこのままじゃ歩けないよ」

ひと気の無い商店街で立ち尽くす二人。

「じゃあ久しぶりにお兄ちゃんにおんぶしてもらおうかな?
 そう言えば子供の頃、
 よくお兄ちゃんにおんぶしてもらったよね」

「今でも、子供みたいなもんだろ」

年の離れた妹は、私にとって娘みたいな存在でもある。
妹が幼い頃に亡くなった彼女の父親の代わりと言ってはなんだが。

「もうっ、いつまでも子供扱いして。
 そんな事言ってると、
 あっという間にお嫁に行っちゃうんだからね」

「それは・・・・・・ちょっと寂しいなぁ」

「その前にお兄ちゃんがお嫁さんもらわないとね」

「それは・・・・・・ちょっと難しいなぁ」

「・・・・・・じゃあ老後は二人でいっしょに暮らしてあげる」

「嫁にも行かずか?」

「別にいいもん」

「・・・・・・」

私が返事に困って黙っていると、
首筋で妹がクンクンと臭いを嗅いでいる。

「お兄ちゃんの匂いがする」

「加齢臭って言いたいんだろ?」

「うーんとね。お日様にあたったオッサンの匂い」

「オッサンは余計だ」

「私、お兄ちゃんの匂いって好きだよ」

「バカッ! 恥ずかしいこと言うな」

「あっ、赤くなった〜
 それだけ赤くなったんだったらもう寒くないよね」

そう言ってゆっくり私から離れる妹。

振り返らなかったので確認のしようが無いが、
きっと妹は小悪魔のような微笑を瞳に浮かべていただろう。

純真なオッサンをからかって・・・・・・
妹は本当にこまったちゃんである。






↓こんぴらさんの境内にて
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